4/25(Thu)

今日の生放送

やなぎもと こういち

柳本 浩市

デザインコレクター

マーケティング、セールス・プロモーションなどに関わる会社員時代を経て2002年Glyph.を設立。自社の製品展開や出版事業をおこなう一方で、KDDI社iidaブランド、サントリーなど、大手企業の主にデザインに関わる商品開発やブランド戦略などに携わる。 幼少のころ、植草甚一に影響を受け、ジャズと古本に目覚め、小学1年生からアメリか文化に没入し、古着と家具などの収集を開始。ただ集取するだけではなく、収集物を独自の視点で再編集し、現代の社会背景と照らし合わせて再定義する。雑誌の特集監修や執筆なども行い、社会とデザインの関係性を考察した著書「DESIGN=SOCIAL」(ワークス・コーポレーション)がある。 最近ではショップのコンセプトディレクションや、デザインオークション『コネクト』のビジュアルディレクターとして参加している。

柳本 浩市

担当のコース

圧倒的な情報の渦の中にある現代、 過去のように情報を「どのように探してくるか」ではなく、自分が必要としている情報がどれなのか、不要な情報を削ぎ落して「選びとる」ことが求められるのではないでしょうか。 さらに、情報からどのように、文脈を設定し、それぞれの世界観の中に投影していくのか、という作業も必要です。たとえば、twitterのタイムラインや、facebookページなどは、その人個人のパーソナルなアーカイブであり、それぞれに価値を持つものだと言えます。 『アーカイブ個人編集論』と題する今回の授業は、これまでに世の中に散らばるあらゆる分野を収集して分析してきたデザインコレクター、柳本浩市さんをお招きして、「どのように情報をアーカイブし、提供するのが良いのか」という問いについて考えてみたいと思います。 これまで収集してきたもの(Sumallyでの”Have”は19000タイトル以上!)を現代の社会背景に再構築し、 新しい解釈をつけて世の中に送り出してきた柳本浩市さんと、アーカイブの深淵に飛び込みましょう。

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