10/8(Tue)
デジタルハリウッド大学大学院専任准教授/株式会社ソニー木原研究所にて、3次元コンピュータグラフィクス技術の研究開発を手掛ける。ゲーム関連、カーナビ関連の製品開発にも参加。2007年7月、さまざまな3DCG応用技術を研究開発する、株式会社ヒュージスケールリアリティを設立。現在は株式会社インテグラルヴィジョン代表取締役。書籍の執筆や講演、講師など、次世代を担う技術者の育成にも力を入れている。
昨今、テクノロジーの考え方が急激に変化しています。 ユニークなテクノロジーを独自開発して、それを武器にして戦うといった従来型のビジネス手法にとって代わり、ここ数年、急速に、様々なテクノロジーを巧妙に組み合わせて、これまでにないコンテンツ/サービス/プロダクトを作り上げるといった、アイデア中心の世界に移行しつつある今、テクノロジー競争ではなく「知の競争」の時代が始まっています。 また、一方、テクノロジーを組み込んだコンテンツ構築技術は、急速な進化と多様化により非常に便利になる反面、情報量が過多になり、高い技術力を持ったエンジニアの中にも、いわゆるテクノロジーデバイドが発生することが危惧されつつあります。 そこで、本講義では、いくつかのテクノロジーを題材に、その進化の分析および未来予想を行いつつ、近い将来に必要なコンテンツ制作やビジネス展開に必要とされる技術投入タイミング、コンテンツ開発ツール、そして理想とされる人材像に関して議論を進めていきます。 ---この授業で学べること ・テクノロジーの未来について ・ビジネスの最新動向 ・テクノロジーのビジネスへの活かし方 ・進化の裏側に隠された本質の読み解き方 テクノロジーやそれを取り巻くツールの急激な進化の裏に隠された、本質を見極めていくためのヒントを得て、皆さんのビジネス展開に貢献できれば幸いです。