4/19(Fri)
カリキュラム
9授業/3コース
6時間
目標:3週間
134人が受講中!
ITスタートアップが、1ケタメンバーの採用を考える際に、何を重視すべきか。
ここでわたしが伝えたいことは、「このタイミングから、企業風土や組織について作っていくべきである」ということです。
「社風や企業文化は後から作ればいい」という考えもあるかもしれませんが、そもそも風土や文化が創業期に醸成されていないと、事業としてできないことや優秀な人材を採用することができないことが出てきます。
あなたが立ち上げた会社が掲げる「その会社で実現したいこと」とは何か。そのために何が必要か。その軸を持ってして、企業風土や組織を作っていく。
この授業では、スタートアップをして、1億円以上の資金調達を目指す際に知っておきたい「Webサービスのローンチ前後に発生する問題とその対策」についてを、ピクスタの事例や法律の専門家集団AZXによる解説を通して学べます。
■このような例を取り上げます
・ローンチから1カ月までの間を目安に、具体的にどんな問題が発生するのか
・スタートアップが他人の著作権を侵害しないようにサービスを提供するためにはどのような点に注意すべきなのか
・商標および特許についての基本的事項と、無防備でいる場合のリスク、ビジネスモデル特許に関する正しい考え方
■この授業で伝えたいこと ~「利用規約をつくることはサービスをつくること」~ (http://jp.techcrunch.com/2013/03/19/how-to-write-terms-of-use/ より)
新しくサービスをローンチしようとするとき、どうしてもサービスの開発の方に気持ちがいってしまい、「利用規約」は後回しになってしまいがちです。
しかしながら、facebookやInstagramなどで利用規約の改定を行おうとする際にユーザーから猛反発を受け、内容変更を余儀なくされるニュースが相次いでおり、利用規約に対するユーザーの関心が高まっている昨今、これをサービス運営者側も無視できない状況になっています。
また、そもそも作ったサービスが適法でなければ、せっかくローンチしても、すぐに閉鎖しなければならない羽目に陥りかねません。
また、「利用規約」の作成に早めにとりかかることで、競合との差別化を明確に打ち出すことができたり、特にクレームが起こりやすいことがみえてきて、これを利用規約のみならず、ユーザー登録画面にも明確に書いておくことで高い信頼を得ることができる場合もあります。
そこで、今回は、WEBサービスに関する「利用規約について」2回の授業で構成します。
前半の授業(5/20)では、ウェブサービスを運営するにあたり押さえておくべき法律の概略を説明するとともに、利用規約やプライバシーポリシー、特定商取引法に基づく表示の具体的な作成ポイントについてお伝えします。
そして後半の授業(5/27)では、ウェブサービスの適法性についてのチェックポイントを、最近のトレンドとなっているサービスを例に出しながら、お伝えしていきます。