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グローバル・ネットワーク時代のコミュニケーション論:デジタル文化の現在篇

デジタル情報は急激な勢いで増加しています。いまの風景にはデジタル機器があちらこちらに遍在しています。人間が意識しなくとも、コンピュータ同士の通信も大量に行われています。こうしたなかで、なにが生まれ、なにが失われていくのでしょうか。「グローバル・ネットワーク時代のコミュニケーション論」の2限目から5限目までの4回にわたって、デジタル文化の現在を考えていきます。

2限目:「デジタルの際」デジタル文化の現在 篇


2限目では、こうした点に関する全体像を確認した後、知覚や身体の面から動画(動くイメージ)という存在に着目します。デジタル時代のメディアは、人間の身体から私たちを解放してくれました。デジタル・ネットワークが地域に縛られないグローバルなネットワークを作り出しただけでなく、デジタル・アニメーションやCGグラフィックスは、実写では不可能な映像を通じて、自由な表現を手に入れています。

しかし同時に、近年のデジタル・メディアは、むしろ身体に強く訴えかけるような表現がますます増えています。『アナと雪の女王』のように、観客たちがつられて歌いだしてしまうようなケースも現れました。しかしこうした作品やそれを生み出したメディア環境は逆に、身体の存在を強く意識させ、時には身体に縛られているような感覚さえも生みだしています。私たちは、デジタル時代の自由な表現と、身体の関係をどのように考えたらよいのでしょうか。ここでは、デジタル・メディアと身体や感覚の関係を、さまざまな動画表現を取り上げながら話していきます。

なお、この2限目の授業は、『デジタルの際』(聖学院大学出版会, 2014)の序章・第5章の内容に相当します。

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参考文献:『デジタルの際』(河島茂生編著, 聖学院大学出版会, 2014)
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学生代表

  • 大木 しのぶ

    大木 しのぶ

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    「一次的生動性」と「二次的生動性」
    05:33  (43:15 ~ )
    デジタルテクノロジーと身体
    04:59  (48:48 ~ )
    デジタルテクノロジーと身体
    02:57  (53:47 ~ )
    【後半】質疑応答
    Q:なぜ心臓ピクニックとういう名称なのでしょうか?
    00:56  (56:44 ~ )
    Q:インターネット上にアップされた画像データなど、毎日蓄積されていくと思いますが、いつかデータが置けるスペースや場所はどうなるんでしょうか?
    01:50  (57:40 ~ )
    Q:90年代の半ばから後半にかけて、デジタルが全面に出てきた気がします。何か背景や理由などがあったのでしょうか?
    02:56  (59:30 ~ )
    Q:身体性へのコミットや没入感の高まりに、必ずしもIT進化や高精細なビジュアルは必要なのでしょうか?
      (1:02:26 ~ )