1限目:現代日本文化篇「多重な自己と他者」とそのゆくえ
思想という面から見ると、多元化した相対主義の時代が現代といえます。
外面的な価値が多様化しただけでなく、わたしたちをとりまく他者がさまざまなかたちで私にむきあいせまってきます。私自身もまた多様な仮面をかぶっているともいえます。いわば自己と他者が多重化し、その多重化した世界がますます渾沌としているのが現在です。
こんな状況の中で、人文学を学ぶとはいかなる事か、という問題を、いくつかのテーマに分けて考えたいと思います。
- 人文学の意味
- 人間関係の変質ー現代日本思想のながれからふりかえる
- 多重化する他者と自己とそのゆくえ
- 自己と他者をめぐる思想史へ
【スクーを通じて、もう一度大学へ】
スクーでは全国10の大学と連携し、ビジネスパーソン向けに、大学ならではの授業を開講しております。早稲田大学・関西学院大学・法政大学などはじめとする日本全国の大学が誇る名授業を通じて、仕事に活きる教養を身につけられます。
スクー×全国10大学(2015年版)はこちら
https://schoo.jp/campaign/2015/univ_2015