グローバル・ネットワーク時代のコミュニケーション論

グローバル・ネットワーク時代のコミュニケーション論:現代日本文化篇「多重な自己と他者」とそのゆくえ

第1回:2015年4月10日公開

60min

グローバル・ネットワーク時代のコミュニケーション論:現代日本文化篇「多重な自己と他者」とそのゆくえ

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コース概要

この授業では、グローバル・ネットワーク時代と共に変化する私たちのコミュニケーションのあり方や、新たに生まれ、そして失われていくもの、さらに人文学について学んでいきます。

【スクーを通じて、もう一度大学へ】
スクーでは全国10の大学と連携し、ビジネスパーソン向けに、大学ならではの授業を開講しております。早稲田大学・関西学院大学・法政大学などはじめとする日本全国の大学が誇る名授業を通じて、仕事に活きる教養を身につけられます。

スクー×全国10大学(2015年版)はこちら
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こんな人にオススメ

人文学を学びたい人

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パーソナリティ

  • 大木 しのぶ

    大木 しのぶ

    スクー放送部

  • 青島 莉子

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    スクー放送部

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授業リスト

グローバル・ネットワーク時代のコミュニケーション論:現代日本文化篇「多重な自己と他者」とそのゆくえ

2015年4月10日公開

60min.

1限目:現代日本文化篇「多重な自己と他者」とそのゆくえ


思想という面から見ると、多元化した相対主義の時代が現代といえます。
外面的な価値が多様化しただけでなく、わたしたちをとりまく他者がさまざまなかたちで私にむきあいせまってきます。私自身もまた多様な仮面をかぶっているともいえます。いわば自己と他者が多重化し、その多重化した世界がますます渾沌としているのが現在です。

こんな状況の中で、人文学を学ぶとはいかなる事か、という問題を、いくつかのテーマに分けて考えたいと思います。 

  1. 人文学の意味 
  2. 人間関係の変質ー現代日本思想のながれからふりかえる 
  3. 多重化する他者と自己とそのゆくえ 
  4. 自己と他者をめぐる思想史へ

 

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グローバル・ネットワーク時代のコミュニケーション論:デジタル文化の現在篇

2015年4月17日公開

60min.

デジタル情報は急激な勢いで増加しています。いまの風景にはデジタル機器があちらこちらに遍在しています。人間が意識しなくとも、コンピュータ同士の通信も大量に行われています。こうしたなかで、なにが生まれ、なにが失われていくのでしょうか。「グローバル・ネットワーク時代のコミュニケーション論」の2限目から5限目までの4回にわたって、デジタル文化の現在を考えていきます。

2限目:「デジタルの際」デジタル文化の現在 篇


2限目では、こうした点に関する全体像を確認した後、知覚や身体の面から動画(動くイメージ)という存在に着目します。デジタル時代のメディアは、人間の身体から私たちを解放してくれました。デジタル・ネットワークが地域に縛られないグローバルなネットワークを作り出しただけでなく、デジタル・アニメーションやCGグラフィックスは、実写では不可能な映像を通じて、自由な表現を手に入れています。

しかし同時に、近年のデジタル・メディアは、むしろ身体に強く訴えかけるような表現がますます増えています。『アナと雪の女王』のように、観客たちがつられて歌いだしてしまうようなケースも現れました。しかしこうした作品やそれを生み出したメディア環境は逆に、身体の存在を強く意識させ、時には身体に縛られているような感覚さえも生みだしています。私たちは、デジタル時代の自由な表現と、身体の関係をどのように考えたらよいのでしょうか。ここでは、デジタル・メディアと身体や感覚の関係を、さまざまな動画表現を取り上げながら話していきます。

なお、この2限目の授業は、『デジタルの際』(聖学院大学出版会, 2014)の序章・第5章の内容に相当します。

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参考文献:『デジタルの際』(河島茂生編著, 聖学院大学出版会, 2014)
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グローバル・ネットワーク時代のコミュニケーション論:ネットコミュニケーション篇

2015年5月8日公開

60min.

デジタル情報は急激な勢いで増加しています。いまの風景にはデジタル機器があちらこちらに遍在しています。人間が意識しなくとも、コンピュータ同士の通信も大量に行われています。こうしたなかで、なにが生まれ、なにが失われていくのでしょうか。「グローバル・ネットワーク時代のコミュニケーション論」の2時限目から5時限目までの4回にわたって、デジタル文化の現在を考えていきます。

3限目:「デジタルの際」ネットコミュニケーション篇

毎日、インターネットでコミュニケーションが行われています。そのなかで、コミュニケーションが集合性を帯びていくことがあります。ウィキペディアしかり、クチコミサイトしかりです。あるいは、Twitterのハッシュタグや初音ミクなどの二次創作もそうでしょう。

この授業では、そうしたインターネット上の集合性の運動を「2ちゃんねる個人情報流出事件」を例にして分かりやすく説明します。この事件を学ぶことで、ネット文化の特性が垣間見えるでしょう。また、デジタル・メディアの普及にともない、私たちの人格(社会的自己)にも変化が訪れています。監視技術や実名SNSなどによって複数の人格が結合されることも増えています。そうした点についても触れ、私たちの行く末をともに考えていきたいと思います。

なお、この3時限目の授業は、『デジタルの際』(聖学院大学出版会, 2014)の第2章・第3章の内容に相当します。

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参考文献:『デジタルの際』(河島茂生編著, 聖学院大学出版会, 2014)
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グローバル・ネットワーク時代のコミュニケーション論:ネットビジネス篇

2015年5月22日公開

60min.

デジタル情報は急激な勢いで増加しています。いまの風景にはデジタル機器があちらこちらに遍在しています。人間が意識しなくとも、コンピュータ同士の通信も大量に行われています。こうしたなかで、なにが生まれ、なにが失われていくのでしょうか。「グローバル・ネットワーク時代のコミュニケーション論」の2時限目から5時限目までの4回にわたって、デジタル文化の現在を考えていきます。

4限目:「デジタルの際」ネットビジネス篇

インターネット上でクチコミなどのユーザ生成型コンテンツが増えています。しかし、そこからどのように利益を拡大していくのでしょうか。クックパッドのように海外に活路を見いだす場合もありますが、アットコスメのように物財ビジネスを展開している例も見受けられます。デジタル情報がそのなかで完結せず、物質性を帯びた領域にまで及んでいます。

インターネット上のコミュニケーションも変容してきています。Twitterのタイムラインに典型的にみられるように、同じサービスを利用していても、別の画面をみていることが増えてきました。さらに、それほどコミュニケーションの相手の様子を探ることなく、気が向いたときにコミュニケーションする様子も見えてきます。では、それは、どのようにネットビジネスに関わっていくでしょうか。物財ビジネスにも絡めながら、ビッグデータによって収益化を図ろうとする動きを見ていきます。

なお、4時限目の授業は、『デジタルの際』(聖学院大学出版会, 2014)の第1章の内容に相当します。

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参考文献:『デジタルの際』(河島茂生編著, 聖学院大学出版会, 2014)
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【授業のアジェンダ】

  1. 「ネットワークビジネス篇」の位置づけ
  2. UGM事業の物質化
  3. UGMにおけるコミュニケーションの新潮流
  4. UGMとビッグデータビジネス

 

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グローバル・ネットワーク時代のコミュニケーション論:ゲームの場篇

2015年5月29日公開

60min.

デジタル情報は急激な勢いで増加しています。いまの風景にはデジタル機器があちらこちらに遍在しています。人間が意識しなくとも、コンピュータ同士の通信も大量に行われています。こうしたなかで、なにが生まれ、なにが失われていくのでしょうか。「グローバル・ネットワーク時代のコミュニケーション論」の2時限目から5時限目までの4回にわたって、デジタル文化の現在を考えていきます。

5限目:「デジタルの際」ゲームの場 篇

電車のなかでケータイの画面を食い入るように見ている人が大勢います。その人たちは、ソーシャル・ゲームをやっていることが少なくありません。ゲームのデジタル化・ネットワーク化・ポータル化が進んだ結果だといえます。

そのようななかで、ゲームセンターはどうなっているでしょうか。人々は、身体的なつながりを欲してゲームセンターに集まり、コミュニケーション・ノートを通じて言葉を交わしています。デジタル社会のなかの場の意味を考えていきたいと思います。

なお、5時限目の授業は、『デジタルの際』(聖学院大学出版会, 2014)の第8章の内容に相当します。

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参考文献:『デジタルの際』(河島茂生編著, 聖学院大学出版会, 2014)
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グローバル・ネットワーク時代のコミュニケーション論:歴史のなかのメディア変容と戦略篇

2015年6月5日公開

60min.

6限目:歴史のなかのメディア変容と戦略 篇

メディアは世界史をどう変えたのか。
メディアはいかにして「弱者の武器」となってきたのか。
メディアの大きな波及力を支えている文化のロジックとは。

次々と出現する新しい情報テクノロジーを追うだけでは、今日のコミュニケーション状況を深く理解することができません。今回の授業では、「メディアの過去」を振り返りながら、メディアの大きな波及力を支えている「文化の力」について考えます。

授業の前半では、メディア技術と社会の関連性を捉えるためのポイントを解説します。後半では、近現代史を変えた「弱者」のメディア戦略をとりあげ、新しいメディア環境が、とりわけ不利で弱い立場に置かれている人々にとってどのような可能性を開いてきたのかについて学びます。人びとを触発し、歴史を動かしてきた「メディアの過去」に触れることで、皆さんとともに、これからのメディアの可能性について考える時間になることを期待します。

【授業アジェンダ】

1「グローバル・ネットワーク時代」?

2 メディア変容と歴史を考えるための三つのポイント

3 世界史を変えた弱者のメディア戦略:3つの例

4 これからのメディア戦略略

 
 

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グローバル・ネットワーク時代のコミュニケーション論:現代日本文化篇「自己と他者をめぐる思想史」

2015年6月12日公開

60min.

7限目:現代日本文化篇「自己と他者をめぐる思想史」

現代の日本の文化状況を振り返ったうえで、日本の哲学・思想史から、自己と他者をめぐる考え方を振り返ります。夏目漱石、和辻哲郎、森有正等の展開した自己と他者との関係性のとらえ方を簡単にふりかえって、その現代的意義を考えてみます。多重化した自己と他者をとらえる視点を、現代日本の思想史的な反省をとおして、試みていきます。

  1. 近代日本思想における自己と他者
  2. 夏目漱石における個人主義の意味
  3. 和辻哲郎の人間存在論
  4. 森有正の「経験」

 

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