管理職研修のテーマ決めに必要な要素とテーマ別の研修をご紹介

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管理職研修を企画するとき、どのようなテーマがいいのか、どうやってテーマを決めればいいのかなど悩む人事担当者の方も少なくないと思われます。 テーマによって研修の方針や内容が決まってくるわけですから、明確なものを設定しておきたいものです。 そこでこの記事では、管理職研修のテーマをどのようなアプローチで決めればよいのかや他の企業はどのような内容か、テーマ別のおすすめの研修についても解説します。

<目次>
管理職研修のテーマを決めるための3要素
誰に対する研修か
いつまでにスキル・能力を身に着けてもらうか
研修を通してどのようになってもらいたいか
管理職研修のテーマと内容の企業事例
マネジメント実践コース(セイコーエプソン株式会社)
チェンジミーティング(メタウォーター株式会社)
マネジメント学び直し研修(共栄火災海上保険株式会社)
テーマ別のおすすめな管理職研修の内容
新任管理職の基礎作り
プレイングマネージャーの育成
部長級の管理職の育成
管理職研修ならSchooの研修パッケージがおすすめ
まとめ
 

管理職研修のテーマを決めるための3要素

自社オリジナルのテーマを作りたいと考えたとき、テーマを考えることから始めるのではなく、まずは自社の管理職の現状を洗い出すことが先決です。 その際、ビジネスでのオーソドックスなフレームワークである5W1Hのうち、Who(誰に)、When(いつまでに)、How(どのように)の3要素で考えると円滑に進めることができます。 ここでは、それらの3要素について具体的に解説します。

誰に対する研修か

対象者は管理職ということだけでは、テーマの絞り込みが難航してしまいます。 これから管理職になる社員なのか、既存の管理職であるのかということはもちろんのこと、それらの管理職がどういった課題を抱えているのかまで洗い出すことが重要です。 例えば、部下の育成がうまくいっていないことを多くの管理職が課題として持っているとすれば、部下に対する指導方法が適切でないことが考えられますから、「部下を最大限に伸ばす指導・育成方法」といったテーマを考えることができます。 管理職はさまざまな業務に携わっているため、それに伴い多くの課題を抱えていることと思われます。直接のヒアリングなどを通じて、それらの課題を可視化し、どういった管理職に対して研修をするのかを明確にすれば、テーマを考えやすくなるでしょう。

いつまでにスキル・能力を身に着けてもらうか

研修テーマを考えるにあたり、いつまでに必要なスキル・能力を身に着けてもらうのかという期限を考えることも重要な要素の一つです。 企業が打ち出す経営戦略によっては、短期間での管理職の育成が必要になることもあれば、数年かけてじっくりと育成することもあるかと思われます。 もし、早急に管理職の育成をしていかなければならないということであれば、「管理職養成短期コース」といったテーマを考えることができ、受講者側にも短期間でみっちりど学ぶのだなとイメージしやすくなります。 また、期限をあらかじめ決めておくことでテーマが決まりやすいだけでなく、期限内に育成するために必要な研修だけを絞り込むことにも役立てることができます。

研修を通してどのようになってもらいたいか

研修後の理想像から逆算してテーマを考えることもできます。研修を通じて、管理職の基礎を学んでもらいたいのか、幹部候補として必要な能力・スキルを身に着けてもらいたいのか、学んだことを実践できるレベルまでに成長してもらいたいのかなど、さまざまな理想像があるかと思います。 例えば、これから管理職になる社員に対して、まずは管理職としての考え方を身に着けてもらいたいという場合には、「マネージャーに必要なマインドセット」といったテーマが考えられます。 このように、どのようになってもらいたいかという理想像を明確にすることで、テーマの絞り込みも容易に進めることができるのです。

 

管理職研修のテーマと内容の企業事例

管理職研修のテーマを考えるとき、他社はどういったテーマで研修を実施しているのかと、気になる方も少なくないと思われます。 そこで、ここでは企業事例をもとに研修テーマとその内容についてご紹介しますので、ぜひテーマ決定や内容選定の参考にしてみてください。

マネジメント実践コース(セイコーエプソン株式会社)

オフィス・ホーム用インクジェットプリンターで有名なセイコーエプソン株式会社。 同社は、次世代のリーダーを育成することを目的として課長職手前の社員を対象に「マネジメント実践コース」というテーマで研修を実施しました。 研修の内容はリーダーに必要なマインドセットやマネジメントなどを網羅的に学びます。また、行動レベルまで落とし込むために研修後3か月の実践フォローを行い、学んだ内容の定着を図っています。 前述したテーマ設定の要素である、対象者といつまでにどのようになってもらいたいかが明確になっている事例です。また、研修で学んで終わりにせず、実践できるようになるまでフォローするというのも管理職を育成する方法のひとつではないでしょうか。

チェンジミーティング(メタウォーター株式会社)

メタウォーター株式会社は浄水場・下水処理場・ごみ処理施設向け設備などの設計・建設、各種機器類の設計・製造・販売などの水環境分野における、大手総合エンジニアリング会社です。 同社では、マネジメント層の意識と行動変容を促すために、2014年度から「チェンジミーティング」という制度を導入しました。 内容は、部長クラスの社員が年2回集まり、自身が作成した組織ビジョンを基に、各組織で実施していきます。そして、1週間ごとにレポートを作成し、フィードバックをもらいながら、改善に取り組むというものです。 この取り組みを3年間実施し、その中で現場の変革に取り組むという意識の変革だけでなく、ビジネスとしての成果も現れるといった、効果もあったそうです。 この事例では3年間と長期にわたる事例ですが、既存の管理職の意識改革・行動変容を促す事例として参考になるのではないでしょうか。

マネジメント学び直し研修(共栄火災海上保険株式会社)

火災保険、海上保険、傷害保険、自動車保険などのさまざまな保険を取り扱う共栄火災海上保険株式会社。 2018年度に新たな人事制度の導入に伴い、マネジメントの機能を「戦略」、「業務」、「人材」、「組織」の4つに整理・体系化。その機能ごとに必要なマネジメント・プロセスを整理し、管理職研修の内容にリンクさせました。 整理・体系化された内容をもとに、新任マネージャー研修を実施するのですが、既存のマネージャーにもこの研修に「マネジメント学び直し研修」としてライブ配信で参加してもらったそうです。 既存のマネージャーは、自身がこれまで受けてきた研修内容のおさらいができただけでなく、新任のマネージャーが学んでいることを一緒に学ぶことで、共通言語ができ、相互理解が進むことを目指しています。 この事例では、人事制度の変化に伴い実施された内容ですが、マネジメントに対する姿勢を全社的に統一する場合などには、既存のマネージャーに学び直しという形で新しいマネジメントのあり方を学んでもらうということも良いかもしれません。

 

テーマ別のおすすめな管理職研修の内容

管理職研修のテーマ決定のポイントや、企業事例を紹介しましたがいかがでしょうか。 テーマを設定したら、次は研修内容の選定です。その際、「新任の管理職にマネジメントを体系的に学んでもらいたい」といった場合など、どのような研修を取り入れればよいのか悩むこともあるかと思われます。 そこで、ここでは管理職研修に関する大まかなテーマを提示し、それに対しておすすめの研修をいくつかご紹介します。

新任管理職の基礎作り

新しく管理職になる社員には、プレイヤーからマネージャーとなるうえで管理職の役割を理解することに加えて、基本となるマネジメントスキルを身に着ける必要があります。 マネジメントスキルとして挙げられる内容としては、人材マネジメント、組織マネジメント、業務マネジメントの3つが代表的です。 これらの研修では、部下の適切な育成方法を理解したり、組織としての目標設定・進捗管理、業務上のリスク管理や業務効率改善など、管理職に必要なスキルを網羅的に学ぶことができます。 また、これらに加えてリーダーシップをうまく発揮できるか不安だという新任管理職も少なくありません。そういった場合にはリーダーシップ研修として、リーダーとしての考え方、メンバーを巻き込んで業務を進めるノウハウを指導するのもよいでしょう。

プレイングマネージャーの育成

人材不足が叫ばれる昨今では、管理職であってもプレイヤー業務をこなしながらマネジメントをしていく必要性が出てくるケースもあるでしょう。 そうしたプレイングマネージャーを育成するには、タイムマネジメント研修、チームビルディング研修、部下の育成・指導研修を磨く研修がおすすめです。 特に限られた時間を最大限に有効活用するタイムマネジメント研修は、プレイングマネージャーに必要なスキルとなります。 また、自分のプレイヤー業務に集中するあまり、部下の育成が疎かになってしまうことが考えられるため、多忙ななかで以下にうまく部下を指導するかについても研修を実施しておくと組織力アップにつながります。

部長級の管理職の育成

上級管理職として位置づけられる部長には、高度なマネジメントスキルが求められます。 必要なスキルとして、人材・組織・業務マネジメントはもちろんのこと、市場分析から事業の戦略を策定する、言わば経営者目線が他の管理職に比べて重視されます。 そのため、おすすめの研修内容としては、市場環境分析・事業立案戦略といった研修です。自分が担当する事業に取り巻く外部・内部環境を把握し、経営資源をいかに有効活用していくかといった戦略を考えます。 研修では、市場分析や戦略策定のためのフレームワークだけでなく、実際の事例を用いたケーススタディを取り入れることで受講者も理解を深めることができます。

 

管理職研修ならSchooの研修パッケージがおすすめ

管理職研修を、内製で行うことも可能ですが、研修プログラムの作成にはかなりの時間と工数がかかります。

Schooビジネスプランは階層別・職種別・テーマ別の研修を行うことができる、社員研修・人材育成向けの定額制オンライン学習サービスです。Schooでは各階層の研修や、各テーマに関する研修のパッケージを数多くご用意しております。そのため、簡単に研修を始めることが可能です。さらに、動画は毎月追加されているため最新のスキルや情報を得ることができ、動画で楽しみながら学べます。また、動画数は国内最大級で企業内にある動画も活用できるため、それぞれの会社オリジナルの研修プログラムも作成可能です。

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まとめ

管理職のテーマ決定のポイントから、企業事例、おすすめの研修内容について解説しました。 テーマを絞り込む際には、社内の管理職が抱える課題から考えたり、期限や理想からの逆算といったアプローチをとることで、より具体的なテーマを設定できます。 また、テーマが明確であればあるほど、取り入れる研修内容も絞り込みやすくなりますので、この記事で解説したポイントをもとにテーマを検討してみてください。

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