この授業ではWeb制作で人気のある開発環境を簡単に構築できるXAMPP(ザンプ)をインストールします。
PHPは通常サーバーと呼ばれる専用のコンピュータ上で動きます。サーバーはレンタルすることもできるのですが、今回は無料で利用できるよう、あなたのパソコンの中に仮想的にサーバーを設置できるソフトを使います。それがXAMPPです。
XAMPPはただ仮想的にサーバーをつくるだけでなく、PHPやデータベース(Mysql)といった、Webサービスの開発に人気のソフト一式を自動で入れてくれます。
※ この授業はMac向けです。Windowsをお使いの方は以下授業になります。
PHP入門 開発環境準備 - プログラミングを始める前の必須項目【Windowsで受講される方】
1. ダウンロード
以下リンクにアクセスすると、自動的にダウンロードがスタートします。
http://downloads.sourceforge.net/project/xampp/XAMPP%20Mac%20OS%20X/1.8.3/xampp-osx-1.8.3-5-installer.dmg
※ 自動ダウンロードは開始まで5秒程かかります。他のリンクは押さずにそのまましばらくお待ち下さい。
2. インストール
ダウンロードした『xampp-osx-1.8.3-5-installer.dmg』をダブルクリックして下さい。
Setupが開始されるので、手順にしたがって『Next』を押します。
下記の通りチェックが入っている事を確認して『Next』を押します。
手順にしたがって『Next』を押します。
下記のようなチェック項目が現れたら、チェックを外して『Next』を押します。
手順にしたがって『Next』を押します。
インストール完了です。『Finish』を押すとXAMPPが起動します。
3. 起動
XAMPPが起動していない場合は、 Finderのメニューから『移動』⇢『アプリケーション』⇢『XAMPP』⇢『manager-osx』をクリックして、XAMPPを起動して下さい。
XAMPPが起動すると、下記のような画面が現れます。
4. サーバーの起動
起動した『XAMPP』の画面から、『Manage Servers』の項目を選択し、『Start All』をクリックしてサーバーを起動して下さい。
無事起動すると、『Status』の項目が『Stopped』から『Running』に変わります。
5. 動作確認
『XAMMP』の画面から、『Welcome』⇢『Go To Application』をクリックして下さい。正しく設定されていれば、ブラウザが起動し、XAMMPの画面が表示されます。
6. PHPのファイルを設置してみよう!
PHPのファイルをダウンロードして、実際に動かしてみましょう。
ここをクリックして test.php.zip をダウンロードして下さい。
ダウンロードしたファイルをダブルクリックすると、zipファイルが解凍され、test.phpというファイルが現れます。
XAMPPの起動画面から、『Welcome』⇢『Open Application Folder』をクリックして下さい。Finderでファイルの一覧が表示されます。その中の『htdocs』ディレクトリに『text.php』をコピーして下さい。
※ 『htdocs』は『ドキュメントルート』と呼ばれる特別なディレクトリで、ここに設置したものが 『http://localhost/<ファイルの名前>』でアクセスできるようになります。
7. 設置したファイルをブラウザで見てみよう!
Webブラウザ(safari、chrome等)を立ち上げて、『http://localhost/test.php』にアクセスしてみてください。
無事画面が表示されれば設定完了です。お疲れ様でした。
下記のように『文字化け』する場合は、『エンコーディング』の設定が必要です。
お使いのブラウザがsafariの場合、safariのメニューから『表示』⇢『テキストエンコーディング』⇢『Unicode (UTF-8)』を選んで下さい。
これからプログラミングの勉強をはじめたい人