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かわしま しげお

河島 茂生

聖学院大学政治経済学部准教授

聖学院大学政治経済学部准教授、明治大学情報コミュニケーション学部・資格課程兼任講師。2002年慶應義塾大学総合政策学部卒業。2004年東京大学大学院学際情報学府修士課程修了を経て、2010年同博士課程修了。博士(学際情報学)。情報学の基礎理論や社会情報学、図書館情報学にまたがる研究教育活動を行なっている。主な著書として、『デジタルの際』(編著, 聖学院大学出版会, 2014)、『情報倫理の挑戦』(共編著, 学文社, 近刊)、『基礎情報学のヴァイアビリティ』(共編著, 東京大学出版会, 2014)、『図書館情報技術論』(編著, ミネルヴァ書房, 2013)などがある。(2015年4月現在)

河島 茂生

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担当のコース

この授業では、グローバル・ネットワーク時代と共に変化する私たちのコミュニケーションのあり方や、新たに生まれ、そして失われていくもの、さらに人文学について学んでいきます。 【スクーを通じて、もう一度大学へ】 スクーでは全国10の大学と連携し、ビジネスパーソン向けに、大学ならではの授業を開講しております。早稲田大学・関西学院大学・法政大学などはじめとする日本全国の大学が誇る名授業を通じて、仕事に活きる教養を身につけられます。 スクー×全国10大学(2015年版)はこちら https://schoo.jp/campaign/2015/univ_2015

担当の授業一覧 全4授業

グローバル・ネットワーク時代のコミュニケーション論:ゲームの場篇

第5回 グローバル・ネットワーク時代のコミュニケーション論:ゲームの場篇(60分)

2015年5月29日放送

デジタル情報は急激な勢いで増加しています。いまの風景にはデジタル機器があちらこちらに遍在しています。人間が意識しなくとも、コンピュータ同士の通信も大量に行われています。こうしたなかで、なにが生まれ、なにが失われていくのでしょうか。「グローバル・ネットワーク時代のコミュニケーション論」の2時限目から5時限目までの4回にわたって、デジタル文化の現在を考えていきます。 5限目:「デジタルの際」ゲームの場 篇 電車のなかでケータイの画面を食い入るように見ている人が大勢います。その人たちは、ソーシャル・ゲームをやっていることが少なくありません。ゲームのデジタル化・ネットワーク化・ポータル化が進んだ結果だといえます。 そのようななかで、ゲームセンターはどうなっているでしょうか。人々は、身体的なつながりを欲してゲームセンターに集まり、コミュニケーション・ノートを通じて言葉を交わしています。デジタル社会のなかの場の意味を考えていきたいと思います。 なお、5時限目の授業は、『デジタルの際』(聖学院大学出版会, 2014)の第8章の内容に相当します。 ----- 参考文献:『デジタルの際』(河島茂生編著, 聖学院大学出版会, 2014) ----   【スクーを通じて、もう一度大学へ】 スクーでは全国10の大学と連携し、ビジネスパーソン向けに、大学ならではの授業を開講しております。早稲田大学・関西学院大学・法政大学などはじめとする日本全国の大学が誇る名授業を通じて、仕事に活きる教養を身につけられます。 スクー×全国10大学(2015年版)はこちら https://schoo.jp/campaign/2015/univ_2015

グローバル・ネットワーク時代のコミュニケーション論:ネットビジネス篇

第4回 グローバル・ネットワーク時代のコミュニケーション論:ネットビジネス篇(60分)

2015年5月22日放送

デジタル情報は急激な勢いで増加しています。いまの風景にはデジタル機器があちらこちらに遍在しています。人間が意識しなくとも、コンピュータ同士の通信も大量に行われています。こうしたなかで、なにが生まれ、なにが失われていくのでしょうか。「グローバル・ネットワーク時代のコミュニケーション論」の2時限目から5時限目までの4回にわたって、デジタル文化の現在を考えていきます。 4限目:「デジタルの際」ネットビジネス篇 インターネット上でクチコミなどのユーザ生成型コンテンツが増えています。しかし、そこからどのように利益を拡大していくのでしょうか。クックパッドのように海外に活路を見いだす場合もありますが、アットコスメのように物財ビジネスを展開している例も見受けられます。デジタル情報がそのなかで完結せず、物質性を帯びた領域にまで及んでいます。 インターネット上のコミュニケーションも変容してきています。Twitterのタイムラインに典型的にみられるように、同じサービスを利用していても、別の画面をみていることが増えてきました。さらに、それほどコミュニケーションの相手の様子を探ることなく、気が向いたときにコミュニケーションする様子も見えてきます。では、それは、どのようにネットビジネスに関わっていくでしょうか。物財ビジネスにも絡めながら、ビッグデータによって収益化を図ろうとする動きを見ていきます。 なお、4時限目の授業は、『デジタルの際』(聖学院大学出版会, 2014)の第1章の内容に相当します。 ----- 参考文献:『デジタルの際』(河島茂生編著, 聖学院大学出版会, 2014) ----   【授業のアジェンダ】 「ネットワークビジネス篇」の位置づけ UGM事業の物質化 UGMにおけるコミュニケーションの新潮流 UGMとビッグデータビジネス   【スクーを通じて、もう一度大学へ】 スクーでは全国10の大学と連携し、ビジネスパーソン向けに、大学ならではの授業を開講しております。早稲田大学・関西学院大学・法政大学などはじめとする日本全国の大学が誇る名授業を通じて、仕事に活きる教養を身につけられます。 スクー×全国10大学(2015年版)はこちら https://schoo.jp/campaign/2015/univ_2015

グローバル・ネットワーク時代のコミュニケーション論:ネットコミュニケーション篇

第3回 グローバル・ネットワーク時代のコミュニケーション論:ネットコミュニケーション篇(60分)

2015年5月8日放送

デジタル情報は急激な勢いで増加しています。いまの風景にはデジタル機器があちらこちらに遍在しています。人間が意識しなくとも、コンピュータ同士の通信も大量に行われています。こうしたなかで、なにが生まれ、なにが失われていくのでしょうか。「グローバル・ネットワーク時代のコミュニケーション論」の2時限目から5時限目までの4回にわたって、デジタル文化の現在を考えていきます。 3限目:「デジタルの際」ネットコミュニケーション篇 毎日、インターネットでコミュニケーションが行われています。そのなかで、コミュニケーションが集合性を帯びていくことがあります。ウィキペディアしかり、クチコミサイトしかりです。あるいは、Twitterのハッシュタグや初音ミクなどの二次創作もそうでしょう。 この授業では、そうしたインターネット上の集合性の運動を「2ちゃんねる個人情報流出事件」を例にして分かりやすく説明します。この事件を学ぶことで、ネット文化の特性が垣間見えるでしょう。また、デジタル・メディアの普及にともない、私たちの人格(社会的自己)にも変化が訪れています。監視技術や実名SNSなどによって複数の人格が結合されることも増えています。そうした点についても触れ、私たちの行く末をともに考えていきたいと思います。 なお、この3時限目の授業は、『デジタルの際』(聖学院大学出版会, 2014)の第2章・第3章の内容に相当します。 ----- 参考文献:『デジタルの際』(河島茂生編著, 聖学院大学出版会, 2014) ----   【スクーを通じて、もう一度大学へ】 スクーでは全国10の大学と連携し、ビジネスパーソン向けに、大学ならではの授業を開講しております。早稲田大学・関西学院大学・法政大学などはじめとする日本全国の大学が誇る名授業を通じて、仕事に活きる教養を身につけられます。 スクー×全国10大学(2015年版)はこちら https://schoo.jp/campaign/2015/univ_2015

グローバル・ネットワーク時代のコミュニケーション論:デジタル文化の現在篇

第2回 グローバル・ネットワーク時代のコミュニケーション論:デジタル文化の現在篇(60分)

2015年4月17日放送

デジタル情報は急激な勢いで増加しています。いまの風景にはデジタル機器があちらこちらに遍在しています。人間が意識しなくとも、コンピュータ同士の通信も大量に行われています。こうしたなかで、なにが生まれ、なにが失われていくのでしょうか。「グローバル・ネットワーク時代のコミュニケーション論」の2限目から5限目までの4回にわたって、デジタル文化の現在を考えていきます。 2限目:「デジタルの際」デジタル文化の現在 篇 2限目では、こうした点に関する全体像を確認した後、知覚や身体の面から動画(動くイメージ)という存在に着目します。デジタル時代のメディアは、人間の身体から私たちを解放してくれました。デジタル・ネットワークが地域に縛られないグローバルなネットワークを作り出しただけでなく、デジタル・アニメーションやCGグラフィックスは、実写では不可能な映像を通じて、自由な表現を手に入れています。 しかし同時に、近年のデジタル・メディアは、むしろ身体に強く訴えかけるような表現がますます増えています。『アナと雪の女王』のように、観客たちがつられて歌いだしてしまうようなケースも現れました。しかしこうした作品やそれを生み出したメディア環境は逆に、身体の存在を強く意識させ、時には身体に縛られているような感覚さえも生みだしています。私たちは、デジタル時代の自由な表現と、身体の関係をどのように考えたらよいのでしょうか。ここでは、デジタル・メディアと身体や感覚の関係を、さまざまな動画表現を取り上げながら話していきます。 なお、この2限目の授業は、『デジタルの際』(聖学院大学出版会, 2014)の序章・第5章の内容に相当します。 ----- 参考文献:『デジタルの際』(河島茂生編著, 聖学院大学出版会, 2014) ----   【スクーを通じて、もう一度大学へ】 スクーでは全国10の大学と連携し、ビジネスパーソン向けに、大学ならではの授業を開講しております。早稲田大学・関西学院大学・法政大学などはじめとする日本全国の大学が誇る名授業を通じて、仕事に活きる教養を身につけられます。 スクー×全国10大学(2015年版)はこちら https://schoo.jp/campaign/2015/univ_2015