本授業では、私が昨年のゴールデンウイークに作った、シンプルなメモ帳Webアプリ「wri.pe」をどうやって作っていったのかを解説します。第3回目の今回は、【リリース編】です。
前回作ったコードを実装し、ユーザーに使っていただくためのリリース作業を行います。リリースの前には、各種OS/ブラウザを行いたいのですが、一人で、色々な環境でテストをするのは大変です。そこで、Seleniumというブラウザを用いた自動テストツールを使い、多様な環境でwri.peのテストを自動的に行う環境を構築します。
wri.peでは、メンテナンスを自分で行わないで済ませるために、Ruby on RailsをサポートしたPaaSの「Heroku」を使っています。
Herokuは、一般的なRailsの実行環境以外に、全文検索や監視、統計情報などをアドオンとして提供しており、これを駆使することで、サーバ管理者が居なくても24時間、安定してサービスを提供することができます。
本授業では、リリースにあたって行った上記、についてを解説できればと思います。
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