4/25(Thu)

今日の生放送

すえなが ゆきほ

末永 幸歩

美術教師/東京学芸大学個人研究員/アーティスト

東京都出身。武蔵野美術大学造形学部卒業、東京学芸大学大学院教育学研究科(美術教育)修了。 東京学芸大学個人研究員として美術教育の研究に励む一方、中学・高校の美術教師として教壇に立つ。 「絵を描く」「ものをつくる」「美術史の知識を得る」といった知識・技術偏重型の美術教育に問題意識を持ち、アートを通して「ものの見方を広げる」ことに力点を置いたユニークな授業を展開。生徒たちからは「美術がこんなに楽しかったなんて!」「物事を考えるための基本がわかる授業」と大きな反響を得ている。 彫金家の曾祖父、七宝焼・彫金家の祖母、イラストレーターの父というアーティスト家系に育ち、幼少期からアートに親しむ。自らもアーティスト活動を行うとともに、内発的な興味・好奇心・疑問から創造的な活動を育む子ども向けのアートワークショップ「ひろば100」も企画・開催している。 著書に『「自分だけの答え」が見つかる 13歳からのアート思考』(ダイヤモンド社)がある。

末永 幸歩

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担当のコース

いま何を学べば置いていかれないのか、 これを見れば分かります。 書店やAmazonで人気のビジネス書を1冊ピックアップ。 その著者をゲストにお迎えして著書についてご解説いただく授業です。 ・この本を書いたキッカケ ・この本の1番のポイント ・読者に伝えたかったことは 等、著者の方に生インタビューをさせていただき、人気の秘密に迫ります。 この授業を毎週受ければネットや書店で検索することなく、簡単に世の中の学びのトレンドを知ることが出来ます。 いま自分が何を学べば分からない人は是非生放送にご参加ください。 人気の学びに触れることで、あなたに必要なことは何なのか見極めていきましょう。

担当の授業一覧 全1授業

『「自分だけの答え」が見つかる 13歳からのアート思考』著者:末永幸歩さん

第1回 『「自分だけの答え」が見つかる 13歳からのアート思考』著者:末永幸歩さん(60分)

2020年5月15日放送

※番組内で簡単なワークを行う予定です。あらかじめ「紙」と「鉛筆」をご用意いただいて、皆さんも是非ご参加ください。 今回取り上げる書籍は『「自分だけの答え」が見つかる 13歳からのアート思考』(末永幸歩著)です。 【書籍紹介】 ★各氏が大絶賛!! 藤原和博氏「美術は"思考力"を磨くための教科だったのか! とわかる本」 山口周氏「"考える"の前に"観る"がある。"観る"がなければ"考える"もない」 中原淳氏「爆発的に面白い!! 『図工2』の僕が、現代アートに惹かれる理由がわかった」 佐宗邦威氏「人間の"知覚"と"表現"という魔法の力を解放してくれる一冊! 」 700人超の中高生たちを熱狂させ、大人たちもいま最優先で受けたい授業が書籍化!! _____ いま、論理・戦略に基づくアプローチに限界を感じた人たちのあいだで、 「知覚」「感性」「直感」などが見直されつつある。 本書は、中高生向けの「美術」の授業をベースに、 - 「自分だけのものの見方」で世界を見つめ、 - 「自分なりの答え」を生み出し、 - それによって「新たな問い」を生み出す という、いわゆる「アート思考」のプロセスをわかりやすく解説した一冊。 論理もデータもあてにならない時代… 20世紀アートを代表する6作品で「アーティストのように考える方法」が手に入る! 「自分だけの視点」で物事を見て、「自分なりの答え」をつくりだす作法が身につく! _____ ◆本書の主な構成 [PROLOGUE] 「あなただけのかえる」の見つけ方 私たちは「1枚の絵画」すらもじっくり見られない 「中学生が嫌いになる教科」…第1位は「美術」!? 美術はいま、「大人が最優先で学び直すべき教科」 [ORIENTATION] アート思考ってなんだろう――「アートという植物」 つい私たちが見落とすこと――タンポポの思考実験 アート思考を構成する「3つの要素」 「正解を見つける力」から「答えをつくる力」へ [CLASS 1] 「すばらしい作品」ってどんなもの?――アート思考の幕開け 「ルネサンス画家」と「20世紀アーティスト」の違い アート界の秩序を破壊した「あるもの」 「答えが変化すること」を前提にした考える技術 [CLASS 2] 「リアルさ」ってなんだ?――目に映る世界の"ウソ" 「ピカソの絵にダメ出し」をしてみる 写実的な絵画は「非現実的」である あり得ないポーズのリアルな男たち 「鑑賞されること」を想定していない絵 [CLASS 3] アート作品の「見方」とは?――想像力をかき立てるもの 「無性に惹かれる絵」を生み出す方法 音楽を聴くとき私たちがしていること なぜこんなに「情報量」に差があるのか [CLASS 4] アートの「常識」ってどんなもの?――「視覚」から「思考」へ どこまで「常識」を脱ぎ捨てていくのか 「視覚」から「思考」への最後の"ダメ押し" 「シンプル」というよりは「お粗末」な茶碗 [CLASS 5] 私たちの目には「なに」が見えている?――「窓」から「床」へ 「気づかれていない共通点」がまだどこかにある じつは見えていない――「窓」と「床」の思考実験 絵画のとらえ方は無数にある [CLASS 6] アートってなんだ?――アート思考の極致 「どこまでがアート?」という問題 「台所洗剤」がなぜアート作品といえるのか アートという「神聖な城」は、どこにある? [EPILOGUE] 「愛すること」がある人のアート思考   末永 幸歩 美術教師/東京学芸大学個人研究員/アーティスト東京都出身。 武蔵野美術大学造形学部卒業、東京学芸大学大学院教育学研究科(美術教育)修了。 東京学芸大学個人研究員として美術教育の研究に励む一方、中学・高校の美術教師として教壇に立つ。 「絵を描く」「ものをつくる」「美術史の知識を得る」といった知識・技術偏重型の美術教育に問題意識を持ち、アートを通して「ものの見方を広げる」ことに力点を置いたユニークな授業を展開。 生徒たちからは「美術がこんなに楽しかったなんて!」「物事を考えるための基本がわかる授業」と大きな反響を得ている。 彫金家の曾祖父、七宝焼・彫金家の祖母、イラストレーターの父というアーティスト家系に育ち、幼少期からアートに親しむ。 自らもアーティスト活動を行うとともに、内発的な興味・好奇心・疑問から創造的な活動を育む子ども向けのアートワークショップ「ひろば100」も企画・開催している。 著書に『「自分だけの答え」が見つかる 13歳からのアート思考』(ダイヤモンド社)がある。