リーダーシップは、特別な人のものではない。
自分に合うリーダーシップを発見し、実践しよう。
「リーダーシップとは、組織を率いる一部の人が持っていれば良いもの」
「優秀なリーダーは高いカリスマ性でぐいぐいチームを引っ張る存在である」
多くの人が持っているこのようなリーダー像は近年、崩れつつあります。
日本では「出来ればリーダーにはなりたくない」「リーダーシップを取るのは苦手」という人が多くいるそうです。これは競争を好まない、出る杭は打たれるなどの日本人の文化や慣習が大きく影響しているのかもしれません。しかし、絶えず変化し、複雑化していく現代社会に柔軟に対応していくため、組織やチームメンバーそれぞれが自律的に動き、シチュエーションによって適切にリーダーシップを発揮することが求められるようになってきたのです。
今回は、立教大学大学院ビジネススクールで『リーダーシップ』をご専門に研究されている安部 哲也先生をお招きし、リーダーシップの基本を教えていただきます。自分に合うリーダーシップを発見して、実践するきっかけをこの授業で掴んでいきましょう。
【講師プロフィール】
安部 哲也
立教大学大学院 ビジネスデザイン研究科 教授
EQパートナーズ株式会社 代表取締役社長
中央大学法学部卒業、Bond大学大学院 MBA修了。パナソニック(当時松下電器)にて、営業・マーケティング・海外(香港)駐在員などを経験。EQパートナーズ株式会社を設立、代表取締役社長。立教大学大学院 ビジネスデザイン研究科(MBA)教授として、リーダーシップ論等を担当。EQ Partners シンガポールオフィスを設立、代表。著書に『ワールドクラスリーダーシップ―自分・チーム・世界・社会をリードする』(同友館)、『課長の心得』(総合法令出版)がある。