株式会社丸市運送様は、東北を拠点とし、運送事業や倉庫事業、損害保険代理業を展開しております。
従業員教育を進める必要性を感じながらも、24時間体制で稼働している現場の特性上、集合研修の実施が難しいという理由で、Schooをご導入いただきました。今回は、導入の背景や活用方法、実際の効果について、経営企画室・管理部の佐藤様にお話を伺いました。
・従業員教育がほぼ未実施だった
・24時間体制の現場で集合研修が困難
・管理職のコミュニケーション不足
・1番の取引先での導入実績がある
・取引先と同じ内容を学ぶことで、現場の生産性が向上できる
・eラーニング形式で時間や場所を選ばない学習ができる
・管理職向けに、月2-3時間程度の必須研修として利用
・研修後の振り返りの実施で、各営業所の状態をチェック
・取引先との学び合いによって、現場での生産性が向上
・管理職と部下、同僚同士のコミュニケーションを活性化
・レポート機能で、社内課題の可視化
弊社では今まで従業員教育をほとんど実施していませんでした。唯一、新入社員に関しては入社日から3日間の研修を実施していましたが、中堅社員向けの階層別研修などは全くありませんでした。
しかし、近年は人的資本経営の流れなどもあり、社員教育の重要性を強く感じるようになりました。
これまでは、お客様のご要望にどうやったらお応えできるかというところを一番にやってきたのですが、残業が多くて疲弊してしまう従業員も少なくなくて。「2024年問題」もあり、これからは従業員の方々にも楽しく、生きがいを持って仕事をしてもらいたいという思いが強くなったからと聞いています。
運送業という業態上、全員が集まっての研修が難しくて。毎日20時間ほど現場が動いている状況でできるものは何かを考えたところ、eラーニングだね、となりました。
あとは一番のお取引先がSchooのeラーニングを使っていると知り、導入を決めました。
はい、正直他のサービスは検討しませんでした。お取引先に研修サービスの導入について相談した時に、「同じものを見ていると、同じテーマでディスカッションできる」と言われまして。確かに現場では、所属している企業に関わらず、一丸となって作業効率を上げないと、発注先・取引先のご希望にもお答えできなくなるので、目線を揃えるのは大事だなと気付かされました。
なので、社員教育の充実化はもちろんですが、お取引先との仕事の生産性向上のためにも良いと思って導入を決めました。
社内では、主に管理職の教育目的で使っています。
最終的には全階層で研修を行おうと思っているんですが、川上の方からスタートして、少しずつ一般職に浸透させていくっていうのが、組織的にはやっぱスムーズにいくんじゃないかなと考えていまして。
実際利用しているコンテンツは、コミュニケーション系のコンテンツが多いです。特に部下の育成周りなどは気になるところなので、チームビルディングやコミュニケーションの取り方、マネジメント系のコンテンツなどを見てもらっていますね。
あとは経営課題をもとにテーマを立て、それに合う授業を選定して社員に見せています。
お取引先とは、同じ現場で働く社員同士で同じテーマの授業を見てきて、ミーティングの場でお互いに感じたことや、取り入れられることを発表して、仕事の生産性向上を図っています。
実際に現場で働いている現場社員に話を聞くと、やっぱり同じ内容の授業を見ているので、共通の言語が増えたというか、「1言えば10伝わる」ようになった、という感想をもらいました。
個人的には、スマートフォンで学習できるのが、とても気に入っています。隙間時間でも見れますし、日本酒についての授業があるなど、営業マンが役立ちそうな雑学が豊富なのもいいですよね。
あとは「レポート機能」がとても役に立っていると感じています。研修の受講者の中には、日頃面と向かっては言えない本音を書いてくれる社員などもいて、そこから会社で取り組まなきゃいけない課題が見えてくることがあるんです。
例えばチームビルディングのテーマの授業のレポートで、ある受講者が、自分の働いている営業所で意見の対立が起きていることを題材に、学んだことの実践方法を書いてくれていて。
そういう課題が顕在化すると、ただ状況を知るだけでなく、それがより大きな問題につながらないような対策も取れるので、大変助かっています。
現在は管理職向けの研修のみを行っていますが、来期からは階層・役職をもう少し分け、それぞれの期待の役割というものを組み込んだ新しい人事評価制度を作成し、それにあった階層別研修を行おうと思っています。
また、新しい人事評価制度の導入に合わせて、フィードバック面談の制度も取り入れようと思っています。これまで以上に社員の働きを評価できるよう、コンサルタントの指導とSchooの研修を組み合わせながら、全社的に育成を進めていく方針でいます。
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