大公開!過去授業レポート

第2回
独創的発想法の秘密に迫る
「ユニーク」とは何か
7分
「ユニーク」とは何か
柳澤 大輔 先生
 
シモダテツヤ 先生
株式会社バーグハンバーグバーグ 代表取締役 兼 オモコロ編集長
実施日
2012年1月18日(水) 20:30〜21:15
タグ
  • アイデア
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授業レポート

そもそも「面白い」って定義したことあります?(柳澤)

Q:お二人にとって、面白いとは何でしょうか?

柳澤さん(以下:柳):気の利いたことである必要はなくて、僕が思っているのは「タブー」かな。タブーや常識だと思われていることを切り開いていって、「そんなのアリなんだ」っていうことをやってしまうこと。だから僕も会社名に「面白法人」と名乗っているし、「会社でそんな事やっていいんだ」って思ってもらいたいのかもしれない。

シモダさん(以下:シ):僕は「ギャップ」ですかね。ギャップをつくるのが好きです。柳澤さんが今おっしゃった「会社でこんな事やっていいんだ」なんかはまさしくギャップですねぇ。

柳:「自分の好きな面白さ」みたいなところで言うと、人を傷つけたりするようなことは、個人的にはやりたくないな、とか。あとほんとに変で見たこともないっていう誰も共感できないとこまでいっちゃうと、面白くなくなっちゃう。そこは「いいね」って言ってもらえるところを、やりたい。真面目な話になっちゃっているけど。あ、どうもシモダです。

▲ シモダ先生の告知用写真が、柳澤先生のコラージュになっていた

シ:どうも柳澤です。そう思っている人もいるでしょうね。あの写真(既出の告知用写真)を見ていると。

schoo:それはあえてボケにいっているようなところもあるのでは?

シ:そう一気にハードルを上げないで下さい。

柳:そもそも、実際に「面白い」って言葉を定義したことあります?

シ:いや、わりと感覚的なところが多いし、"面白い"という概念も時代によって変わるじゃないですか?どれくらい時間を掛けて伝えるのかによっても面白さって、変わると思うんですよね。

柳:中西さん(schoo学生代表)って面白い事を言うわけじゃないんですよ。だけど、面白い感じがする。

シ:「絵」として面白い。

柳:なにかヒントがここにあるかもしれない。

中西(以下:中):なんでしょうね。

シ:例えば、写真をプリントアウトして、ちょっと汗を書くだけでも面白くなるんですよ。そういう面白さって、これを言葉にしろと言われたらちょっと難しいですよね。あまり言葉にして定義しちゃうと、それ以外できなくなっちゃうのも怖いなって気がします。「面白いとはこうだ、こうじゃなきゃだめだ」みたいな。

schoo:方程式みたいなものを作ってしまうとダメ、ということですか。

シ:そうですね。

柳:バーグハンバーグバーグの社員の方々は「これ面白いね」って、みんなが一致するんですか?「いや、これは面白くないよ」ってなるときもあるんですか。

シ:そうですね。基本的には感覚の近い連中が集まっているとは思うんですけど、やっぱり、その中でも好みはあって、「ちょっと何言ってるかわからへん」みたいに言い合うことも良くありますね。ブレストしていてもアイデアはいっぱい出るので。その中でも「これ面白いな」ってメンバーが響いたものをできるだけ形にしていく、という感じです。カヤックみたいにスタッフが200人くらいいる場合ってどんな感じで共有してるんですか。

柳:僕が共有しているのは、会社という組織をなるべく面白くしていこうっていうことだけです。出しているものに関してはそこまでチェックしきれないので。僕は自分の面白さだけ追求してもどうしようもないかもしれない。

シ:そうですよね。

schoo:組織としての面白さというか、カヤックたるものを作らないとカヤックじゃないということだと思うんですけど、それはどういった基準点のようなものがあるんですか。逆に「これはナシだろ」みたいなものも含めて。

柳:そもそも会社の存在目的は、「面白くあること」ではなくて、「ビジネスをする」ということなので、会社を面白くすることに挑戦しつつ、ビジネスをやっていくということにチャレンジしています。だから、会社として必要なもの、例えば給料とか、働き方とか、定年とか、退職とか、どこの会社にもあるイベントがあるじゃないですか。まずは、会社という基本的な枠組みを工夫してみる。

「がんばるぞ」ってすごい経営理念ですよね(柳澤)

schoo:この授業をするにあたって、柳澤さんが書いたブログや本などを一通り拝見しましたが、「何をするよりも、誰とするかだ」ということを色々なところで書かれていました。仕事をしていく上で、柳澤さんがこの人と一緒に仕事をしたいと思える人はどのような人なのでしょうか。

柳:会社が大きくなると、必ずしも自分が好きな人を採用しているわけではありません。カヤック全体を俯瞰で見たときに、優先順位が高い人を採用していくことになります。面白いことやるからカヤックで働いているというより、「この人と一緒に働きたい」とか、「この人といると自分も成長できる」などに重きを置いているので、自ずとその人の「人となり」が重要になると思います。ここは、何も面白い話ではないんです(笑)。バーグハンバーグバーグの「がんばるぞ」という経営理念は、素晴らしい経営理念ですよね。僕は経営理念オタクだけど、かなり秀逸だと思います。


シ:ありがとうございます。そうですね、採用基準ですか……。『オモコロ』というバカなメディアが、バーグハンバーグバーグよりもそれが先にあったんです。そこの仲間と一緒にやっているうちに、このメンバーで飯食っていきたいなとか、このメンバーが集まれる場所をつくりたいなっていうのが会社を作った大きい理由のひとつなんです。まぁ、仲間ですよね。だから、まずは『オモコロ』のメンバーをバーグハンバーグバーグに入れたいんです。それが済んで会社が大きくなった後のことは正直まだそんなに考えてないかもしれません。

柳:そういえば、社名の由来ってサイトに載っているんですか。

シ:インタビューとかでちらっと話したりはしましたね。

柳:なんであんな長いんですか。

シ:バーグハンバーグバーグは短くなった方なんですけど。

柳:バーグをなんで2回も入れているんですか。

シ:登記の2週間前になっても決まってなくて。僕とうちの社員と、あと地獄のミサワっていう漫画家が、ファミレスに集まって、大喜利みたいに社名を出し合っていたんですよ。それでバーグハンバーグバーグっていうのが出たんですけど、その後にもどんどん出ちゃって、最終的には、「株式会社ルアンババンtheサイガガーン」になりかけた。その時は「これだ!」ってなってすごく笑ったんですけど、よくよく考えたらそれって一周回った回答で、ちょうどいい温度感がないからイマイチかなと思って。最終的にはメル友の近所のカレー屋のおっさんにメールで「バーグハンバーグバーグでどうですか」って聞いたら、「一番マシ」という返信が来て、「これでいいか」ってなりました。あと、画数がよかったのもありますね。

柳:いま、後悔はしてないですか。

シ:すぐ飽きましたけど、略すとちょっとかっこよくなるところは好きですね。「BURG」みたいな。めっちゃかっこいい会社に勤めてるっぽいじゃないですか。「面白法人カヤック」はスポーツのカヤックが名前の由来ですか。

柳:カヤックは会社を作ったメンバー3人の頭文字です。だから、そんなに深い意味はないです。なんだか軽快な感じはしますけど。

シ:そうすると、社名より先に「面白法人」っていうのが浮かんでいたんですか。

柳:会社を立ち上げたタイミングで既に思いついていましたね。「面白法人」は自分でも秀逸なコピーだと思っていて、法人になにかをつけるっていう手法は新しかったと思います。それ以後、「◯◯法人」ってすると何となく面白法人のパクりみたいになっちゃうっていう。そういうのをたまたまですけど早めにやっちゃったんですよね。

シ:それ、本当にずるいなって思うんですよ。もうできなくなっちゃいましたからね。

チャレンジ出来る場面でチャレンジしないのはつまらないですよね(シモダ)

中:反対にお二人にとって「つまらない」とはなんでしょうか。

シ:なんでしょうかね。いっぱい世の中にあるものの中のひとつじゃないですか?「いくぞ!」ってチャレンジできる場面でチャレンジ出来なかったり、試してみたら面白くなるかもしれないというところで辞めてしまうことが「つまらない」ということかもしれないです。例えばプレゼンに行ったりした時に、「過去に似たような実績ないですか」って言われたりしませんか?もちろん大事なことだと思うんですけども、それだと新しいことって生まれないんじゃないかと思うんです。二番煎じにしかならないと思うんですよね。データを取って検証することも大事ですけど、なんでもかんでもデータに頼っちゃって、「事例がないからやめとこう」みたいに妥協しちゃう癖がついてしまっている人もたくさんいらっしゃると思います。だから、もうちょっと怖がらずに冒険しようぜ!っていう世の中になると面白いなと思いますね。

schoo:後悔したことはないんですか? ちょっとやり過ぎたかもみたいな。

シ:それはないですね。

柳:忘れちゃうからね。

シ:嫌なことってなんか忘れちゃうんですよね。柳澤さんは何かありますか。「つまらん」っていうようなこと。

柳:深刻になっちゃうことかな。行き詰まって深刻になって、これしかないみたいな感じの空気感っていうのは、なんかつまらないですね。

シ:「これが一番マシだな」っていう雰囲気で選んでしまった時ですね。

柳:ほとんどの状況って、考えたらなんとかなるじゃないですか。必ず突破口はあるのだけど、諦めてしまう空気感みたいなものは、つまらないんじゃないかと思います。

「おしゃべり」って戦法みたいですよね(柳澤)

schoo:そういう空気を打開する時ってお二人はどうですか。あえて全然違うことを言ってみたりだとか、詰めの状況で全部崩しちゃって初めからやり直しっていう状況にしてみたり、そういうことはありますか? 

シ:ケースによりますけども、とりあえず仲間としゃべるとか。そういうことしかないですよね。しゃべってしゃべって…、これもいけるんじゃないかというところまで。おしゃべりは割と重要なんじゃないかって思っていて。

柳:「おしゃべり」っていうと"戦法"みたいな感じがしますよね。

シ:しゃべっている時が一番脳みそ動いてるなって思うんですよ。人によるんですけど、僕の場合はそうです。

柳:それで頭が整理されるんですね。

シ:そうですね。アウトプットしながら相手に伝えようとすることって「こんなこと自分で思っていたんだ」っていうことも出てきますし、自分で言いながら驚くことも結構ある。昔は家で一人で考える方が得意というか、いっぱい出たんですけども、ここ2、3年で変わってきましたね。

柳:人にぶつけた方がいいと。

シ:そうですね。聞いてもらうでもいいんですけども、そっちの方が浮かびやすいですね。柳澤さんはどんな感じでアイデアを考えていますか?

柳:やっぱりブレーンストーミングですか。カヤックの場合はみんなで盛り上がったときは「やろうよ」ってなります。盛り上がりを指標にしているのかもしれないです。でも、アイデアは一日寝かせた方がいいですよね。翌日になって「あれ? なんで面白かったんだろう?」っていうのが結構あるから。

シ:モノによりませんか?例えば僕は4コマ漫画を描いているんですけど。あれって、パッと思いついたときに絵が浮かんだときに描く方が面白くなるような気がしていています。アイデアだけメモしておいて、後で描く時に同じ内容でも、「なんか違うな」ってなることが多いかもしれないです。

柳:やっぱり、これしかないっていうのはあり得ないね。

「インド人 = カレー」という図式をあえて裏切っていく(シモダ)

schoo:面白さを落とさないコツというかプロセスをお聞かせいただけるとありがたいのですが。

柳:難しい質問だよね。形にするったって、カヤックもバーグハンバーグバーグもほとんどのアウトプットがWebだから「ただ作るだけ」だしね。

シ:そうですね。とりあえずやる。やるしかないですよね。

柳:経営理念が「がんばるぞ」ですからね。

シ:そうなんです。「がんばるぞ」かな。「発想を形にするコツ」って計画を立てるくらいじゃないですか。最初に大きなコンセプトを作ると思うんです。それを面白いと思っているから、それを作りたいと思えることが多いかもしれないですね。

柳:例えば、どんなコンセプトがありましたか?

シ:例えば、『インド人完全無視カレー』というのを作ったんですけど、カレーとか、グルメって、演出に固定観念があるわけじゃないですか。「カレーはインド人だ」とか、グルメ番組で、「三ツ星レストランのシェフのアドバイスを基に作った」とか。そんな固定観念を壊したいと思ったのが、この企画を考えたきっかけですね。インド人シェフを呼んでおいて、そのアドバイスを無視してみる。無視して、勝手にカレーを作ったおかげで日本人の口にすごく合うカレーができたよ、みたいに。

柳:そうなっちゃったら、そもそもインド人いらないもんねぇ。

シ:そうなんですよね。「インド人にアドバイスを聞かないなら、なんでインド人を呼んだんだ」という言葉が聞きたくて作ったんですよ。それを実現しようとなると、あとは演出方法だけです。動画を使うかとか、どういうコピーを書こうかとかは、その中の部品なので。実はあんまり重要じゃない。部品は換えても軸がぶれなければゴールに向かうことが出来るので、軸だけしっかりしていたらいいと思っています。

柳:作ってみたら「これはあまり面白くなかったな」ということはないんですか。

シ:嫌なことは忘れているだけかもしれないですね。

schoo:柳澤さんはそういうことはあるんですか?

柳:僕は結構ありますね。どうしても技術的なところに落とし込まなければならないことが多いので、実装しきれなかったということが起きてしまいます。例えば、「面白い検索エンジンを作ろう」と考えたとしたら、検索結果が面白くないと、検索エンジン自体も面白くないじゃないですか。それは作ってみないとやっぱりわからない。だから、作って体感した時に全く驚きがなかった、というようなことは結構ありますね。そういう意味ではボツもいっぱいありますね。

アイディアはメモしない。ネタを書き溜めてもどうせ使わない(柳澤)

シ:アイデアってメモったりしますか。

柳:僕は普段から毎日アイデアを考えているわけではなくて、アイデアを考える時に考えて出したもので良いと思っています。考える時に考えて出したものが最良の案だっていう考え方です。

schoo:シモダさんはどうですか。

シ:僕は、もし子供が生まれたらこういう育て方をしようというのはメモしますね。あとは、4コマ漫画のネタをメモしたり。他にもこの言葉から連想できるんじゃないかっていう変な言葉をメモったり。だけど全然見直さないですね。書いてすっきりするだけ。

柳:僕もブログを書いてるから、ネタにしようと思って書きためていた時があるんですけど、そこからなにも発想しなかったから、止めました。

シ:だから、人と話す方がやっぱりいいなと思っているんです。口から出すとそれだけで自分の意見になるし、自分にマインドコントロールをかけれるじゃないですか。こんなこと考えたんだって自分で言い聞かせて。そっちの方が後で発展もしやすいし、記憶にも残るのかなって思いますね。

柳:逆説的だけど「アイデアノートがあります」っていう時点でアイデアマンじゃない。その場で面白いことを思いつかないと、そもそもアイデアマンじゃない。

シ:その感じよく分かります。アドリブができるかどうかに、アイデアマンの素質が問われるのかもしれない。会話のキャッチボールの中で、その場にぴったりのものを出していかなきゃいけないので。

柳:今日会場には学生の方もいらっしゃると思うんですけど、面接で「自分はアイデアが豊富です」という人なら、アイデアノートみたいなものは持ってきちゃいけない。むしろ、その場で「お題をください」って言って答えて初めて、アイデアが豊富だと言えるってことなんじゃないかなと。

自分たちが説明しないと、ふざけた資料がクライアントに届くだけ(シモダ)

シ:柳澤さんは、これまでのサービスの中で、世の中に出してみて意外と評判が良かったことはありました?

柳:意外と評判が良かったということは少ないです。むしろ、「これ絶対面白いはずなのに、うまくいかないんだろう」っていうことの方が多いですね。

シ:あー、なるほど。

柳:だから、意外にうまくいったということはないかも。うまくいくかどうかの感覚は、何となく分かっているので。そういえば、中西さんにとって「面白い」っていうのは何なんですか?

中:僕にとって面白いのは、「遠すぎないもの」ですかね。物事には、"ちょうどいい距離"があると思うんですよ。「面白い」ということで言うと、突拍子もなく奇声を発すると怖いですけど、いいタイミングで言うと、「あ、あの人おもしろい人だな」と思うんだと思います。

柳:距離感!面白さとは距離感である、と。

シ:なるほど。

柳:一番いい言葉じゃないですか。

シ:ためになります。

schoo:特にバーグハンバーグバーグのこれまでに制作されてきたものを拝見していて思ったのは、面白いと不愉快の境界の"良い塩梅"を「外してない」気がするんですが、そこは意識されていますか? 

シ:そうですね、「外してない」かは分からないですけど、「ぎりぎりセーフ」をテーマにしていますね。

柳:絵というか画像が面白いもんね。

シ:ええ、あと分かりやすい。

柳:分かりやすくて、画像が面白い。

シ:あと、twitterとかで色々情報が流れてくる時に、タイトルを見て「?」ってなって欲しいんですよね。確かめにいくということはすごく大事だと思っていて。流れてきた時に、興味がない限りクリックしないし。だから「?」が浮かんで、かつ、前のめりで「見てみたい」と思わせることは、企画をする上で大事なことなのかなぁ、と思います。

柳:でも、バーグハンバーグバーグさんがやっていることは、人に伝える時に説明しにくいものばかりでしょ。どうやっても真面目に伝えようがなくて、面白いようにしか言いようがない。

シ:あの、聞いてもらえます?悩みを。僕たちのプランって、代理店の人に任せると弱いんですよね。自分たちが行かないと、クライアントにふざけた資料が届くだけになってしまうんです。そこが弱点ですよね。

柳:なるほど。

シ:だから、基本的には僕がプレゼンに行くようにしています。その前にオリエンテーションとか、コンペの場合なら説明を聞くじゃないですか。そのヒアリングの中で、向こうがどんなものを望んでいるのかを観察します。色々な言葉を投げかける中で、クライアントさんが笑顔になる瞬間があるんですけど、そういう「この人はこういうものが好きなんだな」というポイントをおさえておいてから作るようにしていますね。

schoo:なるほど。では4つめの質問なのですが、ネタ元や発想法など、影響を受けた人やモノはありますか?

シ:何のネタ元ですか?

schoo:発想する種でしょうか。

シ:おしゃべり!

schoo:発想法はとりあえずしゃべる、と。

シ:そうですね、人によりますけどね。

柳:それを「発想法」だと思ったことはないですね。

シ:あとは、昔見ていたテレビとか、自分が歩んできた人生も影響を受けてきているかも。

柳:ミュージシャンだったら、必ず誰かの曲を聞いてバンド始めましたとかあるじゃないですか。そういう意味でいくと、ビジネスマンとして影響を受けたということはあまりないかもしれないです。そもそも、自分たちがやっていることはビジネスっぽくないような気がするし。

シ:そうですよね、何でバーグハンバーグバーグが成り立っているのか自分でも未だに分からないです。来月くらいに潰れるんじゃないですか、うち。

柳:わははは!

シ:この授業、得るものあったかなぁ……。

<第2回:「ユニーク」とは何か レポートおわり>
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先生プロフィール

柳澤 大輔
 

1974年香港生まれ。

慶應義塾大学環境情報学部卒業後、ソニー・ミュージックエンタテインメントに入社。

1998年、学生時代の友人と共に面白法人カヤックを設立。

鎌倉に本社を構え、鎌倉からオリジナリティのあるコンテンツをWebサイト、スマートフォンアプリ、ソーシャルゲーム市場に発信する。

主要事業のほかにもカヤックが運営する飲食店「DONBURI CAFE DINING bowls」の運営や2009年、ビンボーゆすりを科学したプロダクト「YUREX」の開発のプロデュースにたずさわる。

100以上のクリエイティブディレクターをつとめる傍ら、2012年カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル、2010年東京インタラクティブ・アド・アワード、2010~2014年Yahoo!インターネットクリエイティブアワードなどWeb広告賞で審査員をつとめ、著書に「面白法人カヤック会社案内」(プレジデント社)、「アイデアは考えるな」(日経BP社)、などがある。

ユニークな人事制度(サイコロ給、スマイル給)や、ワークスタイル(旅する支社)を発信し、「面白法人」というキャッチコピーの名のもと新しい会社のスタイルに挑戦中。

シモダテツヤ
株式会社バーグハンバーグバーグ 代表取締役 兼 オモコロ編集長

1981年生まれ、 京都府出身。

株式会社paperboy&co.に入社した後、2009年株式会社バーグハンバーグバーグを設立。会社理念に「がんばるぞ!」、採用基準に「炎の洞窟の奥に住む爆炎の魔神 かつやる気のある人」を掲げるなど、他の企業とは一線を画すユニークな会社である。

また、同社から生み出されるコンテンツも非常に独創的。「イケてるしヤバい男長島」「インド人完全無視カレー」「上司に味噌を塗りたくらない人、募集」など、世の中にたくさんの話題と斬新なクリエイティブを提供している。

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