4/25(Thu)

今日の生放送

IT✕教育を進化させる、スクーで働くエンジニアの声

 


私たちが掲げるビジョンは『インターネット学習で、人類を変革する』こと。
インターネット生放送を活用した学習サービス「schoo(スクー)WEB-campus」を通じ、 もっと楽しく、もっと便利に学べる世界をつくることをめざしています。 http://schoo.jp/

そして、15万人の学生たち(2015年4月現在)が「学びたい」「知りたい」と感じたときにいつでも通える場所を作っているのが、チーム・スクーのエンジニアたち。現在は8人のエンジニアとデザイナーたちが、日々サービスの設計をし、世の中から卒業をなくすための学習体験を追求しています。

「スクーで働くエンジニアの声」ではエンジニア陣にスポットを当てて、スクーでの日々の仕事や掲げているミッション、自身の目指しているキャリアなどについて、インタビュー形式でご紹介します。
 

 

第2弾となる今回は、スクーのサービス開発部門長兼、UXデザイナーでデザインを担当している、上羽智文のインタビューです。

3年前、新卒で入社したヤフーのデザイナーを入社4年で退職し、創業間もないスクーの3人目のメンバーとしてジョインした上羽。
これまでのキャリアは?なぜスクーを選んだのか?「schoo WEB-campus」というサービスで実現したい世界とは?

働くエンジニアたちの本音を聞いてみました。

 

 

スクーに入社する前はどこで何をしていましたか?

Yahoo! JAPANの制作部にいました。主にYahoo!メールやYahoo!カレンダーなどの個人向けサービスを制作していました。ビジュアルやコーディングなど、Webサービスの制作業務全般を担当させてもらいました。

それこそ1年目はバナーやアイコンをひたすら作る時期もありましたね(笑)日々先輩のデザイナーやエンジニアさんに刺激された、とても濃い4年間でした。Webデザイナーとしてのスキルの大半は、ここで教わったものです。

 

そこからスクーとの出会いは何だったんですか?

スクー創業間もない頃、友人の紹介で森(現代表取締役)と飲む機会がありまして。そのとき彼が、目をキラキラさせて「Webに学校作りたい。世の中から卒業なくしたい」って言うんです。

まだサービスが出るか出ないかの時期でしたが、とても彼に熱意を感じたんですよ。
こいつとなら何か面白いことができるんじゃないかって思いましたね。

もともと教育には興味があったのですか?

当時、自分にとっても「適材適所」というのが興味のあるテーマだったんです。
人が持っている情報についても、こちらにある情報をあちらに持って行くと価値が増大する。大学は経済学を専攻していて「知識の貿易」的なことをずっと考えていたんですよ。なので、そんな「貿易」の発想が、動画やオンラインという世界で実現出来るのであれば、それほど面白いことはないと思いました。

最初にスクーのアイデア聞いた時は「やられた!」という感じでした(笑)

 

大企業からの転職... 迷いはありませんでしたか?

それはよく皆に聞かれます。26歳で結婚してすぐに転職したぐらいなので(笑)

ですが、転職は特に迷わなかったです。
ゼロからのサービス作りに本気で打ち込んでみたいという気持ちの方が大きかったですね。


現在はスクーの開発内で、具体的に何を担当されていますか?

現在はサービス開発部門長兼、UXデザイナーをしています。
主な仕事は、開発陣のマネジメントとschoo WEB-campusのサービスデザインですね。サービスの機能やクリエイティブはもちろん、まだ世の中にない「新しい体験」を日々考えています。


どういったことを意識しながら開発をされているのでしょうか?

最近のテーマは、Webの学習を実生活に活かすために必要なものは何か、ですね。授業をもっとインタラクティブにすることかもしれないし、先生からのフィードバックかもしれない、履修ログかもしれない、ゲーミフィケーションや学生同士のつながりかも知れない。

そういったものの仕組みを考えたり、機能を開発したりしています。

 

スクーの開発チームならではの特徴ってありますか?

そうですね、一言でいうと、裁量権は非常に広いです。
ディレクターのいないアジャイルを導入しているので、完全に開発メンバーが主役なんです。デザイナー・エンジニアが一丸となって、自然とスピード感のある開発が行われています。

「誰々に承認をとって・・・」といったフローが必要ないので、現場での意思決定が非常に早いですね。
「悩んでる時間があるなら作っちゃう」という文化は、創業当時からそのまま受け継がれています。

例えばスクーには「着席ボタン」というのがあるのですが、これはまだ開発メンバーが2人だった頃、エンジニアとノリで実装しました。思いついてから2時間後にはリリースされてましたね(笑)

社外の方たちお会いするときにも、「着席しました!」みたいな挨拶をされることが多くて。
「文化」ってこうやってできていくんだなと感じてますね。

 

確かに「着席ボタン」は、スクーの特徴的な機能ですね!

もともと「着席ボタン」が生まれたきっかけは、授業の受講データを見ていたとき、ほとんどの学生が何も発言せずにじっと動画を見てたことに気付いたことでした。

そのとき、ふと盛り上がらないライブハウスを思い出しまして。
最前列の数人だけ叫んでるのに、後ろの方はじーっとしてる、みたいな。

ただそういう人たちも、一度声出したら会場が一体感に包まれるんですよ。その方がぐっと引き込まれますし、濃い時間が過ごせる。
その最初の一歩をどうにかできないかな、と思ったのがきっかけですね。

 

最近新たに追加された機能などはありますか?

グループ機能を2014年夏にβ版をリリースしました。
スクーとしては異質の存在だ、なんてよく言われるんですが「学生同士のつながり」を表現する場は、いつかは必要だと感じていました。その試験版としてリリースしたのがこの機能になります。

まだまだフィットしてる感じはしないので、これからもいろいろな形を試したいと考えています。学びが深まる場として、みなさんが使いたくなる機能に進化させていきたいですね。

現在は、まだまだ感覚に頼っている企画立案が多いので、もっと精度を上げたいんですよね。
サービス開発はクローズになりがちなので、今後はヒアリングやミートアップなど、積極的に学生さんに関わりに行きたいと考えています。

 

上羽さんの直近1年でのビジョンはありますか?

そうですね、色々あるのですが、一番は「適材適所」をさらに実現しきたいですね。
遠くの先生が画面に現れるという形が軌道に乗ってきたので、今度はスクーで学んだ人が「適切な環境」で力を発揮できるという形を構築していきたいです。

具体的に言うと、忙しくて勉強する機会がなかった人がスキマ時間で憧れの職業に転職できる。そういう21世紀の学習スタイルですね。また、1年後かは分かりませんが、スクーで学んだ学生が教える側に回るというのも近い将来実現したいです。

 

将来の具体的なキャリアも、あればぜひ。

これからはUXデザイナーとしての力を磨いていきたいと考えています。
いままで漠然と「こういうターゲットで・・・インサイトで・・・」と考えていた部分を、完璧に明らかにしていきたい。ぼくは唯物論者なので。一般化された「ユーザー」なんていないと証明したいんです。

その後は、またデザイナーに戻ってきたいですね。結局、手を動かさないと作れないものがありますから。最近の悩みは、ユーザーヒアリングで噛んじゃうことが多いことですね。日々精進です(笑)
 

 


 

ありがとうございました!
スクーで働くエンジニアの声、第2弾はいかがでしたか?
今後もこうしたかたちで、デザイナーやエンジニアたちにフィーチャーしたインタビュー記事を随時公開してまいります。普段あまり見えないスクーの裏側、是非楽しみにしていてくださいね。


▼〈第1弾〉「 “学び” に対する変化を技術者の立場から起こしたい」スクーで働くエンジニアの声 Vol.1
執行役員の伊東氏のインタビューはこちらから


また、現在スクーでは、IT×教育を加速させる仲間を募集しています。
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http://schoo.jp/company/photos


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
「スクーで働くエンジニアの声」vol.3もお楽しみに!