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法政大学--「キャリアデザインの理論」そのウラ・オモテ

「キャリアデザインの理論」そのウラ・オモテ(心理とキャリアデザイン)

第1回:2014年6月13日公開

60min

「キャリアデザインの理論」そのウラ・オモテ(心理とキャリアデザイン)

おためし受講する(5分)無料

コース概要

フリーターやニートや非正規雇用の問題が荒れ狂う2000年代になって、教育に突如課せられた大きな使命、「キャリアデザイン」。でもそこには、たくさんの落とし穴があることに、私たちは少しずつ気づき始めている。
例えば、やりたいこと探しのキャリア教育って、本当に役に立つの?
——夢のとおりに仕事してる人ってそんなに多くないはずです。 やりたいことが見つからなくて焦ってる私って、変なの? ——やりたいこと以前に、やれることが何なのかって話ですよね。
私たちの生き方(キャリア)は、私たちのデザイン(設計)できる範囲をはるかこえて、制度や文化や生得的特性の文脈に埋め込まれている。日本で唯一の「キャリアデザイン学部」(法政大学)の教育学担当教員(教育心理学、臨床教育学、教育社会学)が、文脈に埋め込まれた私たちのキャリアというこの重い事実と、そこからできることを見つめなおし、いま流行りの「明るい」キャリアデザインのウラ・オモテに迫ります。

担当の先生

パーソナリティ

  • 未定

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授業リスト

「キャリアデザインの理論」そのウラ・オモテ(心理とキャリアデザイン)

2014年6月13日公開

60min.

フリーターやニートや非正規雇用の問題が荒れ狂う2000年代になって、教育に突如課せられた大きな使命、「キャリアデザイン」。でもそこには、たくさんの落とし穴があることに、私たちは少しずつ気づき始めている。
例えば、やりたいこと探しのキャリア教育って、本当に役に立つの?
――夢のとおりに仕事してる人ってそんなに多くないはずです。 やりたいことが見つからなくて焦ってる私って、変なの? ――やりたいこと以前に、やれることが何なのかって話ですよね。
私たちの生き方(キャリア)は、私たちのデザイン(設計)できる範囲をはるかこえて、制度や文化や生得的特性の文脈に埋め込まれている。日本で唯一の「キャリアデザイン学部」(法政大学)の教育学担当教員(教育心理学、臨床教育学、教育社会学)が、文脈に埋め込まれた私たちのキャリアというこの重い事実と、そこからできることを見つめなおし、いま流行りの「明るい」キャリアデザインのウラ・オモテに迫ります。

 

■1限目:「心理とキャリアデザイン」 

この文章をご覧になっている方は、何かしらの形で「キャリアデザイン」という言葉に関心があると思います。その関心は、大きく分ければ以下の二つがあると思われます。ひとつは、「自分のキャリアデザインをどうするか」という関心、もうひとつは、「他者のキャリアデザインを支援する」という関心です。


1限目では、自分・他者のどちらにも関連する事柄として「心理とキャリアデザイン」を扱います。具体的には、「意識と行動の関連」です。心理学は「意識」のみを扱う学問ではありません。「行動」も扱う学問です。たとえば、「あの人には意欲がない。どうしたらやる気になるか」と考えたことがある人もいると思います。これは、意欲がある人は行動をする。すなわち、「意識」が「行動」に与える影響を考えているわけです。このことについては、「モチベーション」「動機づけ」などいった研究がおこなわれてきました。


1限目では、このような「意識⇒行動」だけではなく、「行動⇒意識」も見てみたいと思います。たとえば、物事がうまくいかなかった時、「なぜうまくいかなったのか」を自分自身に問いかけることがあるでしょう。何を出来事の原因だと考えるかによって、そこで感じる感情や、その後の出来事に対する期待や、実際の行動のとり方は変わってくることがあります。このことについては、「原因帰属」などといった研究がおこなわれてきました。
このように、キャリアをデザインする際の心のメカニズムについて、「意識⇒行動」と「行動⇒意識」という二つの視点を学びます。

 

■全8回授業の予定

(1)6/13放送【心理とキャリアデザイン】
(2)6/20放送【認知特性とキャリアデザイン
(3)6/27放送【学校とキャリアデザイン
(4)7/4 放送【家族とキャリアデザイン
(5)7/11放送【キャリアデザインはなぜ難しいのか―ぬるま湯環境が生む脅威と焦燥―
(6)7/18放送【キャリアデザインはなぜ難しいのか―突然変化する興味関心―
(7)7/25放送【キャリアデザインの難しさを乗り越えてゆく
(8)8/1 放送【キャリアデザインのオモテとウラ-整理と統合

 

  • 自己紹介&アジェンダ
  • 02:53
  • 自分の人生をどの程度、自由に動かすことができるか?
  • 03:35
  • 自分の人生をどの程度、自由に動かす事ができると思うのか。日本人と米国の結果を比較
  • 06:33
  • 「意識」から「行動」
  • 02:27
  • 「意識」から「行動」:内的な要因
  • 07:15
  • 「行動」から「意識」
  • 04:02
  • ワイナー(B.Weiner)の帰属
  • 04:22
  • 何に「帰属」することが良いのか
  • 02:15
  • 最後に:ニーバーの祈り
  • 03:03
  • まとめ
  • 04:37
  • Q:この統計はどれくらいの年代の方を集めてデータを取られたのでしょうか?
  • 01:14
  • Q:なぜ他者に認められたい、承認されたいという欲求があるのでしょうか?
  • 01:52
  • Q:変えれる事変えれないことを見分ける方法はありますか?
  • 01:51
  • Q:行動のタイミングの見極めと動機づけの関連性で何かコメント頂けますか (例:成功率が高くなければ、待つという判断はどこまで許されるのか)
  • 02:29
  • Q:客観的視点で物事を見たい場合、どのような関係の人に相談すべきでしょうか?
  • 02:15
  • Q:僕は能力は変動するものだと思っていて、単に努力が足りないというだけでは、現時点の能力を正しく把握せず、ただ足りないと逃げるイメージがあるのですが、どうでしょうか?
  • 02:01
  • Q:努力が足りなかったと思う派なのですが、自分で自分を追い詰める時があります。たまには「運が悪かった」と思うなどして心のバランスをとった方がいいのでしょうか。
  • 02:24
  • Q:やりたいことがない!という学生さんに、先生ならどんなアドバイスをしますか?
  • 02:19
  • レポート課題発表

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「キャリアデザインの理論」そのウラ・オモテ(認知特性とキャリアデザイン)

2014年6月20日公開

60min.

フリーターやニートや非正規雇用の問題が荒れ狂う2000年代になって、教育に突如課せられた大きな使命、「キャリアデザイン」。でもそこには、たくさんの落とし穴があることに、私たちは少しずつ気づき始めている。
例えば、やりたいこと探しのキャリア教育って、本当に役に立つの?
――夢のとおりに仕事してる人ってそんなに多くないはずです。 やりたいことが見つからなくて焦ってる私って、変なの? ――やりたいこと以前に、やれることが何なのかって話ですよね。
私たちの生き方(キャリア)は、私たちのデザイン(設計)できる範囲をはるかこえて、制度や文化や生得的特性の文脈に埋め込まれている。日本で唯一の「キャリアデザイン学部」(法政大学)の教育学担当教員(教育心理学、臨床教育学、教育社会学)が、文脈に埋め込まれた私たちのキャリアというこの重い事実と、そこからできることを見つめなおし、いま流行りの「明るい」キャリアデザインのウラ・オモテに迫ります。

 

■2限目:「認知特性とキャリアデザイン」 

私たちのキャリアデザインは、心だけで、あるいは個人の努力だけで独立しているのではなく、行動の側から影響を受けたり、様々な文脈の中で制約を受けているからです。2限目、3限目、4限目では、具体的な例をとおして、その制約がどのようにはたらくのかをケーススタディしていきます。

2限目では、私たちのコントロールを越えている様々な認知特性に着目してみます。例えば、同じ場所にいても、私たちが見ているものは全く違います。部屋の明るさが気になる人、隅のほこりが気になる人、廊下のざわめきが気になる人、他人の視線が気になる人…。こんなふうに気になることが違うということは、世界や経験がまったく違うということ。コミュニケーション能力とか、他者理解とか、自己分析とか、キャリアデザインではよく聞く言葉ですが、こんなに違う者同士が、わかりあって共同的に生きるなんて、いったいどうして可能なのでしょう。知覚の多様性やときに過敏さの顕著なケースをとおして、世界がいかに多様かを知ることが、2限目の目標です。

 
■全8回授業の予定

(1)6/13放送【心理とキャリアデザイン
(2)6/20放送【認知特性とキャリアデザイン】
(3)6/27放送【学校とキャリアデザイン
(4)7/4 放送【家族とキャリアデザイン
(5)7/11放送【キャリアデザインはなぜ難しいのか―ぬるま湯環境が生む脅威と焦燥―
(6)7/18放送【キャリアデザインはなぜ難しいのか―突然変化する興味関心―
(7)7/25放送【キャリアデザインの難しさを乗り越えてゆく
(8)8/1 放送【キャリアデザインのオモテとウラ-整理と統合

 

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「キャリアデザインの理論」そのウラ・オモテ(学校とキャリアデザイン)

2014年6月27日公開

60min.

フリーターやニートや非正規雇用の問題が荒れ狂う2000年代になって、教育に突如課せられた大きな使命、「キャリアデザイン」。でもそこには、たくさんの落とし穴があることに、私たちは少しずつ気づき始めている。
例えば、やりたいこと探しのキャリア教育って、本当に役に立つの?
――夢のとおりに仕事してる人ってそんなに多くないはずです。 やりたいことが見つからなくて焦ってる私って、変なの? ――やりたいこと以前に、やれることが何なのかって話ですよね。
私たちの生き方(キャリア)は、私たちのデザイン(設計)できる範囲をはるかこえて、制度や文化や生得的特性の文脈に埋め込まれている。日本で唯一の「キャリアデザイン学部」(法政大学)の教育学担当教員(教育心理学、臨床教育学、教育社会学)が、文脈に埋め込まれた私たちのキャリアというこの重い事実と、そこからできることを見つめなおし、いま流行りの「明るい」キャリアデザインのウラ・オモテに迫ります。

 

■3限目:「学校とキャリアデザイン」 

学校の大きな機能の一つとして、社会へと若者を送りだしていくことがあります。学校に通うことがキャリアデザインに不可欠だとしたら、学校に行かない若者はどう生きていくのでしょう? 不登校や高校中退など、学校になじまなかったり、学校に通えなかったりする、さまざまな若者の姿、彼らが体験する世界、それらのケースをとおして、学校に行くこととキャリアデザインの関係を考えます。いわゆる標準的な生き方、モデルケースになじまないけれども、本当の自分って何なのかを見つめ、作り上げていく彼らの道筋を見つめます。

 

■全8回授業の予定

(1)6/13放送【心理とキャリアデザイン
(2)6/20放送【認知特性とキャリアデザイン
(3)6/27放送【学校とキャリアデザイン】
(4)7/4 放送【家族とキャリアデザイン
(5)7/11放送【キャリアデザインはなぜ難しいのか―ぬるま湯環境が生む脅威と焦燥―
(6)7/18放送【キャリアデザインはなぜ難しいのか―突然変化する興味関心―
(7)7/25放送【キャリアデザインの難しさを乗り越えてゆく
(8)8/1 放送【キャリアデザインのオモテとウラ-整理と統合

 

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「キャリアデザインの理論」そのウラ・オモテ(家族とキャリアデザイン)

2014年7月4日公開

60min.

フリーターやニートや非正規雇用の問題が荒れ狂う2000年代になって、教育に突如課せられた大きな使命、「キャリアデザイン」。でもそこには、たくさんの落とし穴があることに、私たちは少しずつ気づき始めている。
例えば、やりたいこと探しのキャリア教育って、本当に役に立つの?
――夢のとおりに仕事してる人ってそんなに多くないはずです。 やりたいことが見つからなくて焦ってる私って、変なの? ――やりたいこと以前に、やれることが何なのかって話ですよね。
私たちの生き方(キャリア)は、私たちのデザイン(設計)できる範囲をはるかこえて、制度や文化や生得的特性の文脈に埋め込まれている。日本で唯一の「キャリアデザイン学部」(法政大学)の教育学担当教員(教育心理学、臨床教育学、教育社会学)が、文脈に埋め込まれた私たちのキャリアというこの重い事実と、そこからできることを見つめなおし、いま流行りの「明るい」キャリアデザインのウラ・オモテに迫ります。

 

■4限目:「家族とキャリアデザイン」 

私たちの生き方が最も大きな制約を受けるものの一つは、家庭環境です。児童虐待などの幼少期の体験が、成人後の人生にも大きな影響を及ぼすことは、よく知られています。そこまで極端な例ではなくても、教育格差という言葉があるように、家庭環境は教育環境にも大きく影響します。3限目では、過保護な家庭で育った20代の女性が、自分の生き方をデザインしていくことの難しさに直面し不安におののくケースをとおして、家庭という制約の大きさを考えます。けれどまた、家庭環境が私たちの人生のすべてを決定づけるわけではありません。自分の望んだわけではない人生をどう自分のものにして取り返していくのか、その道筋をも見つめます。

※ この授業では、インタビュー録を受講生の皆さんにお聞き頂き、それについてどう思うか?何を考えるか?などをディスカッションいただきます。インタビュー録は授業中にも紹介予定ですが、もし事前に確認出来る方は、下記よりダウンロードいただき、授業前に予習してみてくださいね。

http://xfs.jp/4Ra0Pz

 

 ■全8回授業の予定

(1)6/13放送【心理とキャリアデザイン
(2)6/20放送【認知特性とキャリアデザイン
(3)6/27放送【学校とキャリアデザイン
(4)7/4 放送【家族とキャリアデザイン】
(5)7/11放送【キャリアデザインはなぜ難しいのか―ぬるま湯環境が生む脅威と焦燥―
(6)7/18放送【キャリアデザインはなぜ難しいのか―突然変化する興味関心―
(7)7/25放送【キャリアデザインの難しさを乗り越えてゆく
(8)8/1 放送【キャリアデザインのオモテとウラ-整理と統合

 

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キャリアデザインはなぜ難しいのか―ぬるま湯環境が生む脅威と焦燥―

2014年7月11日公開

60min.

フリーターやニートや非正規雇用の問題が荒れ狂う2000年代になって、教育に突如課せられた大きな使命、「キャリアデザイン」。でもそこには、たくさんの落とし穴があることに、私たちは少しずつ気づき始めている。
例えば、やりたいこと探しのキャリア教育って、本当に役に立つの?
――夢のとおりに仕事してる人ってそんなに多くないはずです。 やりたいことが見つからなくて焦ってる私って、変なの? ――やりたいこと以前に、やれることが何なのかって話ですよね。
私たちの生き方(キャリア)は、私たちのデザイン(設計)できる範囲をはるかこえて、制度や文化や生得的特性の文脈に埋め込まれている。日本で唯一の「キャリアデザイン学部」(法政大学)の教育学担当教員(教育心理学、臨床教育学、教育社会学)が、文脈に埋め込まれた私たちのキャリアというこの重い事実と、そこからできることを見つめなおし、いま流行りの「明るい」キャリアデザインのウラ・オモテに迫ります。

 

■5限目:「キャリアデザインはなぜ難しいのか―ぬるま湯環境が生む脅威と焦燥―」 

キャリアデザインは難しい。この難しさはやる気を挫くことが少なくないわけですが、その根底には、「キャリアデザイン」に関する勘違いがあることが多いのです。デザイン段階では、困難を乗り越えて目標を達成している自分を描けるから、なんだかポジティブになれるものです。でも、そのデザインを実践してみて、人は初めて、能力不足の自己に直面するという脅威と同時に、変えがたい環境に直面して落胆し焦燥が募るのです。この回では、本人曰く「ぬるま湯環境」で過ごしてきた大学3年生の事例と、3つの学校種(進学校/就職中心普通科高校/専門高校)の高校3年生の将来観に関するアンケートとを題材に、考察を深めます

 

■全8回授業の予定

(1)6/13放送【心理とキャリアデザイン
(2)6/20放送【認知特性とキャリアデザイン
(3)6/27放送【学校とキャリアデザイン
(4)7/4 放送【家族とキャリアデザイン
(5)7/11放送【キャリアデザインはなぜ難しいのか―ぬるま湯環境が生む脅威と焦燥―】
(6)7/18放送【キャリアデザインはなぜ難しいのか―突然変化する興味関心―
(7)7/25放送【キャリアデザインの難しさを乗り越えてゆく
(8)8/1 放送【キャリアデザインのオモテとウラ-整理と統合

 

  • 自己紹介&アジェンダ
  • 06:00
  • 前回・前々回の復習およびキャリアデザインとは何か
  • 02:16
  • キャリアデザインとは
  • 01:51
  • 「キャリア教育」の特徴
  • 03:08
  • 「キャリア教育」のくびきを抜け出てキャリアデザインへ
  • キャリアデザインはなぜ難しいのか
  • 21:57
  • 実践段階での難しさの1つは、ぬるま湯環境
  • 04:58
  • 厳しい言葉・評価を聴きたくない・・・それはなぜ?
  • 03:31
  • 不様で必死な姿をさらせない
  • 04:40
  • 自由度の高い学び・仕事ができない、そんな自分に向き合うのが怖い
  • 10:10
  • 向き合い方い3つの理由→下向きの助け合い関係→ぬるま湯環境
  • 01:15
  • ぬるま湯じゃない環境って?
  • 01:52
  • Q:"もしかして失敗するかも、恥かくかも"すっごく多い典型的な日本人の感情、低年齢程みられないと思いますが、成長過程のどの段階で植えつけられる観念なのでしょうか?
  • 01:04
  • Q:抜け出せるチャンスとは何ですか??
  • 01:00
  • Q:ちょうどいい湯加減というのはありますか。
  • 01:08
  • Q:欧米は失敗を恐れない積極的なイメージがあるけど、欧米の人ももぬるま湯環境にいたがるのでしょうか?
  • 00:54
  • Q:現役の学生の方は、勉強以外も生活の場面の大抵が『下向きの助け合い』思考が強いのですか
  • 01:51
  • Q:先生のご趣味の乗り鉄の時、「ぬるま湯に浸るのを楽しむ」「ぬるま湯脱出法の思考」のどちらに時間をお使いですか?
  • 00:55
  • レポート課題

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キャリアデザインはなぜ難しいのか―突然変化する興味関心―

2014年7月18日公開

60min.

フリーターやニートや非正規雇用の問題が荒れ狂う2000年代になって、教育に突如課せられた大きな使命、「キャリアデザイン」。でもそこには、たくさんの落とし穴があることに、私たちは少しずつ気づき始めている。
例えば、やりたいこと探しのキャリア教育って、本当に役に立つの?
――夢のとおりに仕事してる人ってそんなに多くないはずです。 やりたいことが見つからなくて焦ってる私って、変なの? ――やりたいこと以前に、やれることが何なのかって話ですよね。
私たちの生き方(キャリア)は、私たちのデザイン(設計)できる範囲をはるかこえて、制度や文化や生得的特性の文脈に埋め込まれている。日本で唯一の「キャリアデザイン学部」(法政大学)の教育学担当教員(教育心理学、臨床教育学、教育社会学)が、文脈に埋め込まれた私たちのキャリアというこの重い事実と、そこからできることを見つめなおし、いま流行りの「明るい」キャリアデザインのウラ・オモテに迫ります。

 

■6限目:「キャリアデザインはなぜ難しいのか―突然変化する興味関心―」 

一度決めたら根気強くやれ」。これはゴールデン・ルールとされています。では同様に、「一度デザインしたら根気強くやれ」なのでしょうか。ホイホイと「流行りもん」に飛びついていたら目標を達成できるわけがないのだから、原則的にはイエスです。けれども、あなたの心を根底から揺さぶる出来事が訪れたときは例外です。このような出会いは、決してデザインできるものではありません。あなたの意志や興味関心とは全く独立に、環境(予想だにしなかった機会)から訪れてくるものだからです。「絶対、こっちがやりたい。でも、これまでせっかく積み重ねてきたことが「パー」になる」。では、どうすべきなのでしょうか。この回では、将来の希望職業が突如大変化した大学3年生を事例に、考察を深めます。

 

■全8回授業の予定

(1)6/13放送【心理とキャリアデザイン
(2)6/20放送【認知特性とキャリアデザイン
(3)6/27放送【学校とキャリアデザイン
(4)7/4 放送【家族とキャリアデザイン
(5)7/11放送【キャリアデザインはなぜ難しいのか―ぬるま湯環境が生む脅威と焦燥―
(6)7/18放送【キャリアデザインはなぜ難しいのか―突然変化する興味関心―】
(7)7/25放送【キャリアデザインの難しさを乗り越えてゆく
(8)8/1 放送【キャリアデザインのオモテとウラ-整理と統合

 

  • 自己紹介&アジェンダ
  • 03:22
  • 前回の復習:キャリアデザインとは
  • 02:34
  • デザイン段階での難しさ「やりたいこと」をめぐる勘違い
  • 04:29
  • 「やりたいこと」をめぐる勘違い:やりたいことが分らないのはダメ人間だ・・・(は勘違い)
  • 06:41
  • 「やりたいこと」をめぐる勘違い:やりたいことは外界(社会、環境)に応答し続けて初めて分ってくる
  • 08:02
  • 「やりたいこと」をめぐる勘違い:やりたいことが色々あって絞れない(は勘違い)
  • 08:07
  • デザイン段階での難しさ「やりたいことが」突如変わったら?
  • 07:28
  • 「やりたいことが」突如変わったら?:「感じた人には行う責任がある」
  • 03:23
  • Q:スポーツの世界でタレント発掘における問題として、初志貫徹を良しとするのは、国民性みたいなものがあるのでしょうか?
  • 01:57
  • Q:"やりたいこと"が見えてくるような外界からの刺激と、それに対する応答について具体的な例があれば教えてください。
  • 02:27
  • Q:若年者の離職率の高さが一貫して高いことはよく知られていますが、能動的次元と感情的次元で捉えればどのように解釈できるか、先生の御見解をいただければと思います。
  • 02:36
  • Q:「出会い」と「出合い」は意味が違うのかな?
  • 01:18
  • Q:「犠牲」という言葉:再考
  • 04:21
  • レポート課題発表

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キャリアデザインの難しさを乗り越えてゆくには

2014年7月25日公開

60min.

フリーターやニートや非正規雇用の問題が荒れ狂う2000年代になって、教育に突如課せられた大きな使命、「キャリアデザイン」。でもそこには、たくさんの落とし穴があることに、私たちは少しずつ気づき始めている。
例えば、やりたいこと探しのキャリア教育って、本当に役に立つの?
――夢のとおりに仕事してる人ってそんなに多くないはずです。 やりたいことが見つからなくて焦ってる私って、変なの? ――やりたいこと以前に、やれることが何なのかって話ですよね。
私たちの生き方(キャリア)は、私たちのデザイン(設計)できる範囲をはるかこえて、制度や文化や生得的特性の文脈に埋め込まれている。日本で唯一の「キャリアデザイン学部」(法政大学)の教育学担当教員(教育心理学、臨床教育学、教育社会学)が、文脈に埋め込まれた私たちのキャリアというこの重い事実と、そこからできることを見つめなおし、いま流行りの「明るい」キャリアデザインのウラ・オモテに迫ります。

 

■7限目:「キャリアデザインの難しさを乗り越えてゆく」 

キャリアデザインはなぜ難しいのでしょうか。その理由はいろいろありますが、ひとつは、「できない自分/変えがたい環境」に直面することから生じる脅威と焦燥。いまひとつは、興味関心を突如変化させる、あなたの心を根底から揺さぶる出来事の訪れによる選択の混迷。こうした脅威・焦燥・混迷は、どのようにして乗り越えてゆけばよいのでしょうか。そもそも、「乗り越える」とはどういう意味なのでしょうか。この回では、受講生のみなさんからの意見も積極的に伺いながら、考えていきます。

 

 ■全8回授業の予定

(1)6/13放送【心理とキャリアデザイン
(2)6/20放送【認知特性とキャリアデザイン
(3)6/27放送【学校とキャリアデザイン
(4)7/4 放送【家族とキャリアデザイン
(5)7/11放送【キャリアデザインはなぜ難しいのか―ぬるま湯環境が生む脅威と焦燥―
(6)7/18放送【キャリアデザインはなぜ難しいのか―突然変化する興味関心―
(7)7/25放送【キャリアデザインの難しさを乗り越えてゆく】
(8)8/1 放送【キャリアデザインのオモテとウラ-整理と統合

 

  • 自己紹介&アジェンダ
  • 01:18
  • 前回・前々回の復習
  • 03:25
  • キャリアデザインの難しさを乗り越えてゆく
  • キャリアデザインの難しさを乗り越えてゆく現実を伝えた後に何と言う?
  • 11:35
  • キャリアデザインの難しさを乗り越えてゆく:
  • 09:25
  • キャリアデザインの難しさを乗り越えてゆく:もっと、ゆる~いラダーを創ろうよ
  • 03:09
  • キャリアデザインの難しさを乗り越えてゆく:もっと知られたら、みんな楽になる
  • 05:08
  • キャリアデザインの難しさを乗り越えてゆく:喜んでもらえることを「仕組み」にする!
  • 09:12
  • Q:「誰かに喜んでもらえた」要援助者からの要望が支援者にSacrificeを要求する場合、支援者は「支援者自身の喜び」「支援者のSacrifice」のどちらを選択しますか?
  • 02:08
  • Q:現役が雇われる=家庭を持つ余裕が出る=子供増える=年金問題対策となると思うのですが、どうでしょう?
  • 01:42
  • Q:「未来について話し合う場」で要援助者から出された要望が物理的に実現不可能の場合、要援助者は能動的行為から退却してしまいますが、支援者はどのように応対するのが良いですか?
  • 02:06
  • Q:生徒や学生の就職支援をしながら同時に雇用創生に取り組むのは難しく感じます。少しでも私たちにできることはありますか。
  • 04:09
  • Q:再チャレンジできる仕組みがやはりキーなのかな、と思っています。銀座食堂のようなもの以外でリスタートできているような仕組みの例があれば教えてください。できれば主婦の再雇用以外の例でお願いします。
  • 02:45
  • Q:職場のいじめが怖く働くのが怖い時があります。適職はあるのでしょうか、我慢することが大事なのでしょうか。
  • 02:02
  • Q:フリーで働いている事を「選んでいる人」と「選ばざるをえない人」がいるかと思います。先生はフリーの働き方は、どう思いますか?何かアドバイスを頂ければと…。
  • 02:32
  • レポート課題発表

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キャリアデザインのオモテとウラ―整理と統合―

2014年8月1日公開

60min.

フリーターやニートや非正規雇用の問題が荒れ狂う2000年代になって、教育に突如課せられた大きな使命、「キャリアデザイン」。でもそこには、たくさんの落とし穴があることに、私たちは少しずつ気づき始めている。
例えば、やりたいこと探しのキャリア教育って、本当に役に立つの?
――夢のとおりに仕事してる人ってそんなに多くないはずです。 やりたいことが見つからなくて焦ってる私って、変なの? ――やりたいこと以前に、やれることが何なのかって話ですよね。
私たちの生き方(キャリア)は、私たちのデザイン(設計)できる範囲をはるかこえて、制度や文化や生得的特性の文脈に埋め込まれている。日本で唯一の「キャリアデザイン学部」(法政大学)の教育学担当教員(教育心理学、臨床教育学、教育社会学)が、文脈に埋め込まれた私たちのキャリアというこの重い事実と、そこからできることを見つめなおし、いま流行りの「明るい」キャリアデザインのウラ・オモテに迫ります。

 

■8限目:「キャリアデザインのオモテとウラ-整理と統合」 

三人がそれぞれの専門からアプローチしてきた、キャリアデザインのオモテとウラについて、もう一度整理、統合して考えます。
キャリアデザインという言葉が世の中でどう解釈されているのか、それはどのような点で正しく、どのような点で誤解なのかを、講義の復習の意味をこめて、考え直しましょう。そして、キャリアデザインは本当に必要なのか、どのような意味で必要なのか、本当に必要なキャリアデザインは、どうしたら可能になるのかを、講師それぞれの生き方もネタにとりまぜながら(?)、受講生のみなさんと一緒に考えていきたいと思います。

 

■全8回授業の予定

(1)6/13放送【心理とキャリアデザイン
(2)6/20放送【認知特性とキャリアデザイン
(3)6/27放送【学校とキャリアデザイン
(4)7/4 放送【家族とキャリアデザイン
(5)7/11放送【キャリアデザインはなぜ難しいのか―ぬるま湯環境が生む脅威と焦燥―
(6)7/18放送【キャリアデザインはなぜ難しいのか―突然変化する興味関心―
(7)7/25放送【キャリアデザインの難しさを乗り越えてゆく
(8)8/1 放送【キャリアデザインのオモテとウラ-整理と統合】

 

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