■ 経験者が語る!プロジェクトマネジメントにおけるプロジェクト進行の標準化・手順書の重要性!
NPO法人サービスグラントでは、ビジネスパーソンがNPOをはじめとする市民活動団体に対し、仕事のスキルや経験を活かした社会貢献活動(プロボノ)を実施する場を提供しています。
プロボノとは
「プロボノ」とは、「公共善のために」を意味するラテン語「Pro Bono
Publico」を語源とする言葉で、【専門的なスキル・経験等をボランティアとして提供し社会課題の解決に成果をもたらすこと】を意味します。近年、日本国内でもプロボノに対する社会的関心は急速に高まりを見せており、新しい社会貢献のあり方として注目を集めています。
今回の授業について
今回のshooの授業のテーマは、『プロジェクトマネジメントの勘所(ポイント):プロジェクト進行の標準化・手順書の重要性!』です。
サービスグラントのプロボノは、ボランティアがチームを作り、一定の成果物をNPOに対して提供するプロジェクト型の支援を特徴としています。しかもプロジェクトには以下のような特徴があります。
①様々な企業のメンバーと一緒にプロジェクトを回す
②リーダー役のプロジェクトマネジャーはいるが、基本的にはフラットなチーム
③メンバーはボランティアで参加しているため、金銭的な報奨は発生しない
このような特徴のため、それぞれのメンバーの会社や仕事の常識は通用しません。プロジェクトマネジャーがやり方を提示したとしてもメンバーにとっては納得いかないこともあるかもしれません。そういった状況を極力回避し、メンバーが同じ方向を見て、プロジェクトを効果的に進めるためにサービスグラントではプロボノプロジェクト進行の標準化を行い、「進行ガイド」という手順書を作成しています。その手順書こそが、プロジェクトの要になっていきます。
そこで、今回の授業では「ウェブサイト制作」を実例に上げながら、実際に、プロボノプロジェクトでプロジェクトマネジャーを経験した方をゲストにお招きし、プロジェクトにおける進行の標準化や手順書の重要性を語っていただきつつ、プロジェクトマネジメントの勘所(ポイント)について話をしていただきます!
複数の多様な関係者が関わりながら、ウェブ制作プロジェクトを回す上で何が大切なのか、何を注意しないといけないのかといったポイントから、自分のスキルを活かした社会貢献に参加する意義とは何か、経験者のお話から知っていただければ幸いです!