10/5(Sat)
1974年生まれ。二児の父。2003年から「持続可能性」や「危機管理」をテーマに、各地の学校や企業、自治体などにワークショップなどの教育コンテンツを提供。2016年から持続可能な開発目標:SDGsをテーマに理念浸透や新規事業開発、地域活性化を目的としたプログラムを多数開発しながら、ファシリテーション講座なども開催している。進行役として年間200回以上登壇、延べ4万人以上の学生・社会人を育成してきた。プログラムは、講義など一方的な知識伝達のスタイルではなく「他者理解」と「合意形成」そして「主体形成」が育成される実践的ワークショップとして定評がある。領域:人材開発、21世紀型能力開発、SDGs、ビジョン形成、理念浸透
問いをつくる「問う力」とは、何か課題にぶつかったときに、その本質を見極めて解決策を引き出せる可能性が高まるスキルです。 なぜなら、現代社会は変化のスピードが速く、情報量も膨大で、間違った「問い」の設定をしてしまうと間違った「正解(答え)」しか導くことができませんし、そもそも昨日の正解が今日も正解である保証はありません。 地域や世代によって違う”さまざまな答え”を、多様な視点で見出し、比較検証し、アップデートし続けるためには、一人一人が問いをつくり出せるスキルを身につけることが必要です。 つまり「問い」をつくることは、ファシリテーターや教育関係者に限らず、不確実性の高いニューノーマル時代を生き抜くために必要な力と言えます。 しかし、これまでの教育は誰かのつくった「問いに答えること」=「過去の正解を覚えること」ばかりで、自分自身で「問いをつくる」ための知識やスキルを学ぶ経験は多くありませんでした。 授業やワークショップのディスカッションで「いま何を聞かれているのかわからない」という問いを提示されて戸惑った経験や、日常の対話で自分の問いに対する相手の回答が曖昧だったり、解像度が荒い言葉が続き、相手が何を求めているのか、何に困っているのかわからない・・・といった経験をされた方も多いのではないでしょうか? そこで今回は、8月9日に発売された書籍『「問う力」が最強の思考ツールである』の著者である井澤 友郭先生を講師にお招きし、これからの時代に必要となる「問う力」とは何かについて、対話や学びを深めるための問いのつくり方について教えていただきます。 この授業では、 ・なぜ私たちは「問う力」が必要なのか ・問いの機能と効果とは ・問いの修飾のポイント~思考する領域を意識した問いづくり といったことを学んでいきます。 授業の後半では実際にワークの時間をもうけ、その場で井澤先生が参加いただいた受講生のみなさんの回答にフィードバックしていきます。 この機会にぜひこれからのニューノーマル時代に必要とされる「問う力」について学び・体験してみましょう。 ■講師 井澤 友郭先生 こども国連環境会議推進協会 事務局長 1974年生まれ。二児の父。2003年から「持続可能性」や「危機管理」をテーマに、各地の学校や企業、自治体などにワークショップなどの教育コンテンツを提供。2016年から持続可能な開発目標:SDGsをテーマに理念浸透や新規事業開発、地域活性化を目的としたプログラムを多数開発しながら、ファシリテーション講座なども開催している。進行役として年間200回以上登壇、延べ4万人以上の学生・社会人を育成してきた。 プログラムは、講義など一方的な知識伝達のスタイルではなく「他者理解」と「合意形成」そして「主体形成」が育成される実践的ワークショップとして定評がある。 領域:人材開発、21世紀型能力開発、SDGs、ビジョン形成、理念浸透 ■書籍 『「問う力」が最強の思考ツールである』井澤 友郭・著/吉岡 太郎・監修(フォレスト出版)