4/25(Thu)

今日の生放送

やまうち やすひろ

山内 康裕

マンガナイト代表

1979年生まれ。マンガを介したコミュニケーションを生み出すユニット「マンガナイト」を結成。イベント・ワークショップ・執筆・選書等を手がける。 また、マンガに関連した企画会社レインボーバード合同会社を設立。施設・展示・販促・商品等のコンテンツプロデュース・キュレーション・プランニング業務を提供している。

山内 康裕

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担当のコース

日本の出版史上で、最高初版発行部数をほこる作品を知っていますか? 実は、マンガ作品の「ONE PIECE」なんです。 人気小説「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」の290万部を抜き、今では400万部の大台を突破。最新刊までの累計発行部数は3億冊を突破しました。2013年下半期に話題をさらった作品「進撃の巨人」も、2013年12月発売の最新刊は初版200万部を超え話題になっています。 データ上でも日本人にとってとても馴染み深い「マンガ」、時代によってあり方は変化しますが、その時代のマンガを見れば世相が分かるとも言えます。 マンガをひも解くことで、現代社会やトレンドが見えてくるかもしれません。 この授業では、過去の話題になったマンガからトレンドや世相の歴史を学び、どんな見方をすればマンガから社会を読み解けるのかについて、一緒に考えてみたいと思います。 また、2014年に話題なりそうなマンガから今後のトレンドの予測についても議論してみましょう。

「マンガ大賞」 「このマンガがすごい!」 「このマンガを読め!」etc... みなさんは、どれくらいマンガのアワードや年間マンガランキングがあるか知っていますか?「テルマエ・ロマエ」、「進撃の巨人」、「聖おにいさん」……。 これらの作品は、アワードやランキングの大賞や第一位選出が大ヒットの一要因になったとも言えます。 アワードやランキング上位選出作品は社会やトレンドのイマを表しています。 一方で、上位選出作品を見てみると、どこも違う作品が選出されています。選者や主体、はたまた方式で選出作品は大きく変わるのです。 この授業では、まずアワードやランキングのからくりを解説しつつ、今年のアワードやランキング上位選出作品を数作品取り上げて、その注目やヒットの背景を、社会情勢やトレンドから紐解いてみます。 質疑応答では、みなさんと一緒に、2014年に話題になりそうなマンガの議論もしましょう。

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