受講者の約70%が仕事の効率化を実感。研修をきっかけに主体的に学ぶ社員が増加

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株式会社ベルパーク ​​

株式会社ベルパーク様は、ソフトバンクショップを中心とした通信キャリアショップを全国に展開しています。この度は、本社部門や法人営業部門などの社員の業務効率化やPCスキルの底上げを目的とし、Schooをご導入いただきました。さらに全社員の学びを後押しするため、受講促進施策や店舗マネージャー層への展開も進められています。

今回は人材開発部キャリア開発グループの大間様と村松様に、導入の背景や活用方法、具体的な成果について詳しくお話を伺いました。

課題

・本社部門・法人営業部門(全従業員の1割)向けの研修が手薄だった

・PCスキルへの不安を抱える社員が多かった

・研修担当者が少人数体制

・専門性が高い分野の研修を内製するのが難しかった

導入理由

・初学者にも取り組みやすい講座が豊富

・練習用資料付きで、実際に手を動かして学べる

活用方法

・9カ月間のカリキュラムを設定し、3ヶ月ごとにテーマを変え、毎月1講座を必修として展開

・各部門の進捗状況を可視化し、受講率向上のための声かけや促進を実施

・推奨コンテンツを週1回メールで紹介し、自発的な学習を促進

・スキップ申請制度を作り、すでに習得済みの社員は別講座を選択可能に

導入後の効果・成果

・アンケートでは、90%以上の社員が「業務に役立った」「面白かった」と回答

・また、約70%が「仕事の効率化を実感」と回答

・自由学習での利用率が最大41.3%

・学びの文化が社内に浸透してきている

・人材育成方針を新たに設計し直す転機に

01

社員の“PCスキルの不安”に向き合うために導入を決意

ーーーまず、Schoo導入をご検討された背景について教えてください。

大間さん: 当社は全国でソフトバンクショップを中心とした通信キャリアショップを運営しており、従業員の9割がショップに関わる社員です。これまではその9割に向けた研修に注力してきたのですが、残りの1割である本社部門や法人営業部門の育成は不十分に感じていました。

特に本社部門では、PCスキルに課題を感じる社員が多く、アンケートでも「業務に必要なPCスキルが不足している」と回答する人が8割以上にのぼっていました。加えて、私たちキャリア開発グループは4名体制で約2,400名の育成を担っており、専門性の高い分野の研修を自社で作るのは難しいと考えていました。また従業員数の多さから、対面でリアルの研修をするのも限界がありました。そこで外部の学習サービスを導入し、PCスキルに関する研修の検討をはじめました。

 

ーーーSchooを選ばれた決め手は何だったのでしょうか?

大間さん: Schooを選んだ決め手は、誰でも取り組みやすく、実践につながる設計だったことです。

検討段階では10社以上を比較し、最終的にはSchooを含む3社に絞りました。Schooの講座を実際に体験してみたところ、思わず引き込まれるような面白さがあり、これなら多くの社員にも受け入れられると感じました。動画をただ視聴するだけでなく、練習用の資料を使って手を動かしながら学べる点もとても良かったです。

また、初歩的な内容から学べる講座が多く、スキルに自信がない社員でも取り組みやすいと感じました。

02

受講の見える化と柔軟な制度設計で、誰もが学べる環境に

ーーー導入後、どのような形で社内に展開されましたか?

大間さん: まずは9カ月間のカリキュラムを組み、3カ月ごとにテーマを分けて、はじめにスプレッドシート、続いてExcel実践、データ分析と段階的に進める構成にしました。忙しい中でも研修に向き合ってもらえるように、月に1本を必修とし、業務時間中に受講できるように設定しています。

またSchooをただ導入するだけではダメで、どうやって学びを日常に根づかせるかをとても大切にしました。

村松さん: 例えば、個人や部署ごとの受講進捗を毎日更新し、見える化する仕組みを整えました。部署によっては100%の達成を目標に掲げて取り組む動きも見られ、こうした取り組みが社内全体に良い影響を与えています。

また、週に1回、私たち自身が見て「これは面白い」と感じた授業を、感想と一緒に社内メールで紹介しています。ただ案内するだけでなく、「この授業、ちょっと見てみたくなるな」と思ってもらえるように工夫しています。

大間さん: 他にも、「スキップ申請」という制度を設け、社員が自分に合った学習プランを選べるよう支援しています。 一律に同じ講座を必修とすると、すでに内容を理解している社員にとっては、学びの実感が得られにくく、退屈に感じてしまうこともあります。そうした方にはスキップ申請の制度を使っていただき、代わりにご自身の関心や課題に合った講座を選んで受講してもらえるようにしました。

03

数字が語る、学びの成果と育成の手応え

ーーーSchooを導入して、どんな変化がありましたか?

大間さん: まず実感しているのは、導入当初の目的であった「業務効率の改善」がしっかりと成果として現れていることです。社員からは、「日常業務がスムーズになった」「Excelの関数を使いこなせるようになった」といった声が多く届いています。アンケート結果でも、約7割の社員が「業務効率の向上を実感した」と回答しており、社員の声やアンケート結果を見ていると、多くの社員が抱えていたPCスキルに対する不安が、少しずつ和らいできているように感じています。

また必修講座をきっかけに、自分の業務課題に合わせて自由に学ぶ社員が増えてきた印象です。実際に受講履歴を見ていると、「今こういう課題を感じているのかな」と伝わってくるような選び方をしていて、それぞれが必要なスキルを自ら選んで学ぶ動きが見えてきています。

必修講座の受講率は平均して約70%と高い水準を維持しており、加えて自主的な学びの広がりも数字に表れています。特に後半には、週に1回おすすめ授業を紹介するメール配信を始めたことで、自由学習の動きが活性化し、任意受講での最高受講率は41.3%を記録しました。こうした動きを通じて、Schooによる学びが社内に着実に根づいてきていると感じています。

村松さん: 社内では、「Schooやった?」という声が自然に飛び交うようになってきました。またある部署では「こういう授業あったから受講してみたよ」といった共有もあり、そういった声が聞こえる環境になったというのがすごく嬉しいです。

04

育成方針の再構築と、更なる学びの拡大へ

ーーー今後の展望をお聞かせください。

大間さん: これまでSchooを活用してきた中で、社員の学びに対する姿勢やスキル向上に確かな手応えを感じており、それがきっかけとなって社内の人材育成基本方針も新たに再設計することができました。

また今年からはキャリアショップの店長層にもSchooのアカウントを付与し、利用を拡大しています。現場のマネジメント層にも、さらなる学びを届けていきたいと考えています。

村松さん: 今後も、私たちの企業文化にあったやり方で、一人ひとりが業務の中で自然に学び続けられる、そんな環境づくりを丁寧に進めていきたいと思います。

ご回答いただきありがとうございました。

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