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SDGsを自分ごと化するための3個の視点

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授業の概要

世界的に広がっているSDGsの取り組みはただのトレンドではなく、私たち個人個人がしっかり考えていくべきトピックスです。しかし、壮大な目標であるがゆえに、実態が分からなかったり、環境に良い、困っている人を助けると善意のつもりで行った行動が実は逆の結果を導いてしまったりと、個人がアクションを起こす上でのハードルが高いことも事実です。

 

SDGsに向き合う時に、まず最初にやるべきは「知る」というアクションを起こすことが重要です。「知る」上で押さえておくべき3つの視点~「善意の恐ろしさ」「便利さの裏にある犠牲」「問題の認知から始める」~について学んでいきます。

チャプター

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先生自己紹介
11:56
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なぜ貧困や紛争が生じているのか
17:44
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問題意識のないSDGs
08:09
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質疑応答
18:39
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お知らせ/エンディング
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Q.今日、先生が発信された内容、とても心に刺さりました。おそらく、先生の話を聞いた人はそんな人が多いと思います。なのになぜ、表面的は取り組みのみがクローズアップされてしまうのですか?もっと本質的な発信がなされないのですか。
02:38
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Q.「本質」の部分は、どういったところで情報収集をするべきなのでしょうか。
01:55
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Q.ガールスカウト所属時に、難民キャンプの物資支援をしておりました。地域によって、宗教や文化の関係で、支援物資を送る際に物資のパッケージなどに気を付けておりました。先生も異文化や宗教の違いなどで、現地で工夫したことなどはありますか?
01:32
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Q.先進国は二酸化炭素が出ないように、大豆やとうもろこしなどの食料をバイオ燃料に使うと、これらを食料にしている途上国に影響がでる、と聞きましたが、これらの取り組みは食料危機にさらされるのでしょうか?
02:55
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Q.同じデータや事実を見ても、解釈は人により異なります。一方、多様な人の価値観を統一する強制は、民主主義の立場からやるべきではありません。このジレンマの中で、先生が大切にしたいと思う取り組みは何ですか?
03:38
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Q.こんな状態なのに寄付してもらって集めるのはなぜなんでしょう?
03:41
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Q.中学受験でもSDGsがテーマになることが多く、改めて事実と本論で地球規模で考える機会になればと娘と新聞を読むことから始めています。  小学生に先生のような視点を知る、調べるには、どんなことに着眼点をおくといいでしょうか?

授業紹介コメント

  • 原 貫太
    先生

    原 貫太

    「知らないほうが、幸せに生きられたかもしれない」遠く離れた国で起きている貧困や紛争が、日本に暮らす私たちとも無関係ではないこと、いや、むしろ私たちがその原因を作り出していることを知るたびに、そんなふうに感じてしまいます。しかし、本当の意味で社会を良くしていこうとするのであれば、私たちはまず自分の「足元」に目を向け、自分たちの生活がどこかで「犠牲」を生み出してしまってはいないか、考えなければなりません。この講義に参加していただいた後、「何かを始める」ことではなく、「何かを辞める」ことの重要性にも気づいていただけたら幸いです。