4/20(Sat)

今日の生放送

<先生紹介>

羽山 祥樹(はやま よしき) インフォメーションアーキテクト

インフォメーションアーキテクト 羽山 祥樹先生

インフォメーションアーキテクト。使いやすいWebサイトを作る専門家。担当したWebサイトが、雑誌のWebユーザビリティランキングで国内トップクラスの評価を受ける。


<学べるポイント>

仮説を検証するために、インタビュー調査をする時、気をつけるべき「選択的認知」について具体的な例を出しながら解説しています。

<動画内容>

インタビュー調査をすると大抵「当たっていた」と感じます。これが選択的認知です。
人間には選択的認知という認知の働きがあります。これはどういう働きかというと、「自分が興味のある情報ほど目に入りやすい」という働きです。先入観といってもいいですね。

これは認知の働き、人の自然な心の働きなので、あなたがどんなに頭がよくても逃れることができません。

さっきのインタビューで選択的認知を強調してみましょう。ここから「選択的認知」の理解についての話を進めていきます。

例えばあなたがインタビューするとします。で、あなたが「資格は社内の評価のためだろ!」って予想してインタビューしていたら、少なくともさっきの文章がどういう風に見えたかということです。

査定でプラスになる、昇格につながる、社内でも評価されるなど、この辺がすごく意識に残ったと思うんです。とするとその状態であなたはインタビュー終った後にこう思うんですね「仮説あたってた!」。

ではもう一ついってみましょう。もし、資格は受験費用とかが気になる話だよね、と思ってたとしましょう。そうするとさっきと同じ文章でも、受験のコストが気になっているとしたら、受験料が5100円、3000円、日曜日1日つぶれる、受験料仕方ないかな、この辺り気になっていて「仮説あたってた!」と思うでしょ?思うんですよね。

ではもう一ついってみましょう。資格は転職のためだよ、と思っていたとします。すると全く同じインタビューでも、「履歴書にも書ける」「公的資格なら世の中でも評価される、というこの辺がすごく気になったと思うんです。でどうなるか…「仮説あたってた」と思います。

これが選択的認知なんです。

インタビューしてなんでこの授業を僕が一生懸命説明しようと思ったかというとインタビューをして、その結果を直感でなんとなく受け取ると、あなたは「俺の仮説当たってた!」この仮説でサービス作ればいけると思ってしまうんです。

 

ユーザーが使いやすいWebサイトを作りたい人必見!UI・UXを学ぶためのオンライン動画授業3選

Webサイト作成に興味のあるあなたにUI・UXを学ぶための授業3選をご紹介します!
これらの授業を通じて、UI・UXについて理解することができます。
ぜひこれらの授業を受講し、Webデザインに関する知識を身につけましょう!

 

1.UX & Service Sketch

UX & Service Sketchは、サービスデザインという観点から毎月3名程度登壇者をお迎えして、テーマに沿ったお話をいただく、という会です。

事業開発・新規事業に携わっていらっしゃる登壇者から直接ケーススタディを聞くことで、各自の仕事に活かせる気付きを自ら得ることを目的とします。

少しでもUXに興味があり、世の中良くしていきたい心をお持ちの方は、ぜひご覧ください。

 

2.「なぜ?」で紐解く『Mirrativ』のUIデザインプロセス

■どんな思考プロセスを経て、そのデザインに辿り着いたのか?
■なぜそのデザインを採用したのか?

すべてのデザインには理由があります。そこで本授業では、DeNAのゲーム実況生配信アプリ『Mirrativ』を題材にして、そんなデザインの決定プロセスを明らかにします。

1つのデザインが創り上げられる過程と理由を学ぶことで、日々のデザイン業務を改善しましょう。

 

3.UXとは何か-NewsPicksのユーザー体験を考える

本授業では、「使い手の体験」を指すUX(User experience)について、「UXとはそもそも何なのか?」「良いUX、悪いUXとはなにか?」という問いを考えていきます。

複数のサイトやアプリを見ながら、UXについて様々な考え方や解を得ていきましょう。

 

いかがでしたでしょうか?

これらの授業を受講することで、UI・UXに関する基本的な知識を身につけることが出来るでしょう。
さらに、これらの授業を通じて、自身がこれからWebデザインとどのように関わっていこうかを考えることも出来たのではないでしょうか?

スクーではこれら3つの授業以外にWebデザインに関する授業を多数開講しています。 ぜひスクーでさまざまな授業を受講し、Webデザインに関する知見を深めていきましょう!

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