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IPA セキュリティセンター情報セキュリティ技術ラボラトリー勤務。 セキュリティベンダーで、セキュリティコンサルティング業務に携わり、2014年から現職。 現職では、サイバー攻撃に悪用されることの多い、ソフトウェアの脆弱性(ぜいじゃくせい)に関する情報収集を行い、その脅威度や攻撃の難易度など多角的に分析している。また、脆弱性の対策情報を技術者や一般の利用者向けに提供し、国民のIT環境が不用意に脅威にさらされることのないよう周知徹底に努めている。こうした業務を受け、定期レポートの執筆や講演活動を行っている。最近、気にかかっていることは、セキュリティ意識の高いウェブサイト構築者が少ないことについてである。
ランサムウェアとは、マルウェア(不正プログラム)を使ってランサム(身代金)を要求するサイバー攻撃の一種です。2017年5月12日に発生し、世界中で猛威をふるったランサムウェア(Ransomware)、WannaCryptorは記憶に新しく、世界150カ国以上、30万台を超えるコンピューターが被害を受ける過去最大級の被害となりました。 今回はのテーマは「ランサムウェアの脅威とその対策」。 WannaCryptorの被害を、残念ながら受けてしまった方も、今回は無事だったという方も含めてランサムウェアがパソコンにどのような脅威をもたらすのか、そして今後どのように対策をするべきなのかを学んでいきましょう。