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国際社会のなかの芸術的日本を知ろう

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授業の概要

19世紀末に「Le Japon Artistique (芸術的日本)」という雑誌が英仏独の三カ国語で出され、日本の芸術と産業の精華をヨーロッパに広く知らしめました。もちろんこれは西洋から見た日本でしかありませんが、しかし文化的なアイデンティティが外国との接点において強く意識されるということも事実です。この授業では国際的な視点から日本の文化や芸術を見つめ直すことが目標です。クリエイターを目指すかたにも、芸術的な日本の特色を知ることは大いに役立つことでしょう。

1限目: 世界文学のなかの日本文学

日本文学の国際化は、想像以上に古くから始まっています。ヴァージニア・ウルフが「源氏物語」の英訳の書評を書いたのは、1925年のことでした。永井荷風にいたっては、自作のフランス語訳について書かれた批評を自ら日本語に訳しています。見えないところで、外国文学と日本文学はつながっているのです。外から見た日本文学には、もちろん誤解もありますが、それ以上に、作品に対する新鮮な視線が特徴的です。

漱石の『草枕』は漢文調で書かれているために、日本の読者にとっては少し埃のかぶった作品になっていますが、翻訳で読むと、斬新なスタイルの小説であることが見えてきます。そんな観点から、日本文学を読み直してみましょう。

 

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