社員の雇用とキャリアを支えるための学習制度・習慣づくり

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JTBグループ労働組合連合会 ​​

JTBグループ内に16組織ある労働組合(2021年9月現在)で構成している連合団体。JTBグループの発展を通じて、グループで働くもののより豊かで安定した生活を実現すべく、JTBグループ経営に対して労働組合の立場から協議・提言を行っている。JTBグループ労働組合連合会の久光さん、大西さんにお話を伺いました。

課題

・働き手自身が「雇用される能力=エンプロイアビリティ」を高めていかなければいけないという課題があった

・学習行動を習慣づけるきっかけづくりが必要だった

導入理由

・学びへのハードルが低い

・幅広いジャンルの授業があり、約15,000名の組合員の多様なニーズに合っている

活用方法

・組合員の申請に基づいて、無料でアカウントを発行

・毎月、スクー人気授業ランキングを前者に共有

・組合の考え方やエンプロイアビリティ向上の重要性をまとめた資料を共有し、学びの重要性を浸透させる

導入後の効果・成果

・一人当たりの月平均試聴時間が約2時間となり、40分以上と定めている効果検証指標を上回った

・学習の継続や新たな学びのきっかけとなっており、学びの習慣づくりへと繋がっている

01

働き手自身が「エンプロイアビリティ」を高めることが大切

−−−スクーを導入しようと思った「きっかけ」を教えてください。

久光さん:企業を取り巻く経営環境の変化のスピードや不確実性は高く、仕事をする上で労働者に求められるスキル・ノウハウも同様に変化しています。

そのような環境下において、労働組合の役割である「組合員の雇用確保」を果たすためには、企業との関係上、弱い立場にある労働者を守ることを社へ求めるだけでなく、働くもの自身が雇用され得る能力「エンプロイアビリティ」を高めることによる雇用保障の取り組みが必要だと考えています。

「保有するスキル・知識をアップデートし、能動的にキャリア形成の幅を広げている状態」をエンプロイアビリティが高い状態と捉え、まずは組合員が学習行動を習慣づけるきっかけづくりとして、スクーを提供することにしました。

02

スクーは学びのハードルが低いからこそ学習行動の後押しに

−−−スクーの導入に至った決め手はありましたか。

久光さん:スクーは「自分に合った内容を自分のリズムで学べる」、「楽しみながら学べる」というイメージと合致したこと、そして約15,000名の組合員の多様なニーズを想定し、幅広いジャンルで多数の授業を展開されている点が学習ツールとして適していると考えたことが決め手です。

調査研究機関の学習に関する調査結果によると「社会人の中で自己学習を行っている割合は約3割程度」と言われていることから、組合員の実態も同様であると想定し、活動のターゲットを「学習習慣のない7割の人」と事前に定めていました。

学習習慣がない状態から学習行動を起こすための後押しとなる要素が必要だと考え、学習を促する要素の一つである「学び自体のハードルが下がっている状態」に着目し、各学習ツールを比較しました。

 

−−−導入後、どのようにご活用いただいているのでしょうか。

久光さん:必要な費用は活動費として連合会が支出し、全組合員が無料でアカウントを取得出来る状態を整えました。
ただし、組合員自身の意思や意欲によって行動を起こさなければ効果が得られにくいと考え、一方的にアカウントを付与するのではなく、組合員の申請に基づいてアカウントを発行しています。

アカウントを付与することではなく、この取り組みをきっかけに組合員の意識や行動の変化を促すことが目的であるため、「組合員はSchooを無料で利用出来ます」といった登録だけを促進する告知は行わないことにしました。

連合会としての活動に対する考え方は「エンプロイアビリティの向上に向けた学習習慣の後押し・きっかけづくりである」という活動主旨をまとめた共通資料を作成し、加盟する各労働組合が各自資料を活用しながら、日々の活動を通じて組合員へ告知しています。

活動趣旨をまとめた資料:加盟する各労働組合が、資料を活用して組合員に告知を行っている。

 

−−−受講者に利用してもらうための取り組み内容について教えてください。

大西さん:私が所属しているJTBグローバルマーケティング&トラベル労働組合(以下、GMTU)では、一か月間で視聴が多かった講座のランキングや、スクーを活用している組合員の声などをまとめてメールで発信しています。

メール発信はGMTUの組合員だけでなく、全社員に発信されるようになっているため、意図しているわけではありませんが、一部の職場では上司からの声掛け等で利用促進に繋がっているとの実態も聞いています。

03

学びの習慣づくりや新たな学びのきっかけに

−−−スクーを使用してみて得られた効果ありますか。

久光さん:直近1年間(20年6月~21年5月)の実績としては、一人当たりの月平均視聴時間が約2時間となっており、月間平均視聴時間40分以上と定めている効果検証指標をクリアしています。

有効なアカウント数も前年同期比で+604となる1,681と、順調に増えている状況です。

また、利用者へのアンケートを実施しているのですが、オンラインでの学習が出来る機会提供について概ね好反応を得られています。

特にこの1年間に関しては、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い休業を余儀なくされた組合員が多数いたこと、社として実施している対面型研修の開催見送りなどの影響もあり、オンライン学習の需要が高まっことも要因だと思います。

 

−−−受講者からの声があれば教えてください。

受講者からは、「新しいことを始めようとしたときにSchooを受講しました」、「コンテンツも豊富、かつオンラインセミナーなので非常に使い勝手が良い」という声を聞いています。
そのほかには、ヘビーユージングしている人から「楽しく学べています」「学ぶことが習慣になりました」という声が上がっています。

「本を読むきっかけになっている」という声もありました。Schooで取り上げられている本は授業内で講師の方が少し内容をお話ししてくれますのでそこから「ちゃんと知りたいから読んでみようかな」と思う人もいます。

04

学びたい時に手が届くからこそ習慣に

−−−学びの習慣づくりが徐々に進んでいるのはなぜでしょうか。

久光さん:元々「何かしなきゃいけない」と思っていたところに、使えるものが手元に届いたからだと思います。
約2年前に活動を開始した当初は、取り組みが浸透するまでに一定の時間を要すと想定し、中長期的に取り組んでいこうと考えていましたが、雇用環境が急速に変化しており、経営環境も変わってきているので、学び続けることがより大事だということを皆が実感していると思います。

世の中に学びのツールってたくさんありますよね。どれが自分に合うのか分からない中で、自分でお金を払って覗きに行くのは少しハードルが高いと思います。

そのような中で労働組合から「学びのきっかけづくりとしてスクーを提供しています」とお知らせが来たので、使ってみたら手軽に楽しく学べるツールだった、というのが、習慣づけに繋がる一つの要素だったのではないでしょうか。

もし別のツールの方が自分に合うと思うのなら、別のツールでも学びが習慣づけられればそれで良いと思っています。
きっかけ作りという意味では、Schooさんは入りやすいですし、授業の種類も豊富ですし、ハードルを下げてくれているのかなと思います。

 

−−−スクーでよく受講されている授業があれば教えてください。

スクーの授業:8,500本以上の授業が受講し放題。最新のビジネススキルのほかプログラミングやデザイン、話題のビジネス書までカテゴリは多種多様。

久光さん:直近1年間の実績では、「30歳までに知っておきたい経済の知識」
(https://schoo.jp/class/6672)「Excel入門・正しい使い方と考え方」
(https://schoo.jp/class/1752)「地方創生ベンチャーサミット2020」
(https://schoo.jp/class/7078)が上位3つとなっています。

4位以下の授業含めた傾向値としては、「お金」に関する生活に活かせる授業や、現在の業務に活かせる「スキル」や「思考法」等の授業がよく受講されているようです。

大西さん:私自身も受講をしているのですが、例えば、「博報堂スピーチライターが教える 短くても伝わる文章のコツ」(https://schoo.jp/class/7286)では、短い文章で、読み手の心を動かし、読みやすい文章に見せる方法を学び、日々の情報発信でも心がけるようにしています。
また、「パソコン最速仕事術——ショートカットキーによる超時短術」(https://schoo.jp/class/7942)の講義を通じて、日々の業務で利用するPC業務の効率化ができるようになりました。

 

−−−スクーを活用した今後の展開・展望がありましたら教えてください。

久光さん:Schooに関してはあくまで、学習習慣をつけるためのきっかけづくりと考えています。
今後は連合会として組織全体の共感を得る活動になっているか、広く機会提供や学習習慣化の後押しが出来ているか、といった観点でも、活動を推進・検証していこうと考えています。

ご回答いただきありがとうございました。

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