シンフォニアテクノロジー株式会社は、半導体やモーターなどを製造する企業であり、1931名(連結で3,680名)の従業員を擁しています。同社の能力開発センターでは「社員のキャリア自律」を支援したいという思いのもと、Schooをご導入いただきました。導入の背景や活用方法、実際の効果について、能力開発センターの中井様、乾様、池上様の3名にお話を伺いました。
・社員の自己啓発の場がなくなってしまった
・学びに対して受け身な社員が多い印象があった
・会社が個人のキャリアに向き合い、責任を持つ必要性を感じていた
・講座が1講座1時間程度で気軽に見れるため、とっつきやすい
・受講生代表との掛け合いがあり、オフライン感覚で楽しめる
・動画の本数が多く更新性も高いので、学びたいことが常に提供されている
・Schoo導入の社内周知の徹底
・管理職から現場社員に至るまで幅広い階層で活用
・業務に直接関わる講座だけでなく投資や趣味などに関する動画も視聴
・現場でも講座に関する会話が増え、社員間のコミュニケーションが活性化した
・ほぼ毎日利用したいという申請が出るほど、社員の学習意欲が高まった
・業務だけでなく、人生を磨くことができる学びの場として社員に支持されている
中井さん:研修以外に社員のスキルアップや自己啓発の機会がほとんどなかったことです。
自己啓発を促す場の提供の一環として、過去に通信教育を利用していたのですが、社員の関心を持続させることができませんでした。そのためプログラムの利用を止めることになり、それから2年ほど研修以外での学習機会を提供できていませんでした。
その影響もあり、学びに対する社員の意識を高めることができず、どちらかというと受け身な人が多い印象もありました。
そんな中、弊社の中期経営計画の一環として「社員の自律を促し新しいことにチャレンジする人材を育成していく」という新たな方針が打ち出されました。
全社的にも人材育成を一つの成長戦略として注力する運びとなり、私たちもより一層、社員一人ひとりのキャリアに責任を持つ必要性を強く感じていた中で、これを機に再度スキルアップや自己啓発の機会を提供していこうという考えに至りました。
中井さん:大きく二つの理由からSchooの導入に至りました。 一つ目は、授業のとっつきやすさです。Schooの授業は1講座10分程度のものから1時間程度であり、気軽に視聴できるため、スキルアップや自己啓発の一環として活用するには最適でした。
比較検討していた他の動画学習サービスでは、1講座が5〜6時間と長く、ハードルが高く感じていました。その点Schooの講座は、社員が日常業務の合間に学習を続けるのに適していると考えました。
池上さん:また、受講生代表との掛け合いがあり、オフラインで参加しているかの感覚で、気軽に受けやすい印象がありましたね。
乾さん:もう一つは、動画コンテンツの豊富さです。Schooは動画の本数が多く、常に新しいコンテンツが更新されるため、学びたいことが何かしら常に提供されている点が魅力的でした。これにより、社員の多様な学習ニーズにも対応できると考えました。
▲業界のトップランナーが講師を務める授業を8,500本以上用意している
中井さん:まずは、学びの習慣を身につけてもらうべく、その取っ掛かりとして、経営層から現場社員まで幅広い階層を対象に、業務に関わることからプライベートに関することまで自身の関心のある講座を選んで視聴してもらっています。
とは言っても、「どの講座から視聴すれば良いのか分からない」という社員のために、所属長から業務に係る授業を「月1コマ」推薦してもらうようアナウンスしてもらうところから活用を始めました。
中井さん:まずは1人でも多くの社員にSchooを知ってもらうために、全社にメールを送付したり、手作りのチラシの配布や工場内での部門内朝会でSchooの利用を促すなどで、お知らせを繰り返し、社内での周知徹底を図りました。
また、私たちとしても社員が「意欲的に学ぶことでできることが増え、できることが増えると幸せに繋がっていくのではないか」という考えが根底にあります。そういった会社からのメッセージを伝える機会として、利用者向けの説明会も実施しました。そこでは「学びを通じ自分自身のキャリアを豊かで幸せにする」というキーメッセージをつくり、学び(Schoo)を通じて社員自身が自律的なキャリアを歩んでほしいという想いを伝えました。
▲利用者向けの説明会で伝えられたメッセージ
他にも、一人では学べない人のためにグループで学習可能な「オンライン集合学習」や学習を積極的に行っている人を全社で讃える「表彰式」の実施など、様々な取り組みを行いました。
中井さん:「Schoo」という名前が社員の間に浸透してきた印象があります。現場でも「あの講座はよかった」「講座ではこう言ってた」といった会話が増え、社員間のコミュニケーションが活性化しました。
池上さん:当初は、自ら学ぶ人はそれほど多くないと思っていたのですが、ほぼ毎日利用したいという申請が来るなど、社員の学習意欲が高まってきていますね。管理職からも「こういう講座はないの?」といった話題が上がることが多くなり、全体感としても、学びへの関心が日々高まってきています。
中井さん:また、業務に関する講座に加え、趣味やプライベートで関心のある学びを行う社員も多く、Schooを通じて、キャリアに限定されない「ライフキャリア」としての学びも提供されるようになったことで、社員の人生全体がより豊かになるサポートができている実感があります。
乾さん:社員がよく視聴している講座を調べてみると、お金(社会保険、税、投資)や自身の「趣味」に関するジャンルも多く、Schooが「人生を磨くことができる学びの場」として社員の成長に貢献してくれていると感じています。
中井さん:Schooを導入したことで、社員の学びに対する意識にも良い変化を及ぼしていると思います。今後も社員一人ひとりが自ら学び続け、成長できるように、長期的な視野で支援していきたいと考えています。
最終的には、Schooを活用することで「社員のキャリア自律」を促進し、「社員の人生」をより豊かにするためのサポートを強化していきたいです。
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