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大日本印刷を経て、外資系広告代理店 J.ウォルター・トンプソン(現ワンダーマン・トンプソン)戦略プランニング局 執行役員を務める。ハーゲンダッツのブランド育成などに貢献、AME(マーケティング効果賞)ゴールドなど受賞多数。著書「インサイト」(ダイヤモンド社)で日本に初めてインサイトの考え方を体系的に紹介。 インサイトで日本企業がもっと飛躍できればという想いから、2010年インサイト社を創設。事業戦略、商品開発、ブランド戦略をはじめ、マーケティング全般のコンサルティングを行う。実績は、食品・日用品・クルマ・百貨店・ファッションEC・テック系サービスと多岐にわたる。インド・中国での戦略開発、イノベーション開発も行う。 著作に「インサイト実践トレーニング」「戦略インサイト」(ともにダイヤモンド社)など。オンライン記事の連載、講演やセミナー多数。日本広告学会会員。グロービス経営大学院MBA講師。
昨今ビジネスの場で、「インサイト」という言葉が飛び交うようになりましたが、「インサイト」を見つけ出し、それを施策などに落とし込んでいくプロセスにおいて、まだまだ「インサイト」をうまく活用しきれていないと考えている方も多いのではないでしょうか。 本コースでは、「インサイトとは?」という基本に立ち返り、インサイトの発見方法から、どのようにプロポジション(顧客提供価値)につなげていくかまで学んでいきます。 【桶谷先生からのメッセージ】 インサイトとは、いわば消費者の心のホットボタン。そのボタンを押されると、「そう、そういうものが欲しかった!」と思ってしまう、でも、押されるまでは消費者自身も気付いていない潜在的なニーズや感情です。 では、本人も気付いていない、つまり、聞いても話せないインサイトを、どのように見つけ出すのか。そして、ボタンを押すために、どのようにマーケティング活動に結びつけるのか。今や、インサイトを活用する領域は、新製品・サービス開発、ブランド戦略、コミュニケーション戦略、事業戦略、イノベーション開発にまで拡大しています。実務者から経営層まで、また業種や企業規模の大小に関係なく活用できる考え方です。 この授業では、人の深層心理を掘り下げるための手法・ツールや、インサイトからアウトプットを導き出すためのフレームワークを活用しながら、具体的な演習テーマに取り組んでいきます。 「インサイトとはこういうもので、こう活用すれば大きなアイデアや成果を生み出せるのか!」という、知的興奮を体験いただければ、最高に嬉しいです。 【学習ゴール】 インサイトは何たるかを理解し、マーケティング施策や企画立案の質を上げる。 【こんな人におすすめ】 マーケティングや企画立案に携わる実務者