企業における人材のあり方が、大きく変化しています。
人材を投資によって価値を創造することができる「資本」と捉える人的資本の考え方が日本でも普及し始め、企業が成長する上で「組織力」や「人材力」は重要性を増しています。
しかし、企業がその職場におけるダイバーシティを豊かにする必要が叫ばれて久しい中、実際にそれを実現できている国内企業は決して多くありません。それどころか、女性の活躍の水準だけ見ても、日本は他先進国に対して大きく遅れを取っています。
本来ダイバーシティ経営とは、その倫理的側面だけでなく経済合理性においても、進める以外の選択肢は無かったはずです。実際にダイバーシティ経営を進める事ができた企業とそうでない企業では、現時点でも、そして未来においては更に、その”勝てる確率”の差が広がってしまいます。
本授業で、その差を生み出す「ダイバーシティ経営を進められた組織がビジネスで勝てる理由」とは何なのか、探ります。
■講師
SDGインパクトジャパン Co-CEO
小木曽 麻里 氏
担当授業:『ESG投資を理解する - 投資家が企業に求めるD&I』
NPO法人 ファザーリング・ジャパン理事 代表
川島 高之 氏
担当授業:『多様性で組織力をアップする これからの上司像』
日本女子大学 名誉教授
大沢 真知子 氏
担当授業:『多様性社会を生きるライフキャリア論』
ジャーナリスト
浜田 敬子 氏
担当授業:『女性がリーダーへ踏み出すためのマインドセット』