8月16日21:00〜、特集授業の第二回目として放送した「コピーは世界を変える -一流コピーライターから学ぶ、言葉を紡ぐチカラ-篠原茂先生によるコピーライティングの世界」。

授業内では、ご登壇いただいた篠原茂先生へコピーの書き方やお仕事に関するたくさんの質問が寄せられ、
また、ワークショップではたくさんの「ビジネスパーソンを癒やすコピー」が生まれました。

そんな大人気だったこの授業。たくさんコメントをいただいたために、
皆様から寄せられた質問の中で、授業内でお答えしきれなかったものもいくつかございます。
今回は、篠原先生が授業放送終了後に特別に回答してくださったので、各質問に対するお答えをご覧いただき、コピーライターになるための取り組みや、訓練を行っていただくための足掛かりにしていただければと思います。

本お知らせの後半では、ワークショップで生まれたコピーを、篠原先生がブラッシュアップしたものもご紹介していきます。

 

篠原先生による質問の回答


 

【Q.1】ターゲットじゃなくても共感するコピーって中々難しそうですが、コピーで共感を生むコツはありますか?

授業内でもお話しましたが、どれだけ憑依できるか?ターゲットの気持ちや日常や観点を理解する、受け止めるのが大事です。

 

【Q.2】コピーを届ける対象が、普段自分の周りにいる人とは違う年代や感覚の人だった場合、どういうことに気を付けたらよいですか?

ターゲットのペルソナを描く。犯罪捜査のプロファイリングに近いですね。右脳までいかなくても、左脳的に理解することでも十分です。

 

【Q.3】コピーってシンプルで心に届くものが多いように思うのですが、文字数が多くて良いなぁと思われたコピーはありますか?

一般には短い方が伝わりやすい(電通の古川さんも仰っています)。しかし、効果観点で、長い方が正しく強く伝わると考えるのであれば、そうするべきです。最近映画タイトルも、長いものが多いですよね。

 

【Q.4】コピーを考えていてどうしても浮かばない時、どのようにされてますか?気分転換でしょうか?

そうですね、一度別の仕事をやります。続けるのであれば、場所を変えてみるとか、あらためて情報インプットしてみることをします。

 

【Q.5】これからのコピーライターに必要な能力や意識は何だと思われますか?

授業内でお話した「フラットな視点」や「柔軟な受容性」でしょうか。ミーハーであることも必要だと思います。

 

【Q.6】コピーを考える時に 文字数はどれくらいを目標にしていますか?(クラアントからの指定があるのでしょうか?)また、受けの良い文字数はあるのでしょうか?

特に決めはありません。あるとすれば媒体特性による考慮。WEB・パンフレット・電車の中吊り・新聞・雑誌広告で、リーダビリティは違ってくるので、文章構成も含めて文字量は気にしますね。

 

【Q.7】デメリットをさんざんユーザーに指摘され、事実として受け止めた結果、メリットをメリットとしてそれだけを伝えるのに後ろめたさを覚える商品には、どういったコピーを先生なら付けますか?

難しいですよね。だだ全員がNGではなく、1人でも2人でもいいと思ってくれている人がいるのであれば、その声を拠り所にします。別に自分がそうだと思わなくても。

 

【Q.8】求人広告を作る際に一番大切にされていることは何ですか?

ターゲット設定(誰に)の明確化に一番重きを置きます。

 

【Q.9】他者から影響を受けるでいくと、どんな部分を影響受ける(参考にする)のでしょうか?

ある人が、その人の人間性以上のコピーは書けないと言っていました。なので、コピーや広告から見える人間性に影響を受けるのかもしれません。ここでいう人間性は、いい人とか気が合うとかでは、もちろんないですが。

 

【Q10】(頭の中に)降ってきたコピーに、ビジュアル的なイメージもつきますか?

言葉もイメージであるので、シーンと一緒に考えるのは大切だと思います。

 

【Q11】普段からメモなどを持ち歩いて言葉を記録したりしてますか?

アイデアストックに、スマホのメモ帳は活用してます。いつもじゃないですが。取材も多いのでノートは必携です。

 

【Q12】コピーライターになられて、よかったこと、悪かったことはありますか?コピーライターならではのあるあるはございますか?

採用系のコピーライターとい観点でいけば、とにかくいろんな人に会えること、ですかね。超大企業の社長さんやベンチャー企業のエンジニア、町工場の職人などなど。

 

【Q13】いいコピーとは何か、また、悪いコピーとは何かの基準があればご教示ください。

授業内でもお話しした(コピーで)アクション喚起できるか否かが、僕のコピーが基準点。プラス観点は、ターゲット外でも共感できるか?です。あとは好き嫌いの世界ですね。笑

 

【Q14】インプットや考える訓練を続けることが大切というお話でしたが、毎日習慣づけていることはありますか?

新聞を読む。ニュースピックスをチェックする。SNS。まとめサイトやYahoo!を見る。特段、努力チックなことはしていません。

 

【Q15】「なんかイイ!」と感じる言葉が浮かんだけど、違うことをして忘れてしまうことはありますか?また、そのような場合、「なんかイイ!」と思った事は気のせいだと思いますか?

忘れたものは追わないようしています。笑

 

【Q16】ダジャレって共感性を生みますよね。

常にではないですか笑。ただ素人は手を出しすぎると危険。眞木準さんレベルには、そうそう到達できません。

 

【Q17】共感を得るためのいろんな視点、立場にたつためにはどうしたらいいのでしょう?やはり経験値なのでしょうか?

いわゆる年齢を重ねる経験だけではないです。若くてもダイジョウブ。自覚的に努力すれば。

 

【Q18】(コピーのワークショップ終了後)千本ノックみたい!書くことが大切なんですね。

入れて出す。インしてアウトプットする体質づくりが大事です。

 

写真:授業中に質問にお答えいただいている様子

ワークショップで寄せられたコピー講評


授業内で行った「ビジネスパーソンを癒やすためのコピー」を書くワークショップ。
篠原先生には、授業中にも即興でコピーを講評していただきましたが、
いくつかの作品をブラッシュアップしていただいたので、質問と同様こちらもご紹介いたします。

 

【コピー1】あなたの愛する布団が待っている

「 干した布団の香りが待っている!」

 

【コピー2】癒されたいなら、まず疲れないと

「癒される人は、疲れる人。」

 

【コピー3】お風呂でオフろ

「今日一緒にお風呂ね❤。会議中、小2の娘からLINEが入った。」

 

【コピー4】ワンコのごはん代も、稼いでます。

「肉球で私の頬を押しながら、猫が大きく伸びをする。」

 

【コピー5】仕事で疲れている人は、ちょっとかっこいい。

いいですね。僕の好きなコピーで、「少し汚れたら、キレイになった。」という佐倉さんの名作があります。

 

【コピー6】マスカラを落として軽くなろう

いいですね。男の僕にはなかなか書けないコピーです。

 

【コピー6】早く帰って、わが子のほっぺにキスしたい

「午前1時、隣の和室で川の字2本が寝息を立てている。3本目は、もう少しビールを飲んでから。」

 

【コピー7】たまには定時で、お父さんに戻ろう

こちらもいいですね。

 

【コピー6】休日の贅沢感ハンパない

「目覚まし時計を見て飛び起きた。…土曜日だった。」

 

ブラッシュアップといっても、ほぼ即興なので参考になるかどうか...すみません(篠原先生より)

 


 

第三回目の放送、「コピーは世界を変える -一流コピーライターから学ぶ、言葉を紡ぐチカラ-渡邉千佳先生によるコピーライティングの世界」は9月13日21:00〜。次回も皆さんの質問・コピーの投稿をお待ちしています。

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生放送授業でお会いしましょう。

スクー 教務課

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