スクー全社導入で社員の自律的な学びを後押し!導入半年後も自発学習での利用率6割をキープする活用方法

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e-Janネットワークス株式会社 ​​ ​​
経営管理グループ 原口さん(左)、佐野さん(中央)、飯森さん(右)

法人向けリモートアクセスサービス『CACHATTO』を企画・運用しているe-Janネットワークス株式会社。2002年にサービスリリース以降、時代に合わせて機能を刷新し成長を遂げてきた。コロナ禍でのテレワーク推進でニーズが拡大し、競合他社が増える中、順調に業績を伸ばしている。

課題

・人従来の研修は集合型で、社員のスケジュールと研修日が合致しないと予約が取れなかった

・教育プログラムは入社や昇級などの節目に用意していたが、日常的に学べる機会の提供を模索していた

・単発の研修を導入するも、定着しなかった

導入理由

・他社と比較しても圧倒的に豊富なコンテンツ数

・毎日の生放送で学べる最先端のコンテンツ内容や質の高さ

・場所や時間にとらわれずオンデマンド型でスマホからいつでも視聴できる

活用方法

・全社員にIDを付与し自発学習の促進

・新入社員にはカリキュラムを組み研修としても利用

・集合学習機能を活用してグループで一斉視聴

・人事評価に組み込み、メンバーが上長と話し合って視聴する動画を決めることで個別のスキルアップを図る

導入後の効果・成果

・同じコンテンツの視聴によりチームの一体感が増し、共通の認識を持って仕事ができるように

・全社員の学びの意欲を後押し

01

スクーが社員の「学びたい」欲を刺激した

 

−−−スクーの導入を検討した背景を教えてください。

原口さん:10年ほど前から対面型の集合研修サービスを導入していたのですが、利用率が上がらないという課題がありました。一斉に行う画一的な研修内容ため「これを受けたい」と希望しても、スケジュールが合わないと受講できなかったんです。

そんな中でコロナ禍となり、集合研修自体がなくなってしまって。事実上、外部での学習機会がなくなったことを受け、思い切って以前から興味を持っていたオンライン学習に切り替えることにしました。

 

−−−そもそもスクー導入前は、どのような社員教育を行なってきたのでしょうか?

原口さん:前述の集合研修以外に、入社時のOJT研修や技術系の研修などをスポットで利用していました。実は社員の2割ほどが外国籍のメンバーで、開発チームの公用語が英語なため、語学研修にも力を入れています。

会社規模的に、大企業のように定期的な研修をすることもできない中でも、学習機会を提供できる体制を整えてきたつもりです。しかし、変化の激しい時代において経営層からはより充実した研修を要望されました。

窪田さん:元々、自ら自発的に学ぶ社員が多いので、私たちもしっかり用意していなかったという側面もあるかもしれません。当社はリモートワークプラットフォームを提供しているため、コロナ以前から全社的にリモートワークを採用しています。対面コミュニケーションが少ないため、普段から自律的に動ける人を採用してきました。採用面談時には「自分で学んで成長してほしい」と伝えているので、社員はその前提で入社し、実際に自発学習に前向きな人が多いと思います。今回のスクーの導入は、社員がもともと持っていた「学びたい」欲を、より強く刺激してくれたように思います。

02

自己学習をみんなで! 集合学習でチームの一体感を高めながら知見を養う

−−−オンデマンド型の研修サービスはほかにもありますが、なぜスクーを選んだのですか?

原口さん:全社員にスクーのIDを付与することにしたので、導入にあたっては「自由に視聴して良い」と自信を持って言える、コンテンツの質と鮮度は必須でした。

いくつかのサービスのトライアルを受けたのですが、スクーは圧倒的にコンテンツ数が多く、質も高かったんです。コンテンツの統一感がありつつも、様々なジャンルのトップランナーとも言える外部講師を入れることでバラエティ豊かなことも好印象でした。しかも1日に何本も新しいコンテンツがUPされていて、生放送まで視聴できるのは本当に衝撃を受けました。トレンドを踏まえた旬なネタを入れてくれるので、日々新しい学びがあります。

 

−−−スクー導入後、どのように活用していますか?

原口さん:基本的には自由に自己学習として視聴してもらっていますが、業務に関係あるものなら業務時間内に、それ以外は業務外に視聴するという簡単なルールだけ設けています。その上で導入4カ月目からは、利用に対するプレッシャーにならない程度に評価システムに組み込みました。部署によって、上長と話して個々のスキルやミッションに合致した視聴動画を決めているのです。

飯森さん:たとえば私の場合はユニットリーダーと相談して、今期の視聴動画を採用に関連するものと決め、「面接の仕方」や「開発メンバーの採用方法」などをピックアップしました。
また新入社員向けには、ある程度まとまったカリキュラムを用意しています。コミュニケーションやファシリテーションなど、カテゴリーに分けた新入社員研修のコースを4本程度作成し、随時受講してもらっているのです。新入社員同士がみんなで一斉に学べる「集合学習機能」も活用していて、「一体感を持って学べる」とメンバーからも好評です。

窪田さん:自己学習を発展させて「集合学習機能」を使ってチームで学習しているメンバーたちも多いですよね。一つのコンテンツをみんなで一斉に観ながらチャットでコミュニケーションがとれるので、一人では得られない刺激があるのかもしれません。田中さんが所属しているカスタマーサポートグループでも、定期的に実施しているんですよね?

田中さん:そうですね。もともと月2回勉強会を開催していて、その一環としてスクーを取り入れました。以前は担当者によって内容に偏りがあったのですが、スクーを導入してからは豊富なコンテンツのおかげで網羅性が出てきたように感じます。動画視聴中にメンバーのチャットのやり取りを見ていると、それぞれが講義内容のどこに注目したのか、どんな思考を持っているのかがわかって面白いです。

03

スクーをきっかけに社内のコミュニケーション活性化

−−−特に価値を感じているポイントを教えてください。

佐野さん:スマホにインストールしたアプリで気軽に受講できることです。未就学の子どもがいるので、退勤後は子どもが寝るまで自分の時間が取れません。スクーは隙間時間に寝ながらでも観られるのが利点。最初は夜眠れないときに観ていたのに、だんだん面白くなって一時期は寝る前に1本観るのがルーティンになっていました。最近は部署異動があって落ち着かず、なかなかコンテンツをコンスタントに視聴できないこともありますが、業務に慣れたらまたいろいろなコンテンツを観ようと思っています。

田中さん:オンライン学習なので、自分の都合でいつでも観られるのがいい。実は以前からスクーの無料会員に登録していたのですが、(無料会員では)生配信しか観れなくて、ちょうど有料会員になるか迷っていました。会社が導入してくれて本当にありがたいです。社外のコミュニティ活動に役立つコンテンツもあるので、公私共にお世話になっています。

 

−−−今後、スクーの活用を通じて取り組みたいことを教えてください。

飯盛さん:スクーを導入して半年経った現在も、使用率6割を保っています。今後もその高い数字を保ちつつ、昨日観たドラマの話をするくらい気軽に、社内でスクーの話が飛び交う環境をつくりたいです。
また、テレワークを採用しているため、顔を直接合わせない分、社内コミュニケーションを重視しています。そのため日報には、その日あった良いことや誰かへの感謝を書く「グッドニュース」という項目を設けてコミュニケーションのきっかけにしているのですが、最近は「スクーの●●というコンテンツが面白かった」などと書いてくれる人が多いんです。
また少し前に「『話し方の基本』というコンテンツが面白かったよ」と社内のコミュニケーションツールに投稿したら、多くの方が受講したうえで感想を伝えてくれて。それがとてもうれしかったので、スクーとスクーを通したコミュニケーションを当社の文化として定着させていきたいですね。

ご回答いただきありがとうございました。

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