■1限目:Coineyに学ぶ、サービスの作り方における傾向と対策
「コイニーのつくりかた」ということで、この授業は、
対象:起業検討中の方、起業間もない方
目的:かんたんにサービス開始できないサービスを出す会社に起こりえそうなことをなんとなく予習する
こんな感じで、お話します。
コイニーは創業1年半、本格的なサービス展開から半年。
アプリを開発して、App StoreやGoogle Playに出せばサービス開始という業態と異なり、「Coiney」は、スタートするまでに大企業との契約、資格取得などを超えて、はじめてサービスを開始できるタイプのビジネスで、とにかく障壁の連続でした。
そこで、この1年半に会社として、そして、サービスを運営する中で行ったこと、起こったことなどを時系列に沿ってお話しします。
また、その中で、
・コイニー株式会社を作る上で気をつけたこと
・決済サービス「Coiney」を作る上で気をつけたこと
この2点へのこだわりから、コイニーがどういう風な視点で「ものづくり」をし、それによってどんな効果があったのかも交えながら説明したいと思います。
■2限目:スマートエデュケーションに学ぶ、事業計画の作り方
起業して2年間で約4.5億円を資金調達した、国内の教育系ベンチャーで躍進するスマート エデュケーションの起業ストーリーや今後の事業戦略についてお話しします。
本授業を通して、これから起業される方やスタートアップ真っ只中の方は、事業内容の決め方やリソース(人や資金)の集め方を学べます。
また、教育業界に関心のある方は、知育分野を中心とした今後の市場動向やスマートエデュケーションの戦略を学べます。
■3限目:起業前に知っておきたい、ビジネス拡大のための具体策
この授業は、
対象: 起業検討中の方、起業間もない方
目的: シード/シリーズA ラウンドの資金調達を終えるまでに必要っぽいことを予習しておく
上記のような感じで、完全に佐藤 個人の偏見をベースに運営されます。
市場の選択 --> プロダクト開発 --> シードラウンド --> ビジネス拡大 --> シリーズ A ラウンド
ぐらいの領域を対象とし、具体的にフリークアウトで起こった事実をベースに、
- 僕が上記イベントごとに気をつけたこと
- 事業フェーズごとに変わる組織について
なんかをお話しできればと思います。
僕自身、経営学の本や論文は大好きで、アホほど予習はしているワケですが、抽象度の高いレイヤーでは同じパターンを繰り返すものの、施策を講じるレイヤーでは全く個別具体的であり、状況を打開する局面では、予習に意味がないということを学びました。
僕の経験を抽象化はするものの、再現性、汎用性を求めるのではなく、1 つの参考情報として聞いていただき「あいつの話はあいつの話、おれはおれ」ぐらいのスタンスでいていただけますと幸いです。