10/13(Sun)

今日の生放送

たるいし まさと

樽石 将人

樽石デジタル技術研究所 代表

レッドハットおよびヴィーエー・リナックス・システムズ・ジャパンにて、OS、コンパイラー、サーバーの開発を経験後、グーグル日本法人に入社。システム基盤、『Googleマップ』のナビ機能、モバイル検索の開発・運用に従事。東日本大震災時には、安否情報を共有する『Googleパーソンファインダー』などを開発。その後、楽天を経て2014年6月よりRettyにCTOとして参画。海外への事業展開に向け、技術チームをリードし、22年1月に退職。21年12月に立ち上げた樽石デジタル技術研究所の代表のほか、PowerX社外CTO、22年3月からは某大手企業でCTOを務める。

樽石 将人

登壇している授業のカテゴリー・関連タグ

担当のコース

 Retty株式会社 CTOの樽石将人先生に、同社の「Rettyの機械学習基盤構築」に関する取り組みについて教えていただく授業です。 CTO(Chief Technology Officer/最高技術責任者)。サービス開発を取りまとめることもあれば、技術力の象徴となることもある、会社によって“色”が変わるポジションといえます。同企画「CTOが語る私達の技術」は様々な会社のCTOに焦点を当て、その会社が最もこだわっている“技術”についてお話いただきます。同企画では、技術をアプリケーション開発やサーバ構成等だけではなく、開発技法から体制まで広義とし、その会社の特色を強く打ち出しているものと定義しています。

西欧諸国の脱炭素推進の流れに追随するかたちで、管元内閣総理大臣が2020年10月に「2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする」と所信表明で発表しました。また岸田政権下においてもクリーンエネルギー戦略の策定が進められています。いまやSDGsや脱炭素の取り組みは社会課題解決に前向きな一部の層だけの問題ではなく、国や企業全体で取り組むべき、大きなイシューとなっています。   脱炭素社会の実現は、再生可能エネルギー(グリーンエネルギー)供給の地盤固めが不可欠です。イノベーションの最前線がITから再生可能エネルギーへと軸足がうつっていくことが予測される中で、具体的にどのようなビジョンが描けるのかを学んでいきます。  

担当の授業一覧 全2授業

Retty流 2200万ユーザーを支える機械学習基盤の作り方

第1回 Retty流 2200万ユーザーを支える機械学習基盤の作り方(60分)

2017年4月5日放送

IT業界でよく聞くホットワードである「機械学習」。 その可能性に導入を検討する企業、技術を活用してみたいエンジニアは増えていると思いますが、でもどのように現場やサービスに活かすべきか迷っている人も多いのではないでしょうか。 日本最大級の実名型グルメサービス「Retty」では、いち早く機械学習を応用したサービスづくりを行い、2200万以上のユーザーへ価値を届けています。 その導入を主導した同社CTOの樽石氏に先生となっていただき、導入から活用のポイント、生まれた成果と今の課題までをお話いただきます。 後半に質疑応答の時間も設けておりますので、広く機械学習について質問があればぜひ生放送で投稿をお待ちしています。   【教えていただくこと】 ・Retty 機械学習基盤のアーキテクチャ ・機械学習基盤を自作した理由 ・機械学習基盤を導入したことで何が変わったか ・他サービスが活用するために押さえておくべきポイント   【授業の流れ】 =========================== ・40分/樽石氏による講義 ・20分/皆様からの質疑応答 =========================== ※上記は予定です。変更の場合はこちらでお伝えいたします   【先生プロフィール】 樽石 将人 Retty株式会社 CTO RedHat / VA Linux にて OS、コンパイラ、サーバ開発、APAC ソリューションアーキテクトを経験後、Googleに入社。日米オフィスを行き来し、インフラからGoogle マップナビ、モバイル検索の開発・運用に従事。東日本大震災時にはGoogle パーソンファインダなども開発。その後楽天にて次世代プラットフォーム開発の一躍を担い、14年6月よりRettyにCTOとして参画。世界展開に向けて技術チームをリードする。