昨年30周年を迎えたピースボート。
たった4名の大学生が言い出して始まった国際交流の船旅は、今では100名以上の専従職員と、全国各地のボランティアスタッフが関わる組織にまで成長しました。
1年に世界一周を3回行い、毎回約1,000人の参加者と共に20数カ国を訪れる。
そんな、世界中どこを探しても類を見ない無謀とも言えるピースボートの取り組みは、常に現場から生まれたアイデアを取り入れていくことで続いています。
スタッフの一人、石丸健作は1995年の阪神淡路大震災でピースボートの災害ボランティア活動に参加したことがきっかけとなり現職に就き、その後15年余り広報活動の先頭に立ち、団体の成長を牽引してきました。多様なバックグラウンドを持った人々が集まる場で、「人が活きる、面白味を感じる」ような組織運営は、どうすれば可能になるのでしょうか。
”社会に対していいことをしたい”という想いだけでは続かない。けれども、想いがなければやっていけない。
長年NGOで働くスタッフが、リアルな声をお届けします。
【この授業で学べること】
- 人が活きる組織運営について
- NGOという仕事について
- やりたいことを形にする方法
- 0円で地球一周に行く方法
【ピースボートとは】
国際NGOピースビート。設立から31年間、のべ5万人を超える参加者と共に世界200以上の港を巡り、船旅をコーディネートしてきました。あらゆる企業、政治団体からの支援を受けず、独立した運営方法をとるピースボートの中心スタッフは、ほとんどが20~30代で構成されています。