第8回の授業ではgemを使用しておりますが、現在DIVERではYarnを使用して解説をしております。
Ruby on Rails 入門
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コース概要

この授業では、RubyやRuby on Railsを活用する目的や意義を理解し、簡易なWebアプリケーションを開発できるようになることを目指します。必要なRailsの構造や初心者がつまずきやすい観点を中心に学習していきます。プログラミング経験ゼロ、あるいは非エンジニアで独学で勉強している方でも安心してご受講いただけます。

▪︎つまづきやすい観点
 - CoC:処理の流れ
  URL名、コントローラクラス名、モデルクラス名、テーブル名の由来
  レイアウトとテンプレートとパーシャル
 - ストロングパラメータ
  HTTPリクエストの受け取りは params、ホワイトリスト許可
 - 環境
 - アセットパイプライン
  SASS、Coffee、マニフェストファイル
 - アソシエーションと外部結合

※この授業は、基本的にプログラミング初心者の方を対象としておりますが、下記の授業を事前に受講しておくと、よりスムーズに受講できます。
Ruby入門
Ruby実践

※この授業では、オンライン・プログラミング学習サービス「DIVER」を副教材として使います。
「DIVER」は、ハイレベル・プログラミングスクール「DIVE INTO CODE」で使用されるオリジナル教材の中から、初級者でも独学可能なテキストの一部をWeb上に無料公開したオンライン学習サービスです。プログラミング初級者やWebエンジニアへの転身を図る現役システムエンジニアの方が、Ruby/Ruby on Railsを体系的に習得できる内容となっています。
▼オンライン・プログラミング学習サービス「DIVER」
https://diver.diveintocode.jp/

※本授業のツールは、下記のバージョンを使用します。
・Ubuntu 14.04
・Ruby 2.3.0
・Ruby on Rails 5.1.2

 

▪︎第1回の見どころ
このコースでは、Ruby on Railsを学ぶ上で躓きやすいポイントを中心に野呂先生にわかりやすく解説いただきます。第1回では、RubyやRuby on Railsを活用する目的や意義について中心に講義をいただきます。
まずは、Ruby on Railsで開発されたサービスについて学習してきます。私たちが普段良く目にする、あんなサービスやこんなサービスもみんなRuby on Railsを使用しています。
次は、システム開発の全体像や流れをご説明いただきます。今回のコースはあくまでその過程における“開発作業”に焦点を当てているというお話をしていただきます。
次はその“開発作業”の流れを解説いただきます。特にインターネットに公開に関するフェーズでは、「Cloud9」と「Heroku」という2つのクラウドサービスを使用すると無料で行うことができます。また「Cloud9」を使えば、初心者にはとてもハードルの高い開発環境作りをボタン一つで行うことができます。先生曰く、最初に挫折しないことがプログラミング学習において重要とのこと。プログラミング初心者の方はぜひ参考にしてみてください。
次は「開発言語」について。60年前から進化し続ける開発言語の歴史や、「なぜ、このように言語がたくさん生まれるのか?」を教えていただきます。言語が進化し続ける分、エンジニアもその進化についていくため、学び続けなければいけません。プログラミング学習における、学び続けることの重要性を先生に説明いただきます。
そして授業後半は、いよいよ本題である「Ruby on Rails」について。唯一日本で生まれた言語「Ruby」のフレームワークである「Ruby on Rails」の位置付け、開発者の考え方、野呂先生がRubyを選んだ理由などを学んでいきます。特にRailsの処理の流れを銀行の窓口の流れに例えた箇所は非常にわかりやすいので、必見です。

 

▪︎第2回の見どころ
第2回では、Ruby on Railsで開発ができるように、開発環境を構築する方法、その手順を学習していきます。
まずは、前回でも触れた開発環境について復習していきます。開発環境とは、Webサーバやフレームワーク、開発言語、データベースなど開発作業に必要な場所と道具のこと。通常初心者が1から独学で環境を構築することは非常にハードルが高いのですが、本授業でも使用するCloud9を利用すればボタンひとつで構築が可能になります。
次は、初心者にはハードルが高い「ターミナル操作」についての基礎を学んでいきます。ターミナルは、マウス操作などではなく文字でコンピューターを操作するための窓口のこと。授業では、初心者にはなかなかイメージのしづらい「ターミナル操作」について丁寧に教えていただきますが、ポイントは「1行ずつ進めること」。また注意点は「半角文字で操作すること」と「どこのフォルダ上にいるかを把握すること」の2つ。詳しくは授業を実際にご受講ください。
授業後半は、さまざまな開発環境の紹介です。本授業でも使用するCloud9のデメリットのひとつは、クレジットカードしか使用できないこと。授業では、クレジットカードをお持ちでない方の代替案もご説明いただきます。また最後は、処理スピードが早く、ほとんどの実務で利用されている“ローカル環境”についてもご説明いただきます。それぞれの環境のメリットデメリットを知って、自分に合った環境で開発をしていきましょう。

 

▪︎第3回の見どころ
第3回では、Ruby on Railsを活用して、簡単なブログアプリケーションを作成することで、Webアプリケーションを開発し始めることができることを目指します。
まずは、必要な処理の流れを形づくることができるフレームワークである、Ruby on Railsの全体概要を復習していきます。その後、Railsのコマンドを実行するだけでWebアプリケーションの開発ができるという本日の作業の流れを簡単に確認していきます。
その後、フレームワークの構造そのものを生成する“rails new”、必要ファイルを自動生成することができる“Rails generate”及びMVC全てを生成することができる“scaffold”、Rails独自の記法で、SQLでいう“CREATE DATEBASE”“CREATE TABLE”にあたる“db:create”“db:migrate”について、最後はHTTPサーバを起動する“rails server”について学習していきます。
授業の中では先生がハンズオンで教えてくださいます。高度な内容になっていますので、何回も復習して学習していきましょう。

 

▪︎第4回の見どころ
第4回では、前回作ったブログアプリを使って、Webアプリケーションのリクエストからレスポンスまでの処理の流れを理解していきます。
まずは、前回の授業でも学習した、Webブラウザから送られたHTTP通信をサーバが受け取り役割に応じて処理が順番に流れレスポンスが返るという処理の流れを復習していきます。その際、処理の流れを読み解くための“6つの目”というキーワードが出てきます。先生曰く、Railsの流れを理解する上で最も重要なポイントの一つということ。今回は、前回以上に高度な内容になってきますので、ぜひ何度も繰り返し復習し学びを深めていきましょう。

こんな人にオススメ

基礎からRuby on Railsを学びWebアプリケーションを開発してみたい方。