4/24(Wed)

今日の生放送

あかがわ まなぶ

赤川 学

東京大学大学院教授

1967年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科社会学専攻博士課程修了。博士(社会学)。現在、東京大学大学院人文社会系研究科教授。専門は社会問題の社会学、歴史社会学、セクシュアリティ研究、人口減少社会論。著書に『子どもが減って何が悪いか!』『これが答えだ! 少子化問題』(ちくま新書)、『明治の「性典」を作った男: 謎の医学者・千葉繁を追う』(筑摩選書)、『セクシュアリティの歴史社会学』(勁草書房)、『社会問題の社会学』(弘文堂)など多数。

赤川 学

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性の悩みをオープンに、真面目に語る生放送 十分な性教育を受ける機会が少ない日本。性にまつわる正しい知識がないことで、性病にかかったり、性交渉に困難を感じたりする方が多くいます。そこでTENGAヘルスケアとSchooは、性の悩みや問題のない社会を目指して、大人のための性教育授業をスタートします。 本放送では、性にまつわる課題を一つ設定し、その現状と課題、解決策について学んでいきます。単なる講義だけでなく、専門家と一緒にディスカッションを行うことで、身体を守る実践的知識を身に着けましょう。 ■受講する際のポイント 「自分ごとに捉えよう」  性は自分だけでなく、周囲の人や、将来の子供達の命にも関わることです。一人ひとりが責任感を持ち、他者の目線に立ち返りながら受講しましょう。 「恥ずかしがらず、朗らかに語ろう」  昨今の日本は性をタブー視する風潮から、性についてオープンに語る機会があまりありません。この放送を通して、性について真正面から語ってみませんか。 ■受講生と一緒に性を考えるモデレータ 西野 芙美 TENGAヘルスケア広報 1989年生まれ。早稲田大学文化構想学部で史学、文学、哲学等を学び、卒業後は人材紹介会社、出版社での勤務を経て株式会社TENGAに入社。2017年12月より広報宣伝部広報チームマネージャー。TENGAブランドのほか、医療・福祉・教育分野の専門家と連携して性の問題解決を目指すグループ会社「TENGAヘルスケア」の広報を担当。 ■性の悩みに応える専門家 ※決まり次第こちらでお知らせ致します

この授業を一言で表すと... 「自慰の歴史を学ぶ授業です。」 人間は、古くから今に至るまで自慰を行ってきました。 しかし、同じ自慰行為であっても、時代や場所が違えば、その意味するものは大きく異なります。 時に、宗教の教えから悪とされ、 時に、身体への悪影響を指摘され、 時に、社会から後ろ指を刺されました。 そして人類は悪戦苦闘の末、オナニーの自由を獲得しています。 今、私たちが持つ「オナニーをする自由」「オナニーからの自由」は、決して当然ではなかったのです。 そこで本授業は、宗教・医療・社会といった複合的視点から、オナニーの社会的意味を紐解きます。   この授業で学べること ・明治以前、明治から現代にかけてのオナニーの意味の歴史 ・宗教をバックボーンとした欧米におけるオナニー思想と、近代日本への輸入について ・社会におけるオナニーの扱いの社会的変遷(いかがわしいもの/健康を損ねるもの/自由であるべきもの)     こんな人にオススメ ・育児において、子供にオナニーをいかに伝えるべきか悩んでいる人 ・オナニーが好きな人/嫌いな人   予習授業 オトナの性的義務教育 -TENGAヘルスケアと性をオープンに語ろう- 講師プロフィール 赤川 学/東京大学大学院教授

様々な角度から「人間の不思議」に迫り、今の私たちの仕事や生活に役立てられる、普遍的な考え方を学ぶ授業です。   学者や研究者の方々の知見を踏まえ、アカデミックな視点から人の行動やふるまい、考え方の不思議に迫ります。日常で感じる「?」を起点に原理原則を考えていくことで、新しい気づきにつながっていくことでしょう。自分を取り巻く環境の解像度が上がる授業を目指していきます。   ▼学習ゴール アカデミックな知識を通して、時代に左右されない教養を身につける。  

数年前から叫ばれるようになった「猫ブーム」。2017年には犬の飼育頭数を猫が追い越し、メディアコンテンツにおいても猫を見ない日はありません。Instagramで日本で最も使われているハッシュタグが「#猫」であったり、猫が生み出す経済効果は2兆円を超えるという試算もあります。 なぜここまで猫が多くの人に愛されるのか、この理由を探り、社会や人の本質を考えていきます。 本授業は正解があるわけではありません。猫にまつわる調査やデータなどを織り交ぜながら、その背景にある本質をみんなで考察し、猫を通じて時代を読んでいきます。

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