スライド資料
授業の概要
担当の先生/パーソナリティ
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工藤 瑞穂
NPO法人soar代表・編集長
http://soar-world.com/ 1984年青森県生まれ。宮城教育大学卒。仙台の日本赤十字社で勤務中、東日本大震災を経験。震災後、「小さくても、わたしはわたしにできることを」をコンセプトに、仙台で音楽・ダンス・アート・フードと社会課題についての学びと対話の場を融合したチャリティーイベントを多数開催。地域の課題に楽しく取り組みながらコミュニティを形成していくため、お寺、神社、幼稚園など街にある資源を生かしながら様々なフェスティバルを地域住民とともにつくる。2015年12月より、社会的マイノリティの人々の可能性を広げる活動に焦点を当てたメディア「soar」をオープン。イベント開催、リサーチプロジェクトなど様々なアプローチで、全ての人が自分の持つ可能性を発揮して生きていける未来づくりを目指している。
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斉藤 淳子
若者就労支援 非常勤相談員
生まれつき髪の毛がない私。3歳のとき、晴れの七五三の日。かつらを被せられ、髪の毛がないことは聞いてはいけないこと、言ってはならないことだと幼心に封印。子どもの頃から、髪の毛がないことで陰口、悪口、仲間ハズレ、そして、かわいそうと口をつぐみ目配せをする大人たちの偏見から他の人とは違うことはいけないことと、がんばることで自分の存在意義を確かめていた。何故自分だけが…と苦しみ悩む中、心理学、コーチング、ドリームマップと 学び深める中で自分の心のあり方次第で周りが変わることに気づく。しかし、さらに38歳で子宮摘出。女性として子どもを諦めた時、どう生きたいか? 斉藤淳子としてどう生きるか? 改めて自分の存在意義を見つめ、同じように悩む人たちに全てをオープンに発信してくことを決意。現在、静岡県富士市でNPO就労支援にてコーチとして参加するほか、髪がなくてもイキイキした姿を見せていくことで、アルペシアだけでなく障害や病気の当事者、家族、サポートする方に向けライフスタイルのコーチとして小学校で子ども達に夢を実現させるドリームマップの授業を行っている。
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角田 真住
合同会社Armonia代表
1977年生まれ。群馬県在住。群馬県立前橋女子高校卒業。国立東京水産大学卒業。 群馬県の水産会社に社長秘書として勤務後、2009年結婚のため退職。娘2人を出産。2014年37歳のときに多発性脱毛症を発症し、髪の毛を失う。 自分の容姿が「隠さなくては外出もままならないコンプレックスそのもの」に変わったことに愕然とするものの、スカーフを身につけて出かけたときに、思いもよらず「おしゃれ」「かわいい」と褒められ、気持ちが前向きになる。この経験を同じ病気に悩む女性のために生かしたいと起業し合同会社Armonia設立。隠されがちである脱毛症への理解を進めるため、講演活動も精力的に行う。脱毛をコンプレックスではなく個性として認められ、笑顔で自信を持ち、活き活きとした人生を送れる社会を作るための活動を行っている。
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江川 みどり
スクー放送部
チャプター
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授業の流れ
00:35 -
自己紹介
00:16 -
soarの活動
05:06 -
斉藤淳子さんの半生
05:03 -
角田真住さんの半生
09:09 -
トークセッション『他人との違いに苦しんだこと』
00:01 -
斉藤淳子さんの『他人との違いに苦しんだこと』
02:34 -
Q.苦しんでいる違いに対して助けてくれる人はいましたか?
04:56 -
角田真住さんの『他人との違いに苦しんだこと』
04:41 -
トークセッション『自分を愛するということ』
00:59 -
斉藤淳子さんの『自分を愛するということ』
07:02 -
角田真住さんの『自分を愛するということ』
07:25 -
Q.メイクはどうしてるのか知りたいです。
01:10 -
Q.上の世代の人は、なぜ「普通」というものにこだわるのでしょうか。(この授業の本筋に沿っているかどうかがわからない疑問ですが)
06:21 -
自分らしく生きるヒント
03:14 -
Q.「soar」ってどうやって名づけたんですか?
00:52 -
お知らせ
授業紹介コメント
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先生
工藤 瑞穂
編集長である私は、soarに登場するみなさんからいつも生きる知恵や前向きに生きるヒントをもらっています。この授業で出会う方々のお話には、自分は違う境遇にいたとしても、共感できる部分がきっとたくさんあるはず。私もみなさんと一緒に、「自分らしい生き方」について考えていきたいと思います。 -
先生
斉藤 淳子
私らしく生きる生き方って、どんな生き方なのか。
自分らしさってどうやって見つけるのか。
髪の毛のトラブルで抱えた光と闇。
親子間での葛藤。
カミングアウトをしてまで、伝えたいこと、やりたいことは何なのか。
自分を受け入れ、認めるとどんな風に変化が起こるのか。
髪のトラブルを抱えても、人に愛され、必要とされ、役に立ち、褒められるコツをお伝えします。 -
先生
角田 真住
北欧に住んでいた友人が、日本の学校を訪問したときに「どうして障害のある子供がクラスにいないのか」と強く疑問に感じたそうです。人と違うことが避けられがちな日本。どうすれば多様性を受け入れられるのか。どうすれば自分も他者も、違いを受け入れ、納得して暮らすことができるのか。私たち一人一人ができることについて、自分の経験を通じてお伝えできたらと思います。