10/10(Thu)

今日の生放送

すずき あんな

鈴木 杏奈

東北大学流体科学研究所 准教授

東北大(工・機械/環境),スタンフォード大(エネルギー資源),東大(数理)を経て,現職.学部時代から,数理・情報を活かした地熱エネルギーの持続可能なデザインについての研究を続けている.しかし,自分が良かれと思ってきた地熱開発に対して,温泉地域で反対運動がよく起こるということを知り,社会の中の科学技術のあり方を探求し始める.温泉地域に入り,地域資源に対する“気づき”を与えることを目的とした,人も自然もワクワクWaku2 as life(http://waku2life.jp/)を立ち上げ,地域住民や民間企業と共創し,異分野,異業種,異世代,異地域がごった煮となる対話の場づくりを “感性駆動”をキーワードに展開中.

鈴木 杏奈

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担当のコース

この授業では、自然エネルギーとして注目したい「地熱」について学びます。   ウクライナ危機を契機に、エネルギー問題が大きく注目されるようになりました。この夏には都市部の電力がひっ迫して、政府からの節電要請が出されたほどです。そうした中では、今後は石油や天然ガスといった化石燃料に頼らないエネルギーをどう生み出していくのかが重要になってきます。   そこで注目されているのが自然の力を利用したエネルギーです。現在、風力や太陽光、潮力など、さまざまな自然エネルギーがありますが、今回は「地熱」に注目して学んでいきます。   実は、日本は世界でも有数の火山国であり、アメリカ、インドネシアに次ぐ世界第3位の地熱資源国なのです。そして、この自然エネルギーで身近なのが「温泉」なのです。   自然エネルギーとしての「地熱」と観光地の大事な資源でもある「温泉」。今回はこの関係性についても地熱エネルギーの研究をされ、地域社会との共創にも取り組まれている東北大学の鈴木杏奈先生に教えてもらいます。   地熱について学ぶことで、温泉に入る際に自然のことをより深く楽しんでみませんか。   ▼ターゲット 環境問題やエネルギー問題に関心のある人 ※地域社会との共創に関心がある人にもオススメの授業です。 ▼学習ゴール ・日本の地熱エネルギーの可能性を知り、語れるようになる。 ・1つの課題についてさまざまな視点から見ていくことの重要性を知る。

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