5/8(Wed)

今日の生放送

ひろいし たくじ

広石 拓司

株式会社エンパブリック代表

エンパブリック代表取締役、ソーシャル・プロジェクト・プロデューサー 東京大学大学院薬学系修士課程修了。シンクタンク、NPO法人ETIC.を経て、2008年株式会社エンパブリックを創業。「思いのある誰もが動き出せ、新しい仕事を生み出せる社会」を目指し、地域・企業・行政など多様な主体の協働による社会課題解決型事業、サステナビリティ・ビジネスの企画・立ち上げ・担い手育成・実行支援に多数携わる。近著に「SDGs人材からソーシャル・プロジェクトの担い手へ ~ 持続可能な世界に向けて好循環を生み出す人のあり方・学び方・働き方」。慶應義塾大学総合政策学部、立教大学経営学部などの非常勤講師も務める。https://empublic.jp

広石 拓司

登壇している授業のカテゴリー・関連タグ

担当のコース

現代社会では多くの問題が複雑に絡み合い、一筋縄では解決できない社会課題が多く存在します。 子どもの貧困や高齢者の孤独死、気候変動や国際紛争など、現代の問題は「何が悪いのか」「何が原因なのか」を一つに定められず、曖昧なものが多いのです。 そのような問題を解決するために生まれた考え方が「コレクティブ・インパクト」です。 「コレクティブ・インパクト」とは、異なるセクターから集まった重要なプレイヤーたちが、特定の社会課題の解決のために共通のアジェンダを持ちアプローチする手法です。 最大の特徴は課題解決に向けて、個別の活動をそれぞれ追求するわけではなく、あるいは全員が同じ集団的な行動をとるのでもなく、お互いの違いを活かしながら、共通の目標に向かって集合的なインパクトを生み出す「協働」のあり方だということです。 「コレクティブ・インパクト」に必要な要素は以下の5つです。 1. 課題設定の共有 2. 共有された目標 3. 互いに強化し合う進め方 4. 継続的なコミュニケーション 5. 活動をサポートするバックボーン組織 今回の授業を通して、私たちが力を持ち寄り未来を拓く「コレクティブ・インパクト」の考え方を学びます。

DXリテラシーとして装着すべき知識・スキルを学び、DX推進、組織変革に向けた組織のプロジェクトに参画できるようになるまで を目指します

この授業では、チームワークの向上を図る各アプローチ方法ついて学びます。   変化の激しい今、多様な価値観が社会にあふれ、企業活動においても各社員のさまざまな価値観を尊重して動いていくようになりました。   また、コロナ禍となり、急速に働き方も変化し、コミュニケーションのあり方もガラッと変わりました。   そうした中で、円滑にビジネスを進めていくために”チームワーク”が、より重要になってきているかと思います。   そこで、チームワークを図るためのさまざまなアプローチ方法をピックアップし、オムニバス形式で各アプローチ方法について、それぞれの先生たちから教えてもらいます。   本コースは全4回を予定しております。 <各テーマ> 第1回:心理的安全性 第2回:モチベーション 第3回:組織内での協働 第4回:インターナルコミュニケーション   ▼ターゲット ・チームを率いるリーダーポジションの人 ・マネジメントを学びたいビジネスパーソン ・組織開発などに興味がある人   ▼学習ゴール ・ チームワークを向上させるための要因を知り、自分自身の立場で実践ができる

担当の授業一覧 全3授業

組織の人材を活かす関係性づくり

第3回 組織の人材を活かす関係性づくり(60分)

2023年4月10日放送

この授業では、組織内での関係性構築について学んでいきます。   第1回、第2回とチーム内の視点でチームワークを学んできましたが、第3回では少し視点を広げて組織内でのチームワークを学んでいきます。   今やビジネスを加速させていくには、多様な視点からの協働・共創が欠かせないです。しかしながら、日本企業の多くが縦割り組織となっており、せっかくの人的資本を活用できていないのが現状です。   そこで、企業組織をひとつのチームと捉えた際に、どう連携を図り、協働・共創をしていくのか。その関係性の構築について、組織の人を活かした仕事づくりに取り組むエンパブリックの広石先生に教えてもらいます。   ◆講師紹介 株式会社エンパブリック 代表 広石 拓司 氏 エンパブリック代表取締役、ソーシャル・プロジェクト・プロデューサー 東京大学大学院薬学系修士課程修了。シンクタンク、NPO法人ETIC.を経て、2008年株式会社エンパブリックを創業。「思いのある誰もが動き出せ、新しい仕事を生み出せる社会」を目指し、地域・企業・行政など多様な主体の協働による社会課題解決型事業、サステナビリティ・ビジネスの企画・立ち上げ・担い手育成・実行支援に多数携わる。近著に「SDGs人材からソーシャル・プロジェクトの担い手へ ~ 持続可能な世界に向けて好循環を生み出す人のあり方・学び方・働き方」。慶應義塾大学総合政策学部、立教大学経営学部などの非常勤講師も務める。

立場を超えて未来をつくる協働の方法

第1回 立場を超えて未来をつくる協働の方法(60分)

2021年12月21日放送

SDGsやサステナビリティに関心はあるが、自分一人が何かをしても大したことはできないのではないか。 そう思う人も少なくないのではないでしょうか。 自分のできる行動は小さなことかもしれません。 しかし、個人の小さな一歩が地域で共有され、社会に広がり、ひとりひとりの行動がバラバラではなく、みんなで共有していくことができれば、大きな影響を生み出すことができるでしょう。 そのような変化を起こすための協働の方法論が「コレクティブ・インパクト」です。 「コレクティブ・インパクト」とは、2011年にスタンフォード・ソーシャルイノベーション・レビューで発表され、個々の活動の拡大を重視する従来の方法論とは異なるコンセプトを提示し社会に大きなインパクトをもたらすアプローチとして反響を呼びました。 今回の授業では、なぜこういった「コレクティブ・インパクト」が注目されているのかを解説していただきながら、立場の異なる人たちと協働を効果的に行う方法を、解説いただきます。 また、これからの時代に個人が社会にどう向き合うことができるのかを理解した上で、今私たちができることはどういう行動なのか、「協働」のあり方をワークショップを通して体感してみましょう。 ■アジェンダ ・なぜ協働が必要なのか ・「コレクティブ・インパクト」とは ・異なる立場の人と協働を進めるには ・ワークショップ