Well-being companyとして、「コミュニケーションをアップデートし、時代に合った働きかたをともに実現します」というビジョンを掲げる。コミュニケーション改革で働きかたをアップデートすべく、Web電話帳クラウドサービス「PHONE APPLI PEOPLE」 を主軸として様々なサービスを展開している。
・新入社員のビジネス基礎力にバラつきがあった
・社内でオンライン研修を行ったが工数がかかり、またオフラインとは違う難しさがあった
・場所に制限されずに、スキルアップできる環境づくりができる
・実際にスクーを試してみて、新入社員研修に適していると感じた
・新入社員が学びたいときに自由に学べる場づくりとして活用
・スクーで学んだことを毎日新入社員同士でプレゼン
・スクーの研修パッケージを利用して、開発系の部署でエンジニアリングの基礎学習に活用
・学んだことを自分でまとめる、フィードバックし合う、自分とは違う視点に触れる、という好循環ができた
・新入社員の資料作成スキル、プレゼンスキルが向上
・学びを楽しく感じることで、学習の継続へと繋がった
澁市さん:新入社員のビジネス基礎力に個人差があり、場所に制限されることなくスキルアップしていける環境づくりが必要だと考えたことがきっかけです。
弊社では、新卒と中途を合わせて約50人が1年間で入社します。
去年の3月から全員フルリモートで勤務していて、面接から入社、入社後の研修もリモートで行っていました。
今年の新入社員は18名で、大きく分けて2種類の社員がいます。
一つが東京で採用される社員、もう一つが山口県萩市でエンジニアとして採用される社員です。萩市で採用される社員は高卒採用がメインでしたが、東京で採用された社員には大学院卒もいたため、ビジネス基礎力に個人差があると感じていました。
リモートワークだと仕事の姿勢やロジカルシンキングの基礎、パワーポイントの使い方などOJTで学んでいく領域がカバーしづらいと考え、以前お試しをしたことがあったスクーを導入することに決めました。
澁市さん:大きく分けて二つの使い方があります。一つ目は研修カリキュラムでは学ばなかった内容や、より深く知りたい内容を、新入社員が自主的に学ぶサポートコンテンツとしての使い方です。
もう一つは特に開発系の部署で、エンジニアリングの基礎を勉強する際に、スクーの研修パッケージを活用して学ぶという使い方です。
スクーで学んだ内容は、新入社員同士、毎日プレゼンし合っていました。とても楽しんでスクーを活用していましたね。
管理画面抜粋:8,500本以上の授業を組み合わせて、オリジナルの研修パッケージを作成できる。簡単に研修設定ができる研修テンプレートも多数ご用意。
澁市さん:基本的には人事が介入するのは最小限にして、できるところは新入社員同士でやってもらうようにしています。そして定期的なフォローについては人事が出てきてテコ入れする、という形を取っています。
私からは、どの動画で何を学んだかを自分なりにまとめてプレゼンするように、ということしか指示していません。プレゼンに対して、他のメンバーから「わかりやすい」「こうした方がいい」とフィードバックし合ってもらっています。
学習者同士でお互いに発表し合い、フィードバックするからこそ、プレゼンター・聞き手、どちらの視点も身に着けることができ、学習意欲も向上し、学び続けられる仕組みにつながっていたのだと思います。
澁市さん:「約1時間のスクー講師の話を聞き、パワポにまとめ、プレゼンする。自分とは異なる視点に触れ、お互いにフィードバックしあう」ことを毎日繰り返すことにより、要点をつかんでまとめる力や、表現する力は非常に身についたと感じています。
他の社員からも「新入社員、資料を作るのがとても上手だね」とよく言われます。プレゼンをするのもそうですが、スクーを受講することで、さまざまなプロ講師のプレゼンを聞けることも良い影響を与えていると思います。
澁市さん:学びは、「楽しくなければ続かない」と考えています。学ぶ過程には色んな阻害要因があります。例えば「さぼってしまう」「何のためにやるのかわからない」など理由は様々です。だからこそ、阻害要因をなるべく無くして楽しくできれば学びは続くと思っています。
スクーで学んで毎日プレゼンを行うことを、楽しく感じさせる要因は2つあると思っています。一つがスクーの動画コンテンツの豊富さです。
PHONE APPLIでは、社員の幸せに真剣に向き合うWell-being companyとして「最もパフォーマンスが出せる働き方」を推進しています。だからこそ、あまり型にはめた研修は行わないようにしています。
あるコンテンツが自分に合わなければ、別のコンテンツを観れば良いと考えています。
スクーのコンテンツを活用することで、「自分とは合わないけど、この先生はこういう考え方なのだな。じゃあ別の動画を観てみよう」という判断ができるので、多様性のある人材を育成できますし、社員も楽しみながら学ぶことができると思います。
授業抜粋:幅広いカテゴリの授業が8,500本以上あり、興味やそれぞれの業務内容に合わせて授業を選ぶことができる。
学びを楽しく感じてもらえているもう一つの要因は、レポートのコメント機能を使って即時のフィードバックができる点です。受講者が後から振り返りできますし、学んだことをアウトプットした後すぐにフィードバックができるので、受講者のモチベーションにも繋がりやすいと感じています。
管理画面抜粋:受講者が研修レポートを提出した際に、管理者から各受講者にフィードバックのメッセージを送付できる。
澁市さん:ゴールがないとなかなか継続して学ぶことは難しいと思います。そのため、毎日のプレゼンだけでなく、全社に向けてスクーで学んだことを共有する「プレゼン大会」を、研修の最後に設定しています。を用意しています。
プレゼン大会に向けてスキルを磨くという目的があるので、新入社員は毎日スクーを受講する動機をしっかり持つことができています。
澁市さん:そうですね。マネージャーのキャリアコンサルタント資格取得の支援や、本を買ってレビューを投稿すれば価格の8割がキャッシュバックされる制度など、さまざまな制度があります。
弊社はWeb電話帳クラウドサービス「PHONE APPLI PEOPLE」というサービスを提供しています。これはただのWeb電話帳ではなく、人の位置情報やスケジュール、スキルなどもわかるコミュニケーションポータルなんですね。
これを使えば、他の社員の情報を見ることで、その人の得意分野や持っている資格、担当する業務が分かります。
また、相談するとなれば「今日は在宅で勤務しているようだから、チャットで相談してみよう」などの判断ができたりします。
だからこそ社内での学習の機会においても、社内のコミュニケーションを最大化することを大事にしています。
例えば、先ほどの本のキャッシュバック制度であれば「まなぼっと」というレビュー投稿専用ページを作り、学びのシェアを積極的に行っています。
「マネージャーになったらどんな本を読めばいいのか」と悩んだときに、それをさかのぼって先輩の学び方を参考にすることもできます。
特にリモートワークをしていると情報が閉じてしまいがちなので、「人と共有する」「誰かがわかるように公開する」ことを大切にしています。
澁市さん:『科学的に証明されているズルい資料作成のポイント』が人気です。おかげでパワポで使えるショートカットキーが増えました。
先生のお話が上手なコンテンツはやはり面白いですね。授業の中には話が難しいと感じることもありますが、それはそれでプレゼン作りのスキルアップができると思います。
そのほかにも、新入社員からは『デキる若手の報連相』、や質問力に関する授業は人気ですね。全体的にコミュニケーションに関するものが多いと思います。
あとはメンタルヘルス系ですね。新入社員が、人事側が想定していた以上にメンタルヘルスに興味を持っていたようで、社内研修で学んだあとも、興味をもってさまざまなコンテンツを視聴してくれました。
このような状況でも、わざわざ研修運営側が追加で講義や学習コンテンツを用意しなくても、自発的に動画を探して知識を身に着けてくれるのは、人事としても非常に心強いです。
わざわざこちらでそういう講座を用意しなくても、みんなでパワポを作り合っているうちにいつの間にか知識が身についている状態になりました。
また私自身は人事施策を考える際のヒントを得るためにスクーを活用することも多いです。この前『ストレングスファインダーから考えるチームビルディング』を受講したのですが、面白かったです。
続編が観たいですね。
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