4/26(Fri)

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でがわ とおる

出川 通

株式会社テクノ・インテグレーション 代表取締役

2004年に株式会社テクノ・インテグレーションを設立、代表取締役社長として、MOT(技術経営)やイノベーションのマネジメント手法を用いて多数の大中小企業むけに開発・事業化のコンサルティングや研修、実践マネジメントなどを行っている。  1974年東北大学大学院材料加工学専攻終了。大手メーカーにて、20年以上にわたり、いくつかの新規事業を産学連携や日米のベンチャー企業と共同で企画段階から立ち上げた。専門は新事業展開のマネジメントやマクロからナノまでの材料加工プロセス、工学博士。   早稲田大学・東北大学・島根大学・大分大学・香川大学などの客員教授や多数の大学・高専での非常勤講師などで学生、社会人、中小企業・ベンチャー経営者に実践MOTを講義すると共に複数のベンチャー企業の役員、経産省、文科省、農水省、NEDO、JST各種評価委員や技術者教育関係団体の理事など多くの役職に就任。また理科少年シリーズや地域イノベーター発掘企画など実施中。

出川 通

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担当のコース

万能の天才・平賀源内が起こしたイノベーションとは? 私たちが当然のように生きている世界は、多くの先駆者たちが強烈な意思を持ち切り開いてきた道の連なりです。「イノベーション」「イノベーター」という言葉は日本とは縁遠く感じてしまいますが、実はここ日本でも私たちの知らないイノベーターが多く存在します。 それは江戸時代にまで遡りますーー。 この時代に培われた科学技術の蓄積がなければ日本の発展はなかったと言っても過言ではないほど、この時代には日本ならではの技術文化が生まれました。私たちが生きる“今”を築いてきた先人たちの偉業を知ることは、ビジネスに、そして人生において必要なヒントを与えてくれます。どのような問題意識、果てなき情熱が江戸時代にイノベーションを起こしたのか?  今回、ご紹介するのは、博物学者であり、鉱山技師であり、電気工学者、化学者、起業家、イベントプランナー、技術コンサルタントであり、日本最初の西洋画家、ベストセラー小説「風流志道軒」や人気戯作「神霊矢口渡」の作家であり、日本最初のコピーライターであった平賀源内をご紹介します。 「日本のレオナルド・ダ・ヴィンチ」とも称される源内。この肩書きの多さがその多彩ぶりを如実に表しています。しかし、その多才さゆえにキワモノ扱いされ、世間から認められなかった晩年を送ったと言われています。果たして、平賀源内とはどんな人物だったのでしょうか…。 この授業では「イノベーター」という側面から平賀源内という人物を深く掘り下げていこうと思います。

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