たおした てつ

田尾下 哲

演出家

兵庫生まれ。東京大学工学部建築学科卒業。同大学院学際情報学府修士課程修了、同博士課程単位取得満期退学。平成21年度五島記念文化賞オペラ新人賞受賞。 オペラ演出をミヒャエル・ハンペに学び、新国立劇場オペラ・チーフ演出スタッフとして約70のプロダクションに参加し、日生劇場、二期会等でも演出を担当。2009年、チューリヒ歌劇場「カヴァレリア・ルスティカーナ/道化師」で共同演出家・振付を担当し、欧州デビュー。 2012年は、ホリプロ「ボニー&クライド」、東宝「ソングス・フォー・ア・ニュー・ワールド」、二期会「カヴァレリア/道化師」、一柳慧新作オペラ「ハーメルンの笛吹き男」、フジTV「プロミセス・プロミセス」等を演出。他に、野田秀樹のプロダクションに参加するなどジャンルを超えた活動を続けており、劇作家としての活動も控えている。 あいちトリエンナーレ2013プロデュースオペラ「蝶々夫人」演出家。 Photo:平岩亨

田尾下 哲

登壇している授業のカテゴリ

担当のコース

オペラといえば、劇場で上演されるのが普通ですが、今年も8月から開催される「あいちトリエンナーレ」では、世界中にあるトリエンナーレで唯一、2010年に開催された第1回目からオペラを上演しています。今年の演目はプッチーニ作曲の『蝶々夫人』。私は「演出」という立場から本作品に参加しています。 国際芸術祭における目玉の一つとしてオペラが上演されることは、そのカヴァーする分野を考えても望まれるところですが、実際にそれを実行していることがあいちトリエンナーレだけであることからも、その意義はとても大きいと思います。今回は芸術監督の五十嵐太郎さんのもと、建築学科出身である私が参加させて頂いていますが、私は普段から舞台空間とドラマ、そしてオペラの場合は音楽の結びつきをテーマに考えています。 オペラというと、巨大な空間に豪華な装置、衣裳、そして大柄な歌手に大げさな身振り…そんなイメージを浮かべる方も多いと思いますが、私は音楽の視覚化を、舞台空間、歌手の身体で目指したいと思っています。つまり、空間も歌手も、アクティブに動くことを求めます。今回あいちトリエンナーレ2013プロデュースオペラである『蝶々夫人』はプッチーニというイタリアの作曲家によって作曲された19世紀末の日本、長崎が舞台の作品です。今回の舞台装置の現時点でのアイデアや空間の使い方などをシミュレーションしながら、お話しします。 今回のschooの授業では、オペラの楽しみ方を音楽からではなく、演出をテーマとして、どういう所に注目して見るとオペラが一層楽しく見ることが出来るかと思い、お話しさせていただきます。

担当の授業一覧 全1授業

演出を知ると、オペラは100倍楽しくなる

第1回 演出を知ると、オペラは100倍楽しくなる(60分)

2013年5月14日放送

オペラといえば、劇場で上演されるのが普通ですが、今年も8月から開催される「あいちトリエンナーレ」では、世界中にあるトリエンナーレで唯一、2010年に開催された第1回目からオペラを上演しています。今年の演目はプッチーニ作曲の『蝶々夫人』。私は「演出」という立場から本作品に参加しています。 国際芸術祭における目玉の一つとしてオペラが上演されることは、そのカヴァーする分野を考えても望まれるところですが、実際にそれを実行していることがあいちトリエンナーレだけであることからも、その意義はとても大きいと思います。今回は芸術監督の五十嵐太郎さんのもと、建築学科出身である私が参加させて頂いていますが、私は普段から舞台空間とドラマ、そしてオペラの場合は音楽の結びつきをテーマに考えています。 オペラというと、巨大な空間に豪華な装置、衣裳、そして大柄な歌手に大げさな身振り…そんなイメージを浮かべる方も多いと思いますが、私は音楽の視覚化を、舞台空間、歌手の身体で目指したいと思っています。つまり、空間も歌手も、アクティブに動くことを求めます。今回あいちトリエンナーレ2013プロデュースオペラである『蝶々夫人』はプッチーニというイタリアの作曲家によって作曲された19世紀末の日本、長崎が舞台の作品です。今回の舞台装置の現時点でのアイデアや空間の使い方などをシミュレーションしながら、お話しします。 今回のschooの授業では、オペラの楽しみ方を音楽からではなく、演出をテーマとして、どういう所に注目して見るとオペラが一層楽しく見ることが出来るかと思い、お話しさせていただきます。

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