4/19(Fri)

今日の生放送

 かいせつ先輩

仕事をするうえでコミュニケーションは必要不可欠だから、できれば円滑なコミュニケーションをサポートしてくれるようなツールを使いたいよね。そこで人気を集めているのがSlackなんだけど、使い方がよくわからないと悩んでいる人もいるんじゃないかな。

そんな人にオススメしたいのが、作業効率を高めるSlack(スラック)の活用法

本授業では、Slackの使い方を基礎から学べるよ。インストールしたものの使い方がよくわからない、便利な小ワザを身につけてさらにSlackを使いこなせるようになりたいと考えている人は、ぜひチェックしてみてね。

 

 

ーこの授業を無料で観るー

先生名:舟迫 鈴
 

授業概要:2013年8月のリリース後、わずか2年半でDAU200万を突破したアメリカ発のサービスで、日本でも導入企業が急速に拡大しているslackは、多くの企業で導入されています。slackを社内でのチャットツールとしてのみ利用している方が多いのではないでしょうか?しかし、slackにはチャット以外にも業務の効率を格段に上げてくれる便利な機能がたくさんついています。この授業でslackの便利な活用法を学び、業務効率をupさせましょう!

作業効率を高めるSlackの活用法
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「Slack(スラック)」とは?

 

猫田くん

Slackって何?

 

かいせつ先輩

Slackは、2013年にアメリカでリリースされたチームコミュニケーションツールのことだよ。専用のチャンネルを作ってチャットをすることで、チーム内のコミュニケーションが円滑に行われるようになるんだ。今ではIT企業をはじめとする多くの企業で導入されているよ。

 

当初は英語で使用しなければならないのが難点とされていたけど、2017年からは日本語でも使えるようになって、さらに使いやすくなったんだ。

 

Slackの基本情報については、授業でも先生が解説してくれたよ。

 

先生のご紹介

 

舟迫 鈴 (ふなば れい)

SELECK 編集長

東京大学法学部を卒業後、リーマン・ブラザーズにて株式金融商品の組成・販売を担当。その後オックスフォード大学への留学を経て、化粧品メーカーにて香水のブランド・マーケティングに従事。世界一周旅行から帰国した後、リレーションズに入社。SELECKの立ち上げに参画。名前は舟迫鈴と書いて「ふなばれい」と読む。

 

 

舟迫先生:Slackで一体どんなことができるのかというと、基本的には社内コミュニケーション向けのツールなので、チームや1対1でストレスなくリアルタイムでチャットコミュニケーションができます。

 

また、アプリがしっかりしているので、パソコンからだけでなくスマートフォンやタブレットなど閲覧環境を選ばずに使えます。あとはビジネスコミュニケーションだと過去のやり取りを参照したり、あとで見返したりすることも多いと思うんですが、保存や検索も非常に簡単です。また、いろいろなファイルの共有も簡単にできます。

 

 

作業効率を高めるSlack(スラック)の活用法

 

かいせつ先輩

ここからは、授業で先生が解説してくれた、Slackの便利な機能や覚えておきたい小ワザを学んでいくよ!使えそうなものはすぐに取り入れて、Slackを使いこなせるようになろう!

※本授業は、2016年6月に放送されたものです。2019年現在、Slackでは日本語の使用が可能です。授業で使用されたSlack画面は、現在と異なる場合があります。ご了承ください。

 

 

 

舟迫先生:ここからは、Slackの便利な機能をご紹介します。まず、デザインのカスタマイズです。左上のメニューから「Preferences」という項目を選んでクリックします。すると、サイドバーのデザインを選ぶことができます。

 

 

デフォルトでもいろいろ変えられるんですが、一番下の青いボタンをタップすると、自分でカラーコードを入れてカスタマイズすることも可能です。好きなカラーコードを入力することでいろいろ変えられるので、カラーコードの一覧を見ながらお好きなデザインに変更してみると、仕事のなかに潤いが生まれると思います。

 

 

続いては、メンション機能を説明します。メンション機能は特定の人に通知を飛ばせる機能になっていまして、「@」をつけることでメンションを飛ばせます。このように「@」の後ろに名前をつけると、その人に通知が飛ぶんですね。重要なことは、メンションを飛ばしてあげると気付きやすいです。

 

 

あとは、個人名のメンション以外もあります。例えば、「@」の後ろに「channel」と続けると、そのチャンネルに参加している全員に通知を飛ばせます。

 

 

誰宛に送ったかわからなくなるのがチャットツールの難しいところなんですが、Slackではメンションを使うことで特定の人に通知を飛ばせますし、右側の「@」を押すと自分宛てのメンションをまとめて確認できるんですね。なので、自分に振られたタスクやToDoを忘れないように確認できるのが便利だと思います。

 

 

続きまして、画像やURLの共有です。Slackの良いところの1つとして、ファイルの共有が非常に簡単で早いというのが挙げられます。ファイルを選んでドラッグ&ドロップしてアップロードボタンを押すだけで、すぐにファイルの共有ができます。画像データも同じです。コメントをつけて投稿もできますね。アップしたファイルは誰でもダウンロードができるので、共有が簡単にできます。ファイルにコメントもできるので、ファイル上でもやり取りができますね。

 

 

あとは、非常に便利な機能として検索があります。よく過去の投稿が迷子になってしまうということがあると思うんですが、右上の検索ボックスからフリーワードで検索すれば、その言葉が入っているメッセージやファイルを出せます。

 

 

検索するときに、検索条件を区切ることができます。例えばこのチャンネルにあるメッセージやファイルだけを検索したい場合は、検索ボックスに「in:」と打ってから「#」を入れて、チャンネル名を入れてから検索したいワードを入れることで出てきます。パフォーマンスも純粋に早くなりますし、「あのチャンネルに書いたあの投稿を見たい」というときに非常に便利ですね。

 

 

ここからは、Slackをもっと便利に使う小ワザをご紹介します。これまでご紹介したのは、ビジネスにおけるベーシックな課題を解決する機能だったんですが、次はもう少しおもしろいものを紹介できればと思っています。

 

まずは、引用と返信です。ビジネスシーンではよくメンバーの言葉を引用したり、特定の相手に返信したりしたいというケースがあると思います。引用するときは、半角の「>」を使っていきます。また、Copy Linkを使うと非常に便利なので、こちらもご紹介します。

 

 

引用したいものをコピー&ペーストして、その前に半角の「>」をつけることで引用形式で表示されます。

 

 

改行されている長い文章を引用するときは、「>」が1つだけだと最初の1文しか引用になりません。すべて引用したい場合は、「>>>」と3個つなげることで全体が引用になります。意外とこの3個つなげるというのはご存知ない方も多いので、覚えておきたいですね。

 

 

続いてはCopy Linkですが、Slackは1つ1つの投稿にURLがついているんですね。なので、コピーしたい投稿のメニューから「Copy Link」を選んで貼り付けて投稿すると、コピーした投稿を参照できます。このリンクをクリックすると、その投稿まで一気に飛べます。このリンクはほかのチャンネルに貼っても問題ないので、ほかのチャンネルの方にこの投稿を見て欲しいというときに便利ですね。

 

 

もう1個ご紹介したいのが、Pin機能です。Copy Linkと同様にメニューから「Pin」を選ぶと、その投稿が画面右に固定表示されるんですね。忘れたくないことやToDoはPinしておくと、忘れずに残しておけます。投稿が流れてしまっても、いつでもその投稿にアクセスできるようになるので便利です。

 

 

続いては、記法とスラッシュコマンドです。あまりピンとこないかもしれませんが、まず記法からご説明します。記法というのは、投稿の前後に特定の記号をつけることで、投稿文の見た目を変えることができる機能です。

 

 

例えば、投稿の前後に半角の「~」を入れることで、取り消し線をつけることができます。または、「_」を入れると斜めの字体になります。記法を入れるだけで、ちょっと便利な投稿ができますね。

 

 

続いて、スラッシュコマンドです。スラッシュコマンドというのはSlackの機能で、「/」とプラス何かでいろいろなことが実現できる命令文みたいなものですね。Slackに「あれして、これして」と指示できるイメージです。

 

 

スラッシュコマンドはたくさんあって覚えるのが難しいんですが、「/」と打つだけでいろいろ出てきてくれるので選べば大丈夫です。例えば「/who」と打つと、このチャンネルに誰がいるのか可視化されるんですね。誰がこのチャンネルに参加しているのかわからなくなることがあっても、Slackが教えてくれます。この投稿は自分にしか見えないので、わからなくなったとき気軽に使えます。

 

 

また、すごく便利なのが、「/remind」です。「/remind」のあと誰に、いつという条件を入れると、指示された時間にリマインドしてくれるんですね。今回はこのチャンネルに、授業終了10分前と文章をつけて19時50分にリマインドが届くようにします。するとSlackbotが「OK」と反応してくれるので、これで完了です。指定された時間になったら、リマインドされます。

 

 

続いては、ショートカットキーです。Slackにもいろいろなショートカットキーがあるので使ってみていただきたいんですが、覚える必要はありません。先ほどご紹介したスラッシュコマンドのなかに、ショートカットキーをカンニングできるものがあるのでそちらを使ってみましょう。

 

 

「/shortcuts」と打つと、このようにチートできるようになっているので、忘れたらここから確認できます。役に立つショートカットはいろいろあるんですが、例えばMacの場合は「Command」、Windowsであれば「Shift」を押して同時に「U」を押すと、ファイルのアップロード画面になります。あとは「Command +K」を押すと、自分が未読のスレッド一覧をチェックできます。チャンネルが多くなるといちいちスクロールするのが面倒なので、未読のチャンネルにすぐ飛べるのは便利です。

 

 

最後は、絵文字です。Slackの絵文字機能は非常におもしろいですね。基本的な使い方として、下のニコちゃんマークをクリックすると、絵文字がたくさん出てきます。この中から好きなものを選んで投稿することもできますし、文章を打ったあとに同じように絵文字を入れることもできます。ニコちゃんマークをクリックするほかに、「:」を打って入れるという方法もあります。

 

 

この絵文字は、リアクション機能にも使えます。リアクションは、絵文字を使って人の投稿に反応できるという機能です。リアクションしたい投稿のメニューから「Add reaction」というものを選ぶと、絵文字を選んでリアクションできます。これだと、寂しくないんですね。反応しやすいので、自分が投稿したときもリアクションが返ってきやすいです。

 

Q&A!みんな気になる、あの疑問に先生が回答

かいせつ先輩

ここでは、授業を受けた方の質問とそれに対する回答を紹介していくよ!

 

Q1:チャットワークとの決定的な違いと、Slackの利点は何でしょうか?

 

A1:私はチャットワークも使っていまして、非常に良いツールだと思っています。Slackはショートカットのコマンドなど、テクノロジー的な要素があるんですね。機能もかなりあるので、ITリテラシーの高い方にとってはSlackがおもしろいんじゃないかと思いますね。

 

 

Q2:そもそもどういう単位で登録し、チャンネル開設するのが良いかアドバイスがほしいです。

 

A2:弊社の場合は、登録は会社でしています。そして、チャンネルが部署です。チャンネルは全社が見るべきものや事業部ごとのものなど、かなり細かく分かれています。弊社は事業部が6個くらいに分かれるんですが、私たちのチームだけでもチャンネルが30個くらいあります。テーマ別に細かく分ける方が良いですね。

 

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