eラーニングと対面研修を掛け合わせ。2時間で効率良く、多角的に学ぶ

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株式会社ミロク情報サービス ​​

株式会社ミロク情報サービス様は、全国の会計事務所と中堅・中小企業および小規模事業者に対し、業務アプリケーションソフトを開発し、経営情報サービス等を提供しています。

開発部門の社員のビジネススキルの向上、部門間のコミュニケーション活性化などを目的として、Schooの『出張ワークショップ』をご活用いただきました。今回は、導入の背景や活用方法、実際の効果について、製品開発・サポート本部の酒井様、黒崎様、志牟田様、福森様にお話を伺いました。

課題

・他部門の社員と一緒に仕事をする機会が少ない

・日常業務の中でビジネススキルや対人スキルを身につける機会が少ない

導入理由

・特定の社員だけでなく、全員が同じ知識を持つことが重要と考える

・組織全体の課題を、共通認識として持ち、知識・経験を共有したい

活用方法

・プロジェクトマネジメント研修

・リーダーシップ研修

導入後の効果・成果

・他部門の状況や課題について情報共有が促進された

・参加者同士の人脈形成、コミュニケーションが活性化

・共通の知識基盤が形成され、安心して実践できる環境が整った

・若手社員が上司や先輩の考え方を理解し、自身の成長の方向性を見出せた

01

「研修」はスキルを向上させるだけでなく、情報交換や人脈の形成の場にもなる

ーーーまず、Schooのサービス利用をご検討いただいた背景には、どのような課題があったのでしょうか。

そもそも開発部門の社員は、お客様と直接関わったり、他部門の社員と一緒に仕事をしたりする機会が非常に少ないという特徴があります。そのため、日常業務の中でビジネススキルや対人スキルを自然と身につけにくいという課題がありました。また、部門の状況を客観的に把握する機会も限られていたり、社内の人脈形成をする機会が少なかったりするところも課題に感じていました。

そこで、いろんな方が集まる場となる「研修」の機会を設けることで、情報交換や人脈の形成、コミュニケーション活性化を図りたいと考えました。

 

ーーーそういった背景の中で、なぜSchooの『出張ワークショップ』をご利用いただいたのでしょうか?

出張ワークショップとは
出張ワークショップは、企業ごとの課題や状況に合わせて設計するオーダーメイド型のワークショップサービスです。3,000名の講師と8,500本のコンテンツを活用し、最適なプログラムを企画。当日は、事前ワークの振り返りやグループワーク、講師からのフィードバックを通じて、学びを実践し定着させる場としてご活用いただけます。

もともと弊社で行っていた技術職向けの研修は、ハンズオンで実際にプログラムを書いたり、講師の指示に従って何か作業したりというものが多いです。この形式では個人の学びは非常に深まりますが、それが必ずしも組織全体の学びに繋がるわけでは無いと思います。そのため、ビジネススキルの研修を行う上では、技術職向けの研修とはまた違った形の研修を提供する必要があると考えました。

特に今年度は部門全体で、ロジカルシンキング・コミュニケーション・プロジェクトマネジメント・リーダーシップ・コーチングなどのスキルの向上に力を入れています。

ビジネススキルに関しては、特に組織全体で課題の共通認識を持っていて、知識や経験を共有することが改善やスキルアップに繋がると考えています。そのため、特定の社員だけが学ぶのではなく、全員が同じ知識を持っていることが大切だと考えました。ただ、全員に一律の集合研修を実施するのは難しく、必要としない社員もいることからSchooを活用したいと考えました。

02

eラーニングと対面のワークショップを、対象者に合わせて使い分け

ーーープロジェクトマネジメント研修と、リーダーシップ研修の2つのテーマで出張ワークショップをご利用いただいた理由を教えてください。

プロジェクトマネジメントに関するワークショップを実施した理由は、ただ研修で知識をインプットするだけではなく、意見交換をして現在の課題についての共通認識を持ち、そこから改善に繋がる行動変容を促進したかったからです。

リーダーシップ研修は、部門長を対象に「メンバーが納得し、自ら行動するよう促すことの重要性を知り、リーダーの役割を再考する」という視点でのリーダーシップとコーチングの2つをテーマとして、ワークショップを実施しています。

弊社では新任の部門長に対する研修はありますが、一度部門長になると、研修はほとんどありません。だからこそ機会を設け、改めてテーマについて学ぶとともに、他の部門の状況を知り、内省を深めることで新たな視点を得る機会としたいと思い企画しました。

 

ーーー具体的にどのように研修を進められたのでしょうか?

まず、プロジェクトマネジメントに関するワークショップの開催にあたって、全社員に共通の授業を受けてもらいました。これは、特定の社員だけが知っていれば良いスキルではないと考えているためです。その後、PMO・PLなどプロジェクトを牽引する社員の中でも特に改善活動を担っていただきたい社員に、業務への影響を抑えつつ効果的に学べるワークショップを受けていただきました。

リーダーシップの方も同様に、まず全社員に対して同じテーマでSchoo授業を受けてもらいました。その後、部門長に対してはワークショップを、他の社員にはシェアードリーダーシップという概念についての授業や、セルフコーチングの必要性などの授業を受けていただきました。

03

限られた時間の中で、みんなで集中して学ぶ・刺激を得る

ーーーワークショップに参加された方の感想や声を教えてください。

私は部門長として、実際にリーダーシップについてのワークショップに参加しました。部門長同士で仕事の話はするものの、研修のような少し異なるテーマで集まると、普段は見えない人間性や考えていることなどが分かり、刺激をもらうことができました。

他の参加者からも、「先生の話が面白かった」や、「自分で思いつけなかった意見を参加メンバーから聞くことができて、今後の業務に活かせそう」などの声が聞かれました。「参加することで共通認識を得られた。共通認識があると行動しやすいし、安心して実践できる」などの意見も上がっていました。

 

ーーー研修の運営側としての感想を教えてください。

ワークショップでは社員全員の表情が見えるので、「どういった部分がその人にとって有効であったのか」とか「みんながどういうところに興味を持ったのか」などが良くわかりました。研修の改善点も見つけやすかったかなと思います。

また、2時間という短時間の研修だったというのが良かったと思っています。1日〜2日間かかる研修だと、どうしても仕事が気になってメールチェックを始めてしまうとか、一生懸命聞く気はあるけれど眠くなってしまうとか、そういったこともありますよね。それが2時間という短い時間だったので、「2時間だったらここに集中しよう」という目的意識が高まったのかなと思っています。

04

他のスキルにも当てはめて、さまざまなワークショップを行いたい

ーーー今後の展望をお聞かせください。

2時間のワークショップというのは非常によかったので、他のスキルに関しても有効だと考えています。

ただ、一部の参加者にはワークショップの目的が十分に伝わっていない可能性もあるため、動機付けや目的意識の醸成に注力したいです。

特にワークショップで行うグループワークは、自社の課題にフィットしたものだと、目的が明確になることで参加意欲が上がり、自己学習や行動変容が期待できます。組織全体に良い影響を与えることが期待できるため、より自社の課題に沿った内容にカスタマイズしながら開催していきたいと考えています。

ご回答いただきありがとうございました。

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