今回の授業では、西澤先生のレクチャーの下、60分の授業の中で電子工作を進めていきます。「必要な道具」を揃えていただくと、先生の説明を受けながら順番に作業を進めていくことができますので、ぜひ事前に揃えていただいた上で授業に臨みましょう。
【今回の電子工作テーマ】
・Scratchのプログラミング
・グラフィックプログラミングでArduinoを動かせるようになること
【授業にあたって必要な準備】
■ビジュアルプログラミング言語のScratchを使用します。無料ですので、事前に慣れておくことをオススメします。
https://scratch.mit.edu/
■第2回では、このScratchをArduino用に拡張したS4A(Scratch for Arduino)を使用します。
以下のURLからS4Aをダウンロードして、Arduino IDEが入っているPCにインストールしておいてください。
http://s4a.cat/
("Installing S4A into your computer"から皆さんがお使いのOSを選択してインストール)
■S4AのサイトにあるArduinoとPCの通信用スケッチもダウンロードします。
S4Aサイトのメニューの"Downloads"から"Installing the Firmware into your Arduino"を開き、そこにある"Download our firmware from here"のリンクからスケッチをダウンロードします。ブラウザにテキストで表示された場合、「S4AFirmware16.ino」と名前を付けて保存してください。Arduino IDEでS4AFirmware16.inoをArduinoに書き込みます。
■S4Aは現時点では一部のブロックの表記が英語のままです。そのままでも使用できますが、気になる方は設定ファイルを入れ替えることで日本語化することができます。
日本語化の手順は、ルネサスエレクトロニクスの下記サイトにて公開されています。
http://gadget.renesas.com/ja/product/adzuki_sp3.html
流れを簡単に説明しておきます。なお、以下の作業は必ずS4Aを終了してから行ってください。
(1) 日本語設定ファイルを入手
http://gadget.renesas.com/ja/product/adzuki_sp3.html から、ja_S4A_150522.zipをダウンロードします。
直リンクはこちら
(2) ファイルを解凍すると「ja.po」「ja_HIRA.po」の2個のファイルになります。
(3) S4Aをインストールしたフォルダにある「locale」フォルダを開きます。
ちなみにWindows10の場合は、C:¥Program Files (x86)¥S4A¥locale になります。
(4) 「locale」フォルダに、「ja.po」「ja_HIRA.po」の2個のファイルがあることを確認します。
(5) 念のために、「locale」フォルダにある「ja.po」「ja_HIRA.po」の名称を変更します(例:「ja.bak」「ja_HIRA.bak」)。
(6) 解凍した「ja.po」「ja_HIRA.po」のファイルを、「locale」フォルダにコピーします。
(7) S4Aを起動して「動き」にあるセンサー関連のブロックの表記が日本語になっていれば完了です。
スクー放送部
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