10/9(Wed)
Web標準技術に関するコンサルティングや開発に従事するかたわら、Web技術者向け情報メディア「HTML5 Experts.jp」編集長として活動。 ほかに、日本最大(5,000名超)のHTML5開発者コミュニティ「html5j」管理人など、Web先端技術に関する情報発信とコミュニティ活動を継続的に行う。 Google社公認Developer Expert (HTML5)、Microsoft社公認Most Valuable Professional (IE) 。 著書に「HTML5&API入門」(2010, 日経BP)、「Google Gearsスタートガイド」(2007,技術評論社)など。 監訳に「実践jQuery Mobile」(2013, オライリー)など。
HTML5の登場や、技術の進化に伴い、とことんまでUXに配慮したデザインが要求される昨今。それによって必然的に、JavaScriptによるUXの向上が必須の要件とされ、「Webサイト制作」と「Webアプリケーション開発」の境目が曖昧になりつつあります。 それと同時に、現場のWebデザイナーの役割も、デザインスキルだけでなく、アプリケーション開発の知識や技術への理解がこれまで以上に求められるようになってきました。 今回の授業では、「HTML5時代のモバイルWebアプリケーションデザイン」というテーマで、Webデザイナーとエンジニア、両方の視点から課題点や改善案を見つけ出し、変わりゆく開発現場でそれぞれに求められる役割やあるべき姿について、ユーザーを交えてディスカッションできればと思います。 このテーマには、明確な答えがありません。大切なことは、一人ひとりが問題意識を持って仕事に取り組み、考え続けることです。今回のディスカッションを通して出た話も一つのアイデアとして捉え、皆さんの現場で起こっている問題を解決する一助となれば幸いです。