「デザイン」という言葉ほど、巷に溢れているにも関わらず定義することが難しい単語は無いのではないでしょうか。期せずして、私たちはデザインという言葉を自分と関係の無いものとして捉え、そしてデザイン嫌いになっているようにさえ思います。
「私、デザイナーじゃないから、デザインとか関係ないし…」
しかし、おそらく今ほど「センス」を問われる時代は
過去無かったのではないでしょうか。何かサービスを立ち上げるとき、twitterでアイコンを設定するとき、いかなるときにも、私たちはデザインを意識し、センスが良いか気を使わなくてはなりません。
私たちはデザインは、アイデンティティそのものだと考えます。
対象物について深く考えること。その中で最適な解を
導いてくれるものではないでしょうか。
そこで、「デザインは、単なるイメージやアートではなく、視覚にアプローチする経営戦略」であると主張されているウジトモコさんに、戦略として使えるデザインについて聞いてみたいと考えました。
Twitterのアイコンですら、その人の印象を決定づけます。
当然、企業でサービスを提案する者であれば言わずもがな。デザイナーでなくとも、デザインセンスを問われる時代。デザインという深淵を経営戦略というアプローチで切り取ります。