教養としての「社会課題」入門シリーズ

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コース概要

これからの時代、社会課題を知ることは「教養」の一つになります。

 

「多様性」を社会に実装するために求められるのは、社会にある課題や多様な価値観を理解する力。それらを理解するためには、社会が抱える課題の背景や構造、また捉え方について知ることが必要です。

 

「教養としての社会課題入門」シリーズは毎月開講(2020年9月〜2021年7月)。“なんとなく知っているけど理解はできていない” さまざまな社会課題についての「視点」や「捉え方」をアップデートしていきます。

 

——授業ラインナップ——

 

【1】LGBT入門——性における認識をアップデートする(fair 松岡宗嗣)

【2】はじめての不倫学——「社会課題」として考える(ホワイトハンズ 坂爪真吾)

【3】ホームレス問題から「貧困」について考える(ビッグイシュー日本 佐野未来)

【4】「子どもの貧困・教育格差」に大人はどう向き合うべきか(チャンス・フォー・チルドレン 今井悠介)

【5】アメリカ大統領選を前に考える「黒人差別問題」の本質と行方/ニューヨーク現地レポート(HSWジャパン渡邊裕子)

【6】薬物、ギャンブル、アルコール……「依存症」という社会課題の捉え方(ギャンブル依存症問題を考える会 田中紀子)

【7】誰もが「生き直せる」社会に——2人に1人が再犯者となる刑務所出所者の更生支援(株式会社生き直し 千葉龍一)

【8】日本の中にある「難民問題」——日本で生きる難民たちの今を知る(弁護士 駒井知会)

【9】3.11被災者たちが見る「亡き人の夢」の意味——遺族たちの「夢」を思考する(関西学院大学社会学部 金菱清)

【10】“おっちゃん”たちに誇りを取り戻す——ホームレス問題に挑む社会起業家が見つけた「働く意味」(Homedoor 川口加奈)
    ※上記授業は、2022年4月16日(土)24:00をもちまして公開を終了いたしました。

【11】学校リスクの「見える化」活動——長時間労働、部活動、理不尽校則などの教育問題を問い直す(名古屋大学大学院 内田良)

【12】なぜ「痴漢問題」はなくならないのか——女性ではなく男性の問題として考える(大船榎本クリニック 斉藤章佳)

【13】“違い”を楽しめるような社会に——マイノリティとして生きる当事者視点から考える(漫画家・タレント 星野ルネ)

 

※各授業の概要は、以下の「授業リスト」からご覧いただけます。

担当の先生

斉藤 章佳

斉藤 章佳

大船榎本クリニック精神保健福祉部長

1979年生まれ。大卒後、アジア最大規模といわれる依存症施設である榎本クリニックにソーシャルワーカーとして、約20年に渡りアルコール依存症を中心にギャンブル・薬物・摂食障害・性犯罪・児童虐待・DV・クレプトマニアなど様々なアディクション問題に携わる。その後、2020年4月から現職。専門は加害者臨床で現在まで2000名以上の性犯罪者の治療に関わる。また、都内更生保護施設では長年「酒害・薬害教育プログラム」の講師をつとめている。小中学校では薬物乱用防止教育をはじめ、大学でも早期の依存症教育に積極的に取り組んでおり、全国での講演も含めその活動は幅広くマスコミでも度々取り上げられている。著書に「性依存症の治療」 金剛出版.2014(共著)、「性依存症のリアル」 金剛出版.2015(共著)「男が痴漢になる理由」 イースト・プレス.2017、「万引き依存症」 イースト・プレス.2018、「小児性愛という病-それは、愛ではない~」 ブックマン社.2019、「しくじらない飲み方-酒に逃げずに生きるには」 集英社.2020、「セックス依存症」 幻冬舎.2020、「行為依存と刑事弁護」 日本加除出版.2021(共著)、監修に漫画「セックス依存症になりました。」(津島隆太作、集英社)がある。