優秀な人材を獲得するために経営者が身に付けるべき「採用学」

優秀な人材を獲得するために経営者が身に付けるべき「採用学」

コース概要を見る
  • 初回から並べる
  • 最新から並べる

コース概要

 この講義では,企業の「採用」に関する様々な問題についてお話をしていきます。企業の採用活動は、大きく分けて、「募集(候補者を集める)」と「選抜(候補者の中から選び出す)」と「定着(社員として一人前にする)」という3つのフェーズに分けることができます。

講義では、こうした3つのフェーズに合わせてお話をしていこうと思います。前篇では最初の2つのフェーズを,そして後編では最後のフェーズを取り上げる予定です。

前半の1時間は,募集と選抜という2つのフェーズについて解説をしたいと思います。良い人材を獲得するために,企業はまず,質の高い候補者母集団を集めなければならないわけですが,そのような質の高い母集団はどのようにすれば集まるのでしょうか

その集団の中から、どのように優秀な人材を見抜けばよいのでしょうか。どのような点に注目して、どのような手法によって、それを見ればよいのでしょうか。このような「募集」と「選抜」の問題について,私自身の研究成果も含めて、現在の科学がたどり着いている知見を紹介したいと思います。あわせて、採用活動において企業がどのような理屈で、どのような活動をしているのか、その内幕にも迫りたいと思います。