「強い横のつながり」が生まれ、新入社員の離職率が低下。OJTだけでは後回しになりがちな、ポータブルスキルの習得にも

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株式会社ウィルゲート ​​

株式会社ウィルゲート様は、「一人ひとりの『will』を実現する」というミッションのもと、コンテンツマーケティング事業、セールステック事業、M&A事業などベンチャー企業の成長を支援する事業を複数展開されています。事業の拡大とともに組織が変化する中で、主に新入社員育成の手段としてSchooをご導入いただきました。導入の背景や活用方法、実際の効果について、人事部の鈴木様にお話を伺いました。

課題

・社員数が増加している中、研修制度が未整備だった

・新入社員研修がOJT中心で、ポータブルスキルを体系的に学べる場がなかった

導入理由

・授業ジャンルが幅広い

・新入社員や内定者向けのカリキュラムが充実

・コミュニケーションを促進するグループワークが用意されている

活用方法

・新入社員研修に利用(ポータブルスキルなど)

・内定者研修に利用(ビジネスマナー、OAスキルなど)

・社内チャットツールでSchoo専用チャンネルを立ち上げ、おススメの動画や学びを共有

・人事や管理職がメンバーの受講状況を確認し、1on1でのコミュニケーションに利用

導入後の効果・成果

・新入社員同士の横の強いつながりが生まれた

・コミュニケーションが活性化し、新入社員の離職率低下につながった

・後回しになりがちなポータブルスキルを学ぶ時間を確保でき、新入社員のスキルアップに貢献

・チーム会や上司との1on1でSchooで学んだことをアウトプットする習慣の形成

01

現場主導のOJTで、ポータブルスキルの習得に課題

ーーーSchoo導入をご検討いただいた背景には、どのような人材育成の課題があったのでしょうか。

鈴木さん:ウィルゲートは若い組織ということもあり、これまで体系立てた研修制度などは用意しておらず、現場主導で社員を育成していくような風土がありました。
そのため、何かを学びたいと思った時は外部のセミナーを自発的に受けに行くなど、かなり積極的に情報収集をしないと知識の習得ができないという点が課題でした。

その中でも特に課題を感じていたのが、新入社員の育成です。私が新卒で入社した時は、入社後に数週間の研修を受けて即現場に配属され、OJTで育成をしていく状態でした。
そのためビジネスマナーやOAスキルのインプットなどが不十分で、新入社員は悩みを抱えがちだったり、現場のマネージャーも育成に苦労したりと、様々な問題がありました。

 

ーーーそういった背景の中で、Schooを導入しようと思った「きっかけ」を教えてください。

鈴木さん:社員の数が増えてきて、OJTでは育成しきれなくなったことがきっかけです。

また私自身、1年目の頃にポータブルスキルの習得について課題を感じていたこともあり、事業部門から人事部門への移動が決まってから、通年で体系的に学べる場作りをしたいと考えるようになりました。
そのタイミングでS.L.P. for freshersのお話を聞く機会があり、導入を決めました。

※S.L.P. for freshersとは?

「自律し自走する新入社員を育てる、伴走型の研修」

・知識のインプットだけでなく、実践やアウトプットまでを支援。

・1年を通じた研修で学習を習慣づけ、自律自走人材の育成をサポート。

 

−−−Schooの「S.L.P. for freshers」をお選びいただいた理由は何でしょうか。

鈴木さん:学んだことを実践で使えるようになることが重要だと考えているのですが、短期で詰め込むような研修だとインプットに終始してしまったり、通常業務が始まると忘れてしまったりといったことが起こりがちです。
そうではなく、学んだことを実践で試しながらフィードバックを受けたり、振り返りをしたりしてスキルアップしていくということを重視していました。

その点、SchooのS.L.P.は一年を通じて学び続ける伴走型の研修なので、学習後の実務での実践や振り返りなどが組み込まれており、スキルがしっかり身につけられるという点に魅力を感じました。

02

事前学習から実践、振り返りまで手厚いサポートが魅力

ーーーSchooを新入社員研修に活用した感想はいかがでしょうか。

鈴木さん:今年からSchooのS.L.P. for freshersで新入社員研修を始めたのですが、事前学習からアウトプット、振り返りまで伴走してもらえるので助かっています。
私自身、新入社員研修だけでなくその他階層別の研修や採用、一部事業部での業務にも携わっているので、社内でそれだけ手厚く育成を行うには時間も人手も足りなかったと思います。

 

ーーー新入社員研修の内容について、詳しく教えてください。

鈴木さん:入社後から今まで、社会人としての考え方やロジカルシンキング、仮説思考や段取り力などを学んでもらっています。残り3ヶ月でコミュニケーションスキルについて学んでもらう予定です。 そのほかにも、一人ひとりの課題や悩みに合わせて学習テーマを設定することも行っているので、今抱えている業務に役立つスキル習得へとつながっているように思います。

私自身もS.L.P. の実施に合わせて、1ヶ月ごとに新入社員との1on1を設けています。目の前の業務に比べて、どうしてもポータブルスキルは後回しになってしまいがちなのですが、半ば強制的に振り返りの機会を持てるのが良いですね。

また第三者の目線で、社会人としての意識醸成やインプットできることに魅力を感じています。
ビジネスマナーや社会人の考え方などは、上司から伝えると強制感が出てしまったり、教えられる側が抵抗感を抱いたりといったことも考えられます。一方でS.L.P.では、外部の視点で客観的に教えてもらえるのがとてもありがたいなと思います。

03

横の強いつながりが生まれ、離職率低下に貢献

ーーー研修実施後にどのような変化がありましたか?

鈴木さん:一番大きな変化としては、新入社員同士のコミュニケーションが活性化し、横の強いつながりが生まれたことでしょうか。私が新入社員の時は、研修などで顔をあわせる機会がほとんどなかったため、同期とコミュニケーションを取る機会が少なく、お互いの近況もあまり把握することができませんでした。

しかし、今年の新入社員はSchooの研修で定期的に顔を合わせる機会があるため、とても仲が良い印象です。また、お互いの現状を把握するだけでなく、研修を通して強み弱みを理解した上でうまく声掛けなども行っています。助け合いができる仲間が同期にいるというのは、とても心強いのではないでしょうか。

また同期だけでなく、S.L.P.をきっかけとして上司や人事とのコミュニケーションも増えています。それによって社員の不調にいち早く気付けたり、必要に応じて異動を行ったりといったことができるようになり、良い影響を感じています。
実際に今年は新入社員の離職率も低下しています。Schooを通して、同期や上司との質の高いコミュニケーションが増え、新入社員の心理的安全性が強くなったことで、離職率の低下にも寄与しているのではないかと思っています。

他にも、後回しになりがちなポータブルスキルを学ぶ時間を確保でき、新入社員のスキルアップに繋がったり、チーム会や上司との1on1でアウトプットする習慣が形成できたりと、Schooを導入したことで、様々な面で良い影響が出てきていると感じています。

 

ーーー導入後の社員の声や反応はいかがでしょうか?

鈴木さん:好意的な反応がほとんどです。
新入社員からは「これまでになかった新入社員向けの通年研修を入れてくださってありがとうございます!」という感謝の声や、新入社員が所属するチームのマネージャーや上司からは「チーム会や1on1の機会で学んだことを積極的にアウトプットしてくれるので、好印象」、「メンバーの課題やメンタルの状況などもしっかり把握でき、質の高いコミュニケーションができる」などの声が挙がっています。
Schooを導入した私個人としても、新入社員の時に導入して欲しかったと思うほどです。

04

内定者のうちから意欲的にスキルアップ

ーーー内定者研修について詳しく教えてください。

鈴木さん:内定者には半年間、月に3本の動画受講をお願いしています。受講する動画は議事録の作成やExcelスキルなど、ビジネスパーソンの基礎知識に関するものをこちらから指定しています。
学んだ後はワークの提出を必須としていて、人事がそれに対するフィードバックを行うことで、学んだことをきちんと身につけることを意識しています。

私自身、入社後に「実際に仕事が始まると目の前の業務が忙しくてなかなか時間を取るのが難しいな」と感じていたんですよね。人事が手厚くサポートしてスキルアップに集中できるのは、内定者という貴重な時期だけだということを内定者にも伝えていて、みんな意欲高く取り組んでくれています。

 

ーーーその他に、Schooの活用方法で工夫していることがあれば教えてください。

鈴木さん:Schooの研修で学んだことをしっかりと定着させ、他者の学びを促進するために社内向けのチャットツールでSchoo受講者専用チャンネルを立ち上げています。
そこで受講した動画の「おすすめ度」や「学びになったこと・感想」、「こんな人におススメ」などを共有してもらっています。

また、事前に用意された研修プログラムを行うだけでなく、新入社員と上司の1on1にもSchooの動画を活用しています。具体的には、上司がメンバーの受講状況を確認した上で、上司から個別の課題の提示とそれを解決する動画のリンクを共有するなど、社員各々の状況に合わせて成長を促していくような工夫をしています。

05

次期管理職の育成と学ぶ組織づくりに活用していきたい

ーーー今後の展望をお聞かせください。

鈴木さん:現状は、新入社員をメインに研修を行っていますが、将来的には管理職育成にも活用していきたいと考えたいと思っています。

弊社は若い組織のため、今後、若いマネージャーが次々と生まれてくるでしょう。その中で、次期管理職候補の2〜5年目の若手・中堅層クラスの育成も課題に感じているため、Schooのカリキュラムにも用意されている、マネジメントクラスの研修の活用も検討する必要があると考えています。
最終的には、新入社員や管理職の育成を始め、全社的にもSchooを活用して学ぶ文化をつくっていきたいです。

ご回答いただきありがとうございました。

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