10/12(Sat)
1973年山形県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了(Ph.D.)。 素粒子物理学、認知科学の分野を経て株式会社コンセントを設立。 情報アーキテクチャ設計を専門分野としながら、サービスデザイン、ユーザー体験デザインを実践。 著書に『IA100 ユーザーエクスペリエンスデザインのための情報アーキテクチャ設計(BNN新社)』。監訳書に『THIS IS SERVICE DESIGN THINKING. Basics - Tools - Cases (BNN新社)』など。 武蔵野美術大学、多摩美術大学非常勤講師。人間中心設計推進機構理事。 Service Design Network Japan Chapter代表。
この授業では、2013年9月10、11日に米国・アトランタで開催された、UX戦略(ユーザーエクスペリエンス戦略)についての初めてのカンファレンス「The UX Strategy Conference(通称:UX STRAT 2013)」について取り上げます。 日本において、UXに関する議論や、組織内への浸透そして実践は、世界と比較するとまだまだ成熟しているとは言えません。 UX戦略は、単にユーザーの満足度を上げるためだけの考え方ではなく、企業戦略と融合し、サービスや製品の提供価値を上げていくところにまで踏み込んだものです。 「いま世界の最先端では、UXについて何が議論されているか」ということについての状況把握と、それを受けて、私達の視点で、どのように仕事に活かしていけば良いかということについてお話しできればと思います。 サービス戦略を考える方はもちろんのこと、マーケッター、商品・サービス開発部門の方にも受講頂ければと考えております。 世界最先端のUX戦略に関する話題を日本語で90分に凝縮してお届けいたします。